賞味期限が切れていたら食べてはいけない『食材』5選 使い切るべき期間の目安とは?

本記事では賞味期限が切れていたら食べてはいけない食材や使い切るべき期間の目安をまとめました。食材には「賞味期限」と「消費期限」のどちらかが記載されています。賞味期限が切れていたらどのようなリスクが生じるのでしょうか。

『賞味期限』は消費期限ではなく「おいしく食べられる期限」

食品には、パッケージや包装などに賞味期限、または消費期限が記載されているものが多くあります。

よく「賞味期限内に食べないと」と言う人がいますが、賞味期限は「この期限までに絶対に食べなければいけない」という意味を持つ消費期限とは異なります。

賞味期限とは、食品のおいしさを維持できる期限であり、一般的には賞味期限を数日超えても安全上、問題なく食べられるものばかりです。

使い切るべき目安は賞味期限切れから1週間〜1ヶ月

しかし、賞味期限を過ぎてしまった食材は、当然ながら時間が経過するにつれて劣化していきます。賞味期限が記載されている食材は、どのくらいを目安に食べ切るべきなのか疑問に思う方も多いでしょう。

これは食材によって大きく異なりますし、保存環境によっても劣化の速度が変わります。そのため、一概には言えませんが、多くの食材は賞味期限切れから1週間〜長くて1ヶ月以内には食べ切るべきです。

また、賞味期限を過ぎた食材を食べる場合は、念のため、異臭や見た目に異変が生じていないかをチェックしてから使いましょう。

賞味期限が切れていたら食べてはいけない『食材』5選

賞味期限が記載されている食べ物の中にも「賞味期限が切れたら注意すべき」と言われる食材は存在します。ここでは賞味期限が切れていたら食べてはいけない食材の一例をみていきましょう。

1.生卵

卵には殻の部分やパッケージに賞味期限が記載されています。日本産の卵は生のまま食べることができますが、実は卵に記載されている賞味期限は、おいしく食べられる期限以外にも「卵を生のまま食べられる期限」という意味を持つことをご存知でしょうか。

したがって、賞味期限を過ぎた卵を生のまま食べることはできません。必ず火を通して調理をしてから食べるようにしてください。

2.加工肉

加工されたお肉は、生肉に比べて保存できる期間が長いため、パッケージにも賞味期限が記載されています。しかし、加工されているとはいえやはりお肉です。賞味期限を過ぎてしまった場合は、注意して食べるかどうか判断しましょう。

もしもパッケージを開けた加工肉にカビが生えていたり、変色していたり、ニオイに違和感を覚えたりした場合は、かなり劣化が進んでいる状態なので処分してください。

3.カット野菜

カット野菜は通常の野菜よりも日持ちしません。そのため、多くの場合はパッケージや包装に消費期限が記載されていますが、中には賞味期限が記載されている商品もあります。

賞味期限が記載されているカット野菜でも、普通の野菜よりも鮮度が落ちている状態です。念のため、賞味期限を過ぎたカット野菜は食べずに捨てるか、異常が生じていないか中身を注意深く確認してから自己責任で使ってください。

4.パン

市販されているパンには保存料が含まれていることが多いですが、パンはもともと日持ちしにくい食品です。そのため、賞味期限が記載されている場合でも、期限を過ぎたパンは腐っている可能性があります。

パッケージに入っているパンの場合、長期間保管されていると、中が蒸れてカビが生えたり雑菌が繁殖している恐れがあります。

また、パン屋などで販売されているパンは、基本的に保存料が使われていないため、購入した当日、あるいは翌日には必ず食べ切るようにしてください。

5.焼き菓子

焼き菓子も日持ちしないお菓子として有名です。特にしっとりとした食感の焼き菓子は腐りやすい傾向にあるため、賞味期限を過ぎたものは食べずに処分すべきでしょう。

最近では、市販の焼き菓子に保存料が使われているものも増えてきました。しかし、賞味期限を過ぎた焼き菓子は徐々に品質が落ちていき、腐っている可能性もあるので注意してください。

賞味期限切れの食材は状態を確認してから食べよう

今回は賞味期限が切れたら食べるべきではない食材を厳選して5つご紹介しました。そのほかの食材も賞味期限が過ぎてしまったら、食べる前に見た目やニオイ、状態を必ずチェックして、生のままでは食べないように気をつけましょう。

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