ズッキーニはどれくらい日持ちする?保存方法で異なる保存期間と、傷んでいるサイン

スライスされたズッキーニと1本のズッキーニ

ズッキーニは、夏を代表する野菜の一種です。旬野菜ですが、水分が多いので劣化しやすい点には注意しなければなりません。ズッキーニの保存場所別の賞味期限の目安と、食べてはいけない劣化サインについてまとめました。どのような状態になっているものは食べるべきではないのでしょうか。正しい保存方法も、紹介しています。

ズッキーニはどれくらい日持ちする?保存方法別の保存期間

カッティングボードの上の2本のズッキーニとスライスズッキーニ

ズッキーニは、夏に旬を迎える野菜の一種です。大きなきゅうりに見えますが、実はかぼちゃの仲間になります。水分が多いので、あまり長く日持ちしないのも、特徴の一種といえます。

  • 常温・冷蔵保存…1週間前後
  • 冷凍保存…3週間~1か月ほど
  • 切って冷蔵保存…4~5日前後

夏野菜ではあるものの、直射日光が当たっていたり高温多湿の場所に放置していると、劣化が早まるかもしれません。

ズッキーニが傷んでいるサイン

ズッキーニが傷んでいると、以下のような変化が見られます。

1.水分が抜けてスカスカになっている

実の水分が抜けてスカスカになっている場合は、まだ腐りきっていない可能性もあります。しかし、本来水分がしっかり含まれていて、しっとりとしている状態のズッキーニがスカスカになっているということは、食感などが損なわれているかもしれません。皮にしわが寄っているときも、水分が抜けている兆候です。

2.実が変色している

ズッキーニを切ったときに、実の部分が茶色になっているなどの通常の状態とは異なる色になっているとなると、劣化している可能性が高くなります。食べるのは危険なので、目で見てわかる変化がある場合は破棄してください。

3.腐敗臭がする

ズッキーニから以下のような臭いがしたら、捨てる基準になります。

  • 鼻を突くような刺激臭
  • 酸味が強い臭い
  • 生ゴミのような臭いなど

鼻を覆いたくなるような異臭は、腐敗しているサインです。外見に変化がなく、触れたときにぬめりなどが出ていなかったとしても、食べるのは危険!

4.表面にぬめりが発生する

表面にぬめりが発生している場合、ぬめりを洗い流してきれいに拭いても劣化を除去できたわけではありません。ぬめりが発生しているズッキーニを加熱処理しても、やはり腐敗したものは蘇らないので、潔く破棄しましょう。

5.カビが生えている

カビが生えているズッキーニは、カビの部分以外がしっかりしていて異常がないように見えても、カビの根が実の深部まで侵入している恐れがあります。そのため、カビが生えているズッキーニは食べないようにしましょう。

ズッキーニの正しい保存方法

野菜ストッカー袋からあふれている複数のズッキーニ

ズッキーニの正しい保存方法は、以下の通りです。

  • 常温保存…キッチンペーパーなどでくるんで水分を保持し、冷暗所で保管
  • 冷蔵保存…キッチンペーパーなどでくるんで保存袋に入れて密閉し、野菜室で保管
  • 冷凍保存…水分をふき取って密閉袋に入れて袋の空気を抜き、できるだけ早く冷凍

正しい保存方法を守ることで、劣化しづらくなります。水分が付着していると、どうしても腐敗しやすくなるので、保存の際はしっかりと表面の水気を拭き取ってください。

まとめ

ズッキーニは、水分が多いので腐りやすい野菜です。手元に来たら、できるだけ早く消化しましょう。残った場合、すぐに使い切れないのであれば、冷凍保存するのがおすすめです。

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