買うと後悔する可能性がある『中古車』の特徴5選 長く乗るために見極めるべきポイントとは

中古車は安く購入できますが、その分、注意点も多くあります。本記事では、買うと後悔する可能性がある中古車の特徴や、購入する際に見極めるべきポイントをまとめました。今後、中古車購入を検討している方は参考にしてください。

中古車は安く購入できるが車両の状態を見極める必要も

中古車を購入するメリットは、新車に比べて大幅に安い価格で購入できることや、年式の古い車種から新しい車種まで幅広い車種を探すことができる点です。

しかし、安く購入できる中古車はメリットが大きい反面、中古であるが故に懸念点があることも事実です。中古車の購入を検討している方は、これから愛車となる車を長く使い続けるためにも、購入前にきちんと注意点を確認し、良質な車両を見極めましょう。

買うと後悔する可能性がある『中古車』の特徴5選

どのような中古車を購入してしまうと後悔しやすいのでしょうか。ここでは買うと後悔する可能性がある中古車の特徴をまとめました。

1.過去に修復歴がある

中古車を検討している際は、該当車両の過去の修復歴を確認することが可能です。修復歴がある車は、運転中の安全性に懸念点が生じたり、あるいは購入してから早々に故障してしまい、修理費が発生するリスクがあります。

特に、車体が左右対称でなくズレが生じていたり、修理痕が残っていたり、トランク下の歪みや変形の有無、フレーム部分の修復歴などがある場合は要注意です。

2.水没した履歴がある

過去にタイヤの上まで水没した記録のある車は、冠水車と呼ばれて注意が必要な車とされています。

冠水履歴のある車は、一般的に価格が非常に安く設定されているものが多いです。しかし、購入してから高額な修理費が必要になるケースも多く、結果として長く乗り続けることができなかったり、最終的に他の中古車よりも費用がかかってしまう可能性も否めません。

車内にムシッとした嫌な湿気を感じたり、電気系統に操作不良が認められたり、内部に錆びている箇所があったりと違和感覚えたら、購入は諦めて別の中古車を探しましょう。

3.塩害や雪害を受けた記録がある

海岸沿いで塩害を受けた記録のある車や、雪が降り積もる地域で雪害を受けた記録のある車は、車体や内部が腐食していたり、部品が劣化している可能性が高いので、あまりおすすめできません。

塩害や雪害を受けた記録のある車を購入したい場合は、過去の詳細な記録を確認するだけでなく、保管状況の確認やメンテナンスの内容、さらに専門家の詳細な点検を依頼するなど慎重に見極める必要があります。

4.年式と走行距離のバランスが悪い

車の年式と走行距離は、中古車選びをする上でとても重要です。しかし、以下のように走行距離に問題があったり、年式と走行距離のバランスが悪い車は検討し直してください。

  • 年式が古い割に走行距離が短い
  • 走行距離が10万キロを超えている

年式が古い割に走行距離が短い場合、なんらかの理由であまり長い期間、走行できなかった可能性があります。なぜ走行距離がこんなにも短いのか、改めて確認してみましょう。

また、走行距離が10万キロを超えている車は、内部の部品などに劣化がみられる傾向が強いです。今後、高額な修理費用が発生したり、早々に乗れなくなる恐れもあるので気をつけましょう。

5.試乗の際に乗り心地が運転操作に違和感を覚えた

試乗の際に、乗り心地の悪さを覚えた車は、現在のあなたにとって運転操作しにくい、あるいは1つ前の車と乗り心地が操作方法に違う点が多いため、違和感を覚えている可能性があります。したがって、無理に乗り心地の悪い車を選ぶことは避けたほうが無難でしょう。

また、試乗の際にエンジンの動作や運転操作のスムーズ性、異臭や異音など、機械面で不安を覚えた場合も注意が必要です。購入後、修理費用が発生する問題点が浮上する恐れもあるので、あらかじめ不安点を店舗側に尋ねてみましょう。

中古車を長く乗るために見極めるべきポイント

中古車を購入する際は、長く安心して乗り続けられる車を選びたいですよね。良質な中古車を見極めるポイントは、以下の通りです。

  • 年式と走行距離のバランスが良いか
  • 走行距離が長すぎないか
  • きちんと定期的にメンテナンスされているか
  • 過去の整備記録を確認する
  • 車検の有無や次回車検の時期を確認する
  • 必ず試乗させてもらい、違和感がないか確認する

年式や走行距離、過去の整備記録は必ず隅々までチェックしましょう。少しでも気になる点があれば、速やかに担当の販売員の方に尋ねてみてください。

また、車検の時期が近づいている場合は、購入後、すぐに車検費用が発生します。この点も踏まえて中古車を検討しましょう。

中古車は詳細まで確認して購入すべきか見極めよう

いかがでしたか。中古車は、他の人が運転していた過去を持つため、どのようにメンテナンスされ、どのような整備記録が残っているのか確認することが重要です。詳細まで確認した上で、安全性に問題がないか見極めて購入を検討しましょう。

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