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自分の愛車に乗せた同乗者の行動にモヤッ…
車を所有している人の中には、家族だけでなく友人や家族の知人などを乗せる機会がある人もいるでしょう。
同乗者の多くは「乗せてもらっている」「運転してもらっている」という感謝の気持ちや配慮がある一方で、中には他人の車に乗せてもらっていることを忘れているのか、配慮に欠けた行動をとる人もいます。
運転手にとって、こうしたモラルのない行動や配慮に欠けた行動をとる同乗者は「もう二度と車に乗せたくない」と思うのも当然です。どのような行動が運転手を不快にしてしまうのか、改めて乗せてもらった時の自分の行動を見直しましょう。
「もう車に乗せたくない」と思う同乗者の行動5選
運転手に「もう車に乗せたくない」と思われてしまう同乗者の行動には、どのような行為が該当するのでしょうか。
1.車内で配慮なく飲食する
飲食すれば、多少なりとも食べかすや飲み物の水滴などが服やシートにこぼれ落ちてしまいます。また、食べ物によってはニオイがきついものもあるでしょう。
このように車内で運転手に配慮なく飲食する行為は、車内を汚す行為でもあるので「遠慮がないな」「もう乗せたくないな」と思われてしまいます。どうしても喉が渇いた時などは、飲み物を飲んでもらいいか尋ねてから口にしましょう。
2.ずっと寝ている
眠気にも耐えながら優しさで車を運転している人を尻目に、助手席や後部座席でぐっすり寝ている人を見ると「自分は頑張って運転しているのに……」ともやっとした気持ちになる人は多いです。
特に助手席は運転手をサポートする位置でもあります。助手席でずっと寝ている人に対して、不満を抱く運転手は少なくありません。道順やナビのサポートなどしっかり役割をこなしましょう。
3.運転手の気を散らすような騒々しい行動
運転手は安全運転を第一に、前方や周囲に気を配りながら運転に集中しています。
同乗者を安全に目的地まで送り届けようと頑張って運転している人の周りで、運転手の気を散らすような騒々しい行動をすると「もう乗せたくない」「運転に支障が出そうで怖い」と運転手を困らせてしまうでしょう。
大声で騒いだり貧乏ゆすりをしたり、ときに運転手の注意を他に逸らすような言動は、安全運転のためにもやめてください。
4.運転に文句をつけてくる
運転手は安全運転を心がけて運転しています。特に同乗者を目的地まで安全に送り届けるという使命がある場合は、いつもより慎重に運転している人も多いでしょう。
そんな運転手に「もっと速く走って」「今のところ、スピード出せば行けたでしょ」などと文句をつける行為はやめてください。「運転しにくい」「運転しないのに文句ばかりでイライラする」など、運転手のストレスになります。
危険運転をする運転手には注意する必要がありますが、安全運転を遵守している運転手には、文句を言ったり過剰な指示を出したりすることは避けましょう。
5.車内を散らかす
乗せてもらっている車は、あくまで運転している人の所有物です。他人の家にお邪魔して部屋を散らかしっぱなしで帰る行為は非常識だと捉えられるように、密室空間である車内を散らかしたり汚したりする行為も非常識だと思われます。
車内で出したゴミを放置して帰ったり、泥で汚れた靴のまま車に乗ったり、雨でびしょ濡れのまま乗り込み車内を濡らしてしまうといった行為は極力控え、自分ができる範囲で配慮しましょう。
他人の車に乗せてもらうときに心がけるべきこと
他人の車に乗せてもらうときは、以下のマナーを心がけましょう。
- 車内を汚さないように気をつける
- ニオイの強いものは持ち込まない(使わない)
- 水分補給は運転手に許可をもらってから口にする
- なるべく寝ないように気をつける
- 運転手に迷惑がかからない範囲で話を振る
- 運転手に急かすような指示を出さない(「今のはいけたよ」「もっと速く」など)
- 車内のものを勝手に触ったり使ったりしない
- 渋滞などに巻き込まれても文句を言わずに労いの言葉をかける
最低限、上記のマナーは守ってください。また、乗せてもらう際は「お願いします」、乗せてもらった後は「ありがとうございました」など、最低限の挨拶も忘れてはいけません。
車に乗せてもらうときは運転手への感謝と配慮を忘れずに
車に乗せてもらう側は、運転してくれる人への感謝の気持ちや配慮を忘れてはいけません。長距離を運転してもらう場合は、ガソリン代を負担したり、有料道路代を負担するなど、金銭面でも配慮しましょう。