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車内にモワッと立ち込める嫌なニオイ…原因は?
車のドアを開けたらムワッと中から嫌なニオイが臭ってきた経験はありませんか。ニオイの原因となるものは見当たらないのに、なぜ?と不思議に思いますよね。
しかし、車の中から立ち込めた嫌なニオイの原因は必ずあるはずです。その原因の元を把握し、それぞれの原因に適した対処方法で徹底消臭しましょう。
車内が臭くなってしまう原因5選
車内が臭くなってしまったとき、どのような原因が考えられるのでしょうか。
1.食べこぼしや飲みこぼしの残り
車内で食べ物や飲み物を口にした時、うっかり食べこぼしや飲みこぼしたりすることはありませんか。気付かぬうちに食べ物の粕を食べこぼしていたり、水滴が垂れてしまっている人もいるでしょう。
こうした食べこぼしや飲みこぼしは、少量であっても車内の悪臭の原因になります。車内清掃していない場合は、ちょっとの食べこぼしや飲みこぼしの僅かなニオイが充満し、徐々に不快なニオイへ変化していくことも。
2.シートに汗や皮脂が染み付いている
人が座れば、多少なりともその場所に体臭が残ります。例えば、肌から滲み出る汗や皮脂は、気付かぬ間にシートなどに染み付いているものです。
このように体臭の原因がシートに染み付くことで、体臭はもちろん、汗や皮脂から発生した雑菌によって嫌なニオイが発生する原因になります。
3.エアコンのカビや汚れ
夏場や冬場にエアコンをつけた途端、嫌なニオイが車内に充満したという経験はありませんか。これはエアコンの内部にカビや汚れが蓄積されていることが原因です。
エアコンの熱交換器やフィルターに汚れやカビが詰まっていると、エアコンの風が車内に送り出される際、一緒に嫌なニオイも排出されます。すると、車内が嫌なニオイで充満してしまい、耐え難いほどの悪臭を感じながら走行しなければなりません。
4.フロアマットに細菌が繁殖している
フロアマットには、食べこぼしや飲みこぼし、汗や皮脂、靴についていた汚れなど、さまざまな汚れが蓄積しやすいです。定期的に掃除しなければ、それらの汚れから発生する本来の悪臭や、汚れから発生した雑菌のニオイが集まり、嫌なニオイの原因になるでしょう。
また、ペットを車内に乗せる場合は、ペットがフロアマットの上を歩いたり、フロアマットにペットのニオイ(毛のニオイや排泄物のニオイなど)が染み付いてしまうこともあります。
ペットのニオイやタバコのニオイもフロアマットやシートに染み込みやすいので気をつけてください。
5.使用した芳香剤のニオイが染み付いている
車内で芳香剤を使っている場合、芳香剤のニオイが車内に染み付いていることが多いです。すると、芳香剤が使い終わった後もニオイが残り、次の芳香剤のニオイと混ざって違和感のあるニオイに変わってしまうこともあるでしょう。
なるべく同じ香りの芳香剤を使うことで違和感を払拭することができますが、どうしても別の香りに変えたいという場合は、一度、徹底的に車内を消臭してから買い替えることをおすすめします。
車内の嫌なニオイを根こそぎ消す対処方法
車内の嫌なニオイが気になる方は、以下の対処方法を実践してニオイの根本から徹底的に消臭しましょう。
- 車内全体に掃除機をかける
- 掃除機で取り切れない汚れは粘着クリーナーで除去する
- 洗浄液やウェットシートを使って拭き掃除する
- 重曹水でシートを拭き掃除する
- スチームタイプの消臭剤を使う
- 晴れた日に車の窓を全開にして換気する
- エアコンを掃除する
- 車内クリーニングを検討する
まずは車内を掃除し、ニオイの原因を完全に取り切ることが最優先です。その上で、まだニオイが気になる場合は、消臭剤や換気、エアコンの掃除などを行いましょう。
ニオイが強く染み込んでいる場合は、プロに車内クリーニングを依頼することも検討してください。
車内のニオイには原因にあった対処方法で消臭を
いかがでしたか。車内のニオイは、さまざまな原因によって発生します。それぞれ心当たりのある原因に適した対処法を実践し、嫌なニオイを徹底消臭しましょう。