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不用品回収業者でも回収できないものがある
不用品回収業者といえば、なんでも回収してくれる便利屋さんという印象を持っている人が多いのではないでしょうか。さまざまな不用品を引き取ってくれる反面、回収できないものも存在します。これを回収してもらおうと思っているものが、もしかすると対象外かも…!
不用品回収業者が『回収できないもの』4選
不用品回収業者が回収できないものは、以下の通りです。
1.一般的な家庭ごみ
一般的な家庭で出るごみの中でも、腐敗するものは回収できないことが大半です。
- 食材の生ごみ
- 食材が入っている瓶詰や容器
- 調味料類
- 使用済みおむつや生理用品といった汚物全般
ニオイが出るものや腐るものは、基本的に一般家庭の可燃ごみとして処理できます。溜め込むと家の中が不衛生な状態になり、特に夏場はすぐにニオイが出るので、できるだけこまめに処理しましょう。
2.医療破棄物
一般家庭でも、場合によっては医療破棄物が出ることがあります。
- 注射器
- 注射針
- カテーテルなど
可燃ごみはもちろん、不燃ごみとして処理することもできません。自治体での回収対象外になっているもので、不用品回収業者でも回収は不可です。医療破棄物は感染症リスクがあるものなので、専門業者に処分してもらうのが一般的といえます。
3.死骸や生き物
動物の死骸や飼いきれなくなったペットも、不用品回収業者の回収対象外となります。ペットが亡くなった場合は、ペット葬祭などに連絡して対処しましょう。飼いきれなくなったペットは、保健所や保護施設に相談してみてください。
4.危険物質
危険物とは、以下のようなものを指します。
- ガソリン
- 灯油
- 有毒ガスが出るもの
- 火薬など
いきなり火が出るものや有毒物質を発生させるものは、不用品回収業者でも回収できない可能性があります。回収してもらいたいものがある場合、回収可能かを最初に問い合わせてみましょう。
実は回収してくれるものとは
実は不用品回収業者が回収してくれるものは、以下のものがあります。
- リサイクルできる家電
- DIY用品…コンクリートブロック・土など
家電リサイクル法で処分できる家電が対象で、自治体の粗大ごみとして処分できない、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの回収をしてくれる業者が多いです。あくまでも利用者の代理で処分を行うという形式なので、リサイクル料金などはしっかりと発生します。
上記のものは一人もしくは家族と協力しても、持ち運ぶのは容易ではない家電製品です。買い替えのタイミングであれば家電量販店で回収してくれることもありますが、そうでないとなると処分に困りがち。そういったときは、不用品回収業者を有効に利用しましょう。
まとめ
不用品回収業者は、なんでも回収してくれるわけではありません。回収不可のものを把握しておかねば、依頼しても回収対象外となり手元にごみが残る可能性があります。どのように処分すべきかごみの種類を見極めて、うまく不用品回収業者を利用しましょう。