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いつもせかせか…どうして相手を待てないの?
常にせわしなく動いている人は、相手のことを待つのが煮れば面を持ています。まだまだ時間があるにもかかわらず、常にせかせか動いて人を待てないとなると、周囲の人が迷惑してしまうかもしれません。相手を待てない人に共通する心理とは、どのようなものがあるのかをまとめました。
『相手を待てない人』に共通する心理
相手を待てない人の心理とは、以下のものがあります。
1.不安を抱えている
なにかしらに不安を抱えやすい人は、不安解消のため人を待てずに行動しがちです。
- 道路が混んでいるかもしれない
- 公共交通機関が、思いがけない事故で遅延するかもしれない
- 途中で忘れ物を思い出すかもしれない
- 遅刻することで相手相手が不快な思いをし、関係に亀裂が入るかもしれないなど
不安を抱えやすい人は、約束などをした場合、それをなにがなんでも守るため家族などを巻き込んで行動しやすいです。まだまだ時間に余裕があるにもかかわらず、常に「遅れたらどうしよう」「相手から嫌われてしまう」といった思考に囚われやすく、待てずに行動してしまいやすいです。
2.自分の計画通りに動きたい
特に自分が主体となって物事を遂行するとき、自分の思い通りに相手が動かないと気が済まない人は、人を待ちません。
- 自分のタイミングで動き、待たせる相手が悪いと思っている
- 先回りして準備をし、ほかの人を無意識に急かす
- 自分の計画は完ぺきなので、ほかの人が合わせるべき
無意識のうちに自己中な態度を取っていたり、合わせない相手が悪いと責任転嫁していることもあるでしょう。こういった思考でイライラを募らせて相手に八つ当たりしてしまうとなると、振り回されている相手も不満が募ります。
3.自分にも他人にも厳しい
自分にも他人にも厳しい人は、時間にも厳しいく、それに合わせて行動できない人にきつく当たることがあります。
- 時間きっちりに動かねばならないという気持ちが強い
- 時間が守れないと計画がいびつになり、計画を立てる意味がなくなると思っている
- 自分のミスも相手のミスも許せないなど
自他ともに厳しいとなると、一緒に行動する人はかなり気を使います。それだけでなく、苦痛だと感じやすい面もあるので注意しましょう。
人が待てない人に待ってもらう方法
待てない人に待ってもらうためには、事前に待ってほしいことを伝える必要があります。
- 急かされるとどのような気持ちになるか、ミスが増えやすくなるかを伝える
- 事前に「これはやめてね」と、急かされて困る行動はしないようお願いする
- 混ぜ急かすのか事情を聞いてみる
待てない人には、待てない事情があることが大半です。やみくもに急かしている場合、どうして急かされるのか聞かれたら、急かすような行動を取っていたのかとハッとすることもあるでしょう。まずは、急かす行動を辞めてもらうよう、事前に一言声をかけたり、話し合いをするのが良いです。
まとめ
人が待てないのには、なにかしらの事情があることが大半です。どうして急かしてしまうのか事情を聞き、相手の事情や自分の思いなどを話し合って、解決の糸口を見つけ出しましょう。