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車を買い替えたい…新車と中古車、どちらを買うべき?
車の平均的な買い替え年数は10年前後と言われています。この時期になると、車に不具合が見られたり、ライフスタイルに大きな変化が訪れていたり、購入から12年になると自動車税が上がることを懸念して買い替えを検討する人も現れるでしょう。
車の買い替えを検討している中で「新車を購入すべきか。それとも中古車を購入すべきか」と悩む人も多くいます。それぞれにメリットとデメリットがあるので、正しい知識を把握した上で、新車か中古車か自分の現状にあった選択をしましょう。
新車と中古車 それぞれのメリット・デメリットを紹介
車を新しく購入する際、新車と中古車ではどちらを買うべきなのでしょうか。それぞれにメリットとデメリットがあるので見極めましょう。
『新車』を購入するメリット
新車を購入するメリットは、以下の通りです。
- メーカー保証が充実している
- カラーやオプションが自分好みに選べたりカスタマイズできる
- 車の最新技術を搭載した快適性
- 任意保険において新車特約を付加できる
- 安全に長く乗り続けられる
新車は製造後、誰の手にも渡らずに最初のドライバーとして購入できるため、経年劣化による不具合などがなく、安全に長く乗り続けられるというメリットが大きいです。
また、最新技術が搭載されている車も多く、現代人に合った快適さを感じながら運転できるところも魅力的でしょう。
他にも保証や保険が充実しているため、万が一のことが起きても無償、あるいは低価格で修理補償を受けられます。
『新車』を購入するデメリット
新車購入のデメリットといえば、やはり真っ先に頭に思い浮かぶのは初期費用が高額であることです。購入費用が高額なため、好きな車種を買うことができず、妥協して別の車種を選ぶことになる人も少なくありません。
また、新車は中古車に比べて納期までの期間が長い傾向にあるため、今すぐに乗りたいという人にとっては納車の待ち時間が長い点もデメリットになるでしょう。
さらに、すでにメーカーから販売終了されているモデルは新車として購入することができません。そのため、必然的に中古車にお求めのモデルがないか探すことになります。
『中古車』を購入するメリット
中古車を購入するメリットには、以下の利点が挙げられます。
- 新車よりも安い価格で購入できる
- 納車までの期間が短く、比較的早く所有できる
- 販売終了したモデルも見つかれば購入可能
購入費用の予算が低い人や「すぐに車が必要」という方は、中古車を選ぶ人が多い傾向にあります。
また、新車では販売終了したモデルを購入できませんが、中古車ディーラーを訪れると憧れだった販売終了モデルに出会うことができる点も車好きにとって魅力的なポイントです。
『中古車』を購入するデメリット
中古車を購入するデメリットとして、コンディションを見極めなければ購入後に不具合が生じたり、新車よりも保証内容が悪いといったデメリットが挙げられます。
中古車は過去に別の人が乗っていた車が多いため、中には修復歴のある車も紛れ込んでいます。こうした車は再び故障するリスクも高いため、中古車選びは慎重に車の状態を見極める必要があるでしょう。
また、メンテナンスされているとはいえ、新車の比べるとどうしてもコンディションが悪く、新車ほど長く乗り続けられない中古車が多いです。新車よりも乗り続けられる期間は短いことを理解しておきましょう。
中古車を購入する際に確認すべきポイントは?
中古車を購入する際は、車のコンディションや修復歴、保証内容などをよく確認する必要があります。
- 修復歴がないか
- 水没や塩害、雪害を受けた経歴がないか
- ボディに傷や凹凸が見られないか
- 試乗した際の運転操作に違和感はないか
- 次の車検までの期間
- 車の年式や走行距離
- 保証内容や対象となる期間
以上のポイントを詳しくチェックしましょう。
車の走行距離が10万キロを超えている場合、不具合が起きやすかったりメンテナンス費用が増加しやすい傾向にあります。また、次の車検までの期間が短い場合、購入後すぐに車検費用がかかる恐れがあるので注意してください。
他にも中古車の購入にかかる諸費用の内訳は、詳しく確認しておきましょう。安すぎると必要な保証が含まれず、後から費用がかかるケースもあります。反対に、適正価格ではなく高額すぎる価格に設定されている店舗もあるので、事前に対象モデルの相場価格を調べておきましょう。
メリットとデメリットを把握して車購入を検討しよう
車の購入を検討する際は、新車と中古車それぞれが持つメリットとデメリットを把握して検討してください。現在の自分の予算や車に求める要素などを考慮して、現状にあった車を選びましょう。