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洗濯槽のワカメが無くならない時の対処法
洗濯槽のワカメが無くならない時ってありますよね。
「何度も洗っているのになぜかすぐに洗濯物に付着してしまう…」なんてこともあると思います。もしかしたら、間違った方法で洗浄してしまっているかもしれませんね。
ここからは洗濯機の種類別に掃除方法をご紹介していきます。自分の知っている方法と比べてみてください。直せる所があれば、直せるとなお良いですね。
縦型洗濯機の清掃方法
縦型洗濯機を清掃する場合、洗剤は酸素系漂白剤を使うようにしてください。
- 洗濯機に50〜60℃のお湯を入れる
- 酸素系漂白剤を入れる
- 洗濯モードで5〜6分混ぜる
- ワカメが出てきたら取る
- 2〜3時間放置する
- すすぎと脱水をして終了
他の成分の漂白剤を使ってしまうと、槽を傷めてしまったり最悪の場合壊れてしまう可能性も出てきます。故障を防ぐためにも、酸素系の漂白剤ということを確認して使うようにしてください。
清掃をするときにはまず、洗濯機に50〜60℃のお湯を入れましょう。温度は高すぎてしまうと洗濯機を傷めてしまいます。逆に冷たすぎると今度はワカメがふやけないのできちんと落とすことができません。温度はしっかり守ってください。
そのまま放置するよりも洗濯モードで撹拌したほうがワカメを落とすことができます。そのまま放置していると剥がれても槽の隙間に引っかかって取れないことがあります。しかし、きちんと5~6分程度撹拌してあげると挟まっているものも取ることができるので、少し手間ですが撹拌してあげることは大切です。
放置しているとだんだんワカメがどこからともなく出てきます。そのワカメは放置せず網などですくい取ってください。こちらも少し手間ですが、ここで取ってあげることでワカメが槽に残るのを防いでくれます。
ある程度取れたら2〜3時間漬け置きしましょう。すぐに水を抜いてしまうとせっかく入れた洗剤の効果が働く前に流すことになってしまいます。きちんと働いてもらうためにも2〜3時間は必ず漬け置きするようにしてくださいね。
時間が経過したら、あとはすすぎと脱水をします。すすぎでくっついているワカメを取って、脱水の遠心力でこびりついたワカメを取ります。1回ではすべてのワカメは取ることができないので2〜3回くらいはすすぎと脱水をしましょう。少し面倒ですが、するとしないとでは大違いです。
ドラム式洗濯機の清掃方法
- ふたを開けられる程度に50〜60℃のお湯を入れる
- 縦型洗濯機同様に清掃する
ドラム式洗濯機は槽全体をお湯につけることができません。そのためふたを開けられる程度にお湯と洗剤を入れて清掃します。
ドラムが水平であったり、自動ロック機能が付いている場合は販売元が発行している説明書を読んだり、販売元に問い合わせて確認して清掃するようにしましょう。
自己流でやって壊れてしまっては大変です。少し手間ですが、きちんと問い合わせをおこなってください。
縦型洗濯機を解体して清掃する方法
解体・清掃に必要な道具
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 10mmレンチ
- ブラシ
- 歯ブラシ
- スポンジ
- ホース
解体・清掃する手順
- パネル部分(ふたのすぐ下の部分)のネジを外してパネルを取る
- パネル下を固定しているネジが出てくるので外してパネル下を取る
- 槽が出てきたら、槽を固定しているネジ(上部・中)を外して槽を取り出す
- 土台をホースで水を入れながら洗う
- 槽も同様に洗浄する
- すべて洗い終わったら、部品を取り付けて終了
解体・清掃する場合は、外した部品は失くさないようにしてください。戻す時に見つからないと、また販売元に取り寄せを依頼しなければならなくなります。部品の費用は高いので失くさないように注意してください。
戻す時は1〜3の手順を逆にすると元に戻せるので、外した時に部品やパーツを順番通りに並べておくとスムーズに元に戻せます。
洗濯機の中には取り外しができないものもあるので、しっかりと確認をするようにしましょう。
基本的に槽の解体は、女性1人でやるにはすこし大変です。誰かに手伝ってもらったり、または旦那さんにやってもらったりして解体するようにしてください。
この方法は、洗剤の洗浄力だけじゃ心配な方や、洗剤だけでは落ちきらないくらい槽が汚れている方におすすめしたい方法です。ぜひ奥の手として利用してみましょう。
洗濯槽のワカメの正体と原因
ここまで槽のピロピロした汚れのことを「ワカメ」と言っていきましたが、皆さんワカメの正体と原因はきちんと把握できているでしょうか。
ここからは、ワカメの正体と原因を解明していきます。
洗濯槽のワカメの正体
槽のワカメの正体は黒カビと洗剤の残りカスです。黒カビは洗濯物の嫌な臭いの原因になったり、喘息や肺炎の原因にもなったりするのできちんと清掃することが大切です。
洗濯槽のワカメの原因
槽はどうしても風通しが悪くなりがちな場所です。そのため水分が乾ききる前にカビ菌が繁殖してしまいます。それが蓄積していくことによってワカメへと黒カビが成長していきます。
洗剤も規定量使っていたとしても水温が低すぎて溶け切らずに槽の裏に残ってしまったなんてこともよくあります。それがそのうちワカメになっていきます。
また、槽の洗浄をしたのにすぐにワカメが出てきたなんて方もいますよね。その原因は、「漬け置き時間・お湯の温度・洗剤の濃度」この3つのうちどれかが不十分だった可能性があります。
今一度自分が行った手順を振り返ってみて足りないところを改善していきましょう。
洗濯槽のワカメを予防するコツ
- 洗濯機を使わない時はふたを開けておく
- 洗濯物は洗う直前まで洗濯かごに入れる
- 洗濯が終わったらすぐに取り出す
- 1〜2ヶ月に1回は洗濯槽を清掃する
- 洗濯をする時は、洗剤の使用量を守る
- 洗濯の頻度はこまめにする
洗濯機のふたは使わない時は開けておくようにしましょう。開けておいたほうが風通しが良くなります。
また、洗濯物は洗う直前まで洗濯かごに入れておくようにしましょう。槽を洗濯かご代わりに使ってしまうと、槽の風通しが悪くなってしまい、黒カビが繁殖しやすくなってしまいます。湿ったタオルなども入ってしまうと、より湿度も高くなってしまいますよ。
洗濯物が終わってもついつい忘れて放置してしまう方もいますよね。しかし洗濯し終わったらすぐに取り出して干すことはとても大切です。放置しておくと槽の湿気がずっと中にこもってしまいます。また、嫌な臭いも洗濯物に付いてしまうので早く取り出すようにしましょう。
槽を洗う頻度としては、1〜2ヶ月に1回程度がおすすめです。1〜2ヶ月はワカメができる前に黒カビを除去できる期間なので、ワカメが服に付くなどのトラブルを避けることができます。また同時に臭いの原因も防ぐことが可能です。
洗濯をする時はきちんと洗剤の使用量を守りましょう。また、冬場は水でなくお風呂の残り湯など少し暖かい水を使ってもらうと洗剤が残らず、カスになることを防ぐことができるのでおすすめです。
洗濯の頻度はこまめにするとワカメが発生しにくくなります。1回の洗濯で使用する水と洗剤の量を抑えることができるので、結果的に黒カビや洗剤の残りカスを減らすことができます。
6つのポイントをキチンと守って清潔に保てるように努めましょう!
洗濯槽の掃除には専用クリーナーがオススメです!
まとめ
今回は洗濯槽のワカメの対処法についてお伝えしました。槽のワカメってなかなか落ちなくて大変ですよね。
今回の清掃方法を真似していただければほとんどの洗濯槽の汚れを落とすことができます。是非活用してみてください。槽をきれいに保って毎日のお洗濯をストレス無くできるようにしましょう。