目次
購入したお守り、どうやって処分すべき?
お守りの効果は、基本的に1年ほどとされています。そのため、1年以上が経過したお守りは、買い替える必要があるのです。こういった場合、古くなったお守りはどう手放すべきなのでしょうか?お守りを捨てるときにやってはいけないタブーと、正しい手放し方をまとめました。
お守りを捨てるときの『4つのタブー』
お守りを捨てるときにすべきではないタブーは、以下の通りです。
1.そのまま可燃ごみの袋の中に入れる
お守りを自宅の可燃ごみの袋にそのまま入れて、ゴミとして処分するのはNG。神様に対して、非常に失礼な行動です。年数がたっていて外見は劣化していたとしても、そのまま可燃ごみの袋に入れてしまうような行為は避けましょう。
地域によっては、お守りは不燃ごみ処理するという場所もあります。この場合も、そのままお守りを不燃ごみのごみ袋に直接入れたり、不燃物回収の場所に捨てて帰るような行動は厳禁です。
2.自宅で燃やす
お守りを処分する方法として、お焚き上げを思い浮かべる人は少なくありません。神社にお守りを手放しに行くと、お焚き上げをしており、炎の中にお守りを入れて処分する方法を取っている人は多いでしょう。
なんらかの理由でお焚き上げに行けず、手元にお守りがある場合、自宅でお守りに直接火をつけて燃やすような行為に出るのは危険です。火事やぼやの原因になり、近隣住民の家が近い場合迷惑をかけてしまいます。
3.野外にポイ捨てする
お守りは神様の力が宿っているものであり、購入から1年が経過して買い替え時期になっていたとしても、今まで守ってくれていたため粗雑に扱うべきではありません。ポイ捨て行為は神様に対して非常に失礼な行為であると同時に、環境にも負担をかけてしまいます。
どう処分するかわからなかったなどの理由でポイ捨てに踏み切る人もいるかもしれませんが、このような行為は絶対NGです。
4.土に埋める
ポイ捨て同様に、土に埋める行為も神様に対して非常に失礼な行為に当たります。自宅の庭なら問題ないと思うかもしれませんが、環境への負担面を考えるとすべきではない行動です。
お守りの正しい捨て方
お守りの正しい捨て方は、以下の通りです。
- 神社やお寺に持ち込んで、処分してもらう
- お焚き上げをしている神社に持って行く
- 神社が遠い場合は、郵送して処分してもらう
- 自宅で燃やす場合…半紙に一つまみ塩を乗せ、お守りを包んで燃やす
- 可燃ごみとして処理する場合…半紙に一つまみの塩を乗せてお守りを包み、可燃ごみの袋に入れる
お守りを処分するときは、感謝の気持ちを持って処分するよう心がけてください。
まとめ
お守りを手放す場合、感謝の気持ちを持って処分しましょう。できれば神社での処分が望ましいので、お焚き上げの時期を確認して持ち込むのがおすすめです。