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分かりにくいソースの違いを把握して、うまく使い分けよう
調味料の中でも、ウスターソース・中濃ソース・とんかつソースは、使い分けが難しいですよね。どれも味が濃くて同じような色をしているので、どのような違いがあるのかを把握して使い分けるべきです。それぞれの特徴をまとめているので、参考にしてみてください。
ウスターソース・中濃ソース・とんかつソース、それぞれの特徴
ウスターソース・中濃ソース・とんかつソースそれぞれの特徴は、以下の通りです。
ウスターソース
ウスターソースには、以下のような特徴があります。
- サラサラの液状
- 若干辛味と酸味が強く、スパイシーな香りが楽しめる
- 隠し味に使用することが多い
- 西日本で愛用されていることが多い
ウスターソースはとろみがほどんとついていないので、ほかのソースのように一気に傾けるとドバっと出てしまうことがあります。メインの味付けに使用するというよりは、隠し味に使用することが多い調味料です。
揚げ物や炒め物との相性がよく、串カツのソースとして使用されていることでも知られています。酸味と絡みがあるため、揚げ物がさっぱり堪能できるのが特徴です。サラサラの液状なので、揚げ衣にすぐ浸透していきます。時間が経つと、衣がふにゃふにゃになる可能性が高いです。
中濃ソース
中濃ソースの特徴は、以下の通りです。
- ウスターソースととんかつソースの中間のとろみ
- 酸味や辛味と同時に甘みも感じられるため、バランスが取れた印象を持ちやすい
- ウスターソースととんかつソース、双方の代用品として使用されることがある
中濃ソースは、ウスターソースととんかつソースの中間の位置にある調味料です。使い勝手がよく、代用品として使用できるほか、隠し味に使用することも珍しくありません。
お好み焼のソースの代用品としても使用されるほか、カキや魚のフライとの相性も抜群!ひとつ持っておけば、いざとなったときに焦らずに済みますよ。
とんかつソース
とんかつソースの特徴は、以下の通りです。
- 3種類のソースの中で、一番粘り気が強い
- 甘みが強く、酸味や辛味、スパイシーさはあまり感じない
- 甘みが強いので子どもも使用でき、さまざまなソースの隠し味に使用できる
関東圏での人気が高く、独特の甘みが特徴です。癖がない甘みなので、洋食で使用するデミグラスソースに使用したり、お好み焼きのソース、その名の通りとんかつなどの揚げ物にかけるなど幅広く活躍する調味料といえます。
ソースにとろみがついていて、揚げ衣にソースが浸透しにくいので、揚げ物のサクサク食感を長く楽しめます。
まとめ
ウスターソース・中濃ソース・とんかつソースには、それぞれの特徴があります。どれをどのタイミングで使うかを見極め、料理を自分好みに仕上げましょう。