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玄関をスッキリする収納アイデア
玄関をスッキリ見せたいのであれば、色々な収納アイデアを知っておくと役に立ちます。
収納棚+突っ張り棒
まず100円ショップなどで、突っ張り棒2本を購入。それを玄関の収納棚の中が2段分になるように設置します。これだけで収納スペースが倍増する上、棚の中も汚れにくくなり、掃除も楽になります。1本だけ設置すれば、ヒールのある靴にぴったりな収納スペースにもなります。
アクリル仕切棚
収納スペースを倍増するなら、アクリル仕切板を活用するのも効果的です。収納棚の中に並べるように設置することで、2段分の収納スペースが生まれます。
また透明のアクリル素材であれば、収納棚のデザインを邪魔することもありません。100円ショップや生活量販店などで安く手に入るので、コストパフォーマンスも抜群です。
透明ケース
特定のシーズンやイベントでしか履かない靴の収納には、透明ケースに入れておくのがベター。
中身が見えるので、しばらく使っていない靴であっても、いざ使うべき時には直ぐに見つけることができます。もちろんケースの上に次々と別のケースを重ねて置けるので、収納効率もアップします。
下駄箱がない玄関の収納アイデア
玄関に下駄箱がない家の場合には、脱いだ靴が土間に放置された状態になって、見た目もよくありません。でも、シューラックが1つあれば全て解決。家族が普段使うだけでなく、多くのゲストが訪れた際にも、玄関が靴で散らからずに済みます。
また扉のないシューラックを設置すれば、靴を出し入れしやすい上、風通しもよく、湿気やニオイがこもることもありません。
これに加え、収納クリアケースを活用するのも、下駄箱がない場合には効果を発揮します。いつもは使わない季節モノの靴類などは、収納クリアケースに入れて保管しておけば、必要な時に必要な靴だけを、素早く玄関へ出すことが可能になります。
さらにお洒落にこだわるのであれば、背の高いスチールラックでスタイリッシュに見せたり、木製のシューラックでナチュラルな雰囲気を演出したりすることもできます。
かさばる傘の玄関収納アイデア
玄関の収納スペースを意外にも浪費するのが、かさばる傘。雨の日以外は使わないにも関わらず、靴の収納に必要な本来のスペースまで圧迫することも、珍しくありません。
こんな場合には、玄関にできたわずかなデッドスペースを活用すると、収納スペースの非効率も解消できます。具体的には、100円ショップで売っている小さな突っ張り棒を、すき間に設置するだけ。
これならば、かさばる傘もきれいに収納できる上、見栄えもスッキリです。もちろん靴の収納スペースもしっかりと確保できます。
もし傘のサイズや絵柄などに統一感がなく、玄関全体の見栄えが気になるようならば、扉のある収納棚へ仕舞い込むのも悪くありません。ただしそのまま仕舞えば、靴を置くスペースの邪魔になることも。そこで活躍するのが、100円ショップでも買えるタオルハンガーです。
これを下駄箱の扉の裏へ取り付ければ、あとは傘をかけるだけ。わざわざ傘立てを買わなくても、玄関をスッキリ綺麗に見せることができます。
来客用スリッパの玄関収納アイデア
100円ショップのタオルハンガーは、スリッパの収納にも役立ちます。傘の収納で紹介したように、下駄箱の扉の裏へ取り付けるだけでOK。もうこれで、履き捨てたスリッパを玄関周りで見ないで済みます。
カゴにまとめるとOK
幾つものスリッパを収納したければ、カゴの中へまとめて入れておくのも良いアイデアです。お洒落なカゴにすることで、あえて玄関周りの床上や収納棚の上など、人の目に見える場所へ置いておくこともできます。
もちろん下駄箱のスペースに余裕があれば、そのままカゴごと入れて、人の目にふれないようにすることも可能です。
階段下の省スペースを活用
玄関を入ってすぐの場所に、階段のある家もあるはずです。この階段の壁を活用して、スリッパの収納スペースにすることができます。壁にはコの字型のバーや、ウォールポケットタイプの収納ケースを設置することで、玄関からは直接見えないように工夫することが可能です。
玄関収納のポイント
玄関の収納について検討する場合には、一般的に靴を中心にイメージすることが多いはずです。
収納は靴以外も想定しよう
しかし実際には靴以外にも、傘やコートをはじめ、スポーツ用品や子どもの遊具類など、アウトドアで必要な数々のアイテムを収納する必要が生じるケースがほとんどです。
もちろん家族構成やライフスタイルによって、これらのアイテムの種類や量にも変化がありますが、できるだけ余裕をもって収納スペースを確保することが大切なポイントです。少なくとも傘やコートの収納スペースくらいは、玄関収納の計算に入れるようにしましょう。
使いやすい場所を収納スペースに
もう1つのポイントは、日ごろから使いやすいスポットに収納スペースを設置することです。例えば、シューズやスリッパのラックを設置する際には、靴を脱がなくても出し入れできる場所に設置すれば、使い勝手のよい収納スペースを確保できます。
またスペースに余裕があれば、靴の収納以外の専用空間を作ることも検討すべきでしょう。スポーツをした後の汚れた道具類や、雨に濡れた衣類、あるいはショッピングをした際の品物など、様々な用途で一時置き場として使えるので重宝します。
デッドスペースをうまく利用
次のポイントは、デッドスペースを有効活用することです。一見して狭いように感じる玄関周りであっても、無駄になっているすき間や壁面などがあるものです。
このようなデッドスペースを見つけ出し、ちょっとしたアイテムを設置することで、理想的な収納スペースが生まれます。例えば壁面であれば、フックやタオルバーあるいはハンガーでさえも、収納アイテムとして活用できます。
また、すき間を有効に利用するのであれば、突っ張り棒のようなアイテムを挟めば、たちまち傘置き場に生まれ変わります。このような収納パーツは、建材メーカーの本格的な商品もありますが、100円ショップのような身近なお店でも、気軽に手に入れることができます。
収納するものを把握しよう
最後のポイントは、収納するモノの種類や数量あるいはサイズなどを、しっかりと把握することです。見た目やイメージだけで検討して、場当たり的に収納スペースを決めてしまうと、後々から足りなくなったり、余計な収納アイテムを買い過ぎるなど、何かと無駄が生じます。
そうならないためにも、現時点で玄関周りにあるモノをよくチェックして、これから何を収納したいのか、リストアップしていくことが大切です。
まとめ
身近なものをちょっと使うだけで、玄関周りをスッキリ見せることができます。玄関が狭いからこれ以上は収納できない、靴や傘など収納すべきものが多すぎて捨てるしかない。
こんなケースで悩んでいる方も、この記事を参考にしながら、もう1度だけ玄関周りをチェックしてみてはいかがでしょうか。まだまだ活用できる収納スペースが見つかるかもしれません。