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子供には独自の人格と個性がある
子供は常に親の言う通りに行動すべきだと思っていませんか?
子供にはそれぞれの人格があり、親とは全く異なる個性を持つことも珍しくありません。子供が親の意向を聞かず、自分の思い通りに動かないのは、自然なことです。子供との関わり方やその言動が、将来的に子供を不幸にする可能性があるため、慎重に接する必要があります。
子供の人生を台無しにする『母親の言動』5選
子供の未来を不幸にしてしまう、母親の言動をまとめました。
1. 細かく「どこで」「誰と」「何をしたのか」を尋ねる
子供が友達と外出する際、どこへ行き、誰と何をするのか気になるのは理解できます。特に現代は安全に対する心配も大きいため、子供が安全な環境で過ごしてほしいと願うのは自然です。
しかし、過度に詳細を詰問するのは控えるべきです。子供にとっては過剰な監視と感じられ、信頼されていないと感じることでストレスを感じることもあります。反抗期には、このような行動が反感を買う原因となり得ます。
2. 子供の性格を固定観念で決めつける
子供の性格や能力を決めつける言葉は避けるべきです。
- 「あなたはこうだから」
- 「こうしなきゃダメなのよ」
- 「○○できない人とは関わっちゃダメ」など
このように子供やその友人を否定する行動は、子供の自己肯定感を損なうため控えましょう。
3. 人格を否定し、容姿を侮辱する言動
子供の人格全体を否定し、容姿を侮辱するような言動は絶対に避けるべきです。
- 「やっぱりできないよね」
- 「できないと思っていた」
- 「どうしてこんな簡単なこともわからないの?」
- 「バカ」「ブス」「デブ」といった侮辱
親が子供に対してストレスをぶつけるのは、絶対に避けるべき行為です。
4. ネガティブな言動が多い
子供の前でネガティブな発言を繰り返すのは避けるべきです。
- 「だって」
- 「でも」
- 「できない」
- 「無理」
- 「きつい」
- 「疲れた」
- 「だるい」
- 「やりたくない」など
これらの言い訳につながる言動は、子供の人格形成に大きな影響を与える可能性があります。
5. 子供の交友関係にしつこく口を出す
子供には自分の社会があり、その中での交友関係は常に変化しています。たとえ心配な面が見受けられる友人がいたとしても、子供に友達を選ばせることは重要です。
「子供と離れたくない」と感じる親御さんもいるかもしれませんが、子供自身に判断させることで、彼らの独立心と自己決定能力を育てることができます。親が過度に介入することは、子供の社会的スキルの発達を妨げる可能性があるため、避けるべきです。
子供と良好な関係を保つために
子供との健康的な関係を築くために心がけるべきことは以下の通りです。
- 過干渉を避ける
- 子供を信じて応援する
- 余計な口出しを控える
- 親子で決めた約束を守る
- 子供との会話の時間を大切にする
- 共に楽しむ時間を積極的に作る
母親は子供にとって代替えの効かない特別な存在です。母親が子供との時間を心から楽しむ姿は、子供にとっても大きな支えとなります。
また、子供には子供のペースがあり、全てを聞き出そうとせず、話したいと思ったときに話せるように待つことも重要です。子供と接する際は、常に明るい雰囲気を心がけ、双方が楽しい気持ちでいられるように努めましょう。
まとめ
母親の接し方一つで、子供の性格や人生観は大きく変わることがあります。子供の人生を台無しにする親にならないよう、子供との日々の関わり方には特に注意が必要です。親としての行動や言葉選びに気を付け、子供が健やかに成長できるようサポートすることが、子供にとっても親にとっても最善の道となります。