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神棚にやってはいけないこと
家に神棚を設置している人は、神棚にすべきではない行動を把握しておく必要があります。
- 神棚を長期間放置する
- 神棚に足を向けて寝る
- 神棚の榊やお神札をそのままにする
- 神棚にお参りしないまま放置
神棚は、作ってしまえば終わりというわけではありません。やってはいけないことと併せて、神棚を置くべきではない場所も、チェックしておきましょう。
『神棚を置いてはいけない場所』とは?
神棚を置くべきではない場所は、以下の通りです。
1.水回り周辺
水回り周辺とは、以下のような場所を指します。
- 台所
- トイレ
- お風呂場
- 洗面所
室内にある水がたくさんある場所は、限られています。そのため、水回りは比較的避けやすい場所です。神棚にカビが発生するなどのリスクがあり、神様にも失礼に当たるので、水回り周辺に神棚を設置するのは避けましょう。
2.日常生活で頻繁に揺れる場所
日常生活で頻繁に揺れる場所は、以下のものがあります。
- ドアの近く
- 窓周辺
- 大音量のテレビや音楽が流れる場所
- 不安定な棚などの上
- 2階の通路の真下など
不安定な場所や揺れる場所に神棚を設置すると、神棚が崩壊する恐れはあります。また、1階に神棚を置く場合は、2階の状態にも配慮しなければなりません。2階の人通りの多い場所に神棚を設置してしまうと、神棚の上を人が歩くことにつながり、神様に失礼に当たります。
3.暗い場所・汚い場所
暗い場所や汚い場所は、言うまでもなく神様に失礼です。
- 使っていない部屋の片隅
- しめきった部屋
- ゴミだらけの部屋
- 床の上など
人間が過ごしにくい場所は、神様にとっても不快な場所といえます。
神棚の正しい設置方法
神棚の正しい設置方法は、以下の通りです。
- 風通しのよい、明るい場所
- 人の目線よりも高い位置に祀る
- 家族が集う場所がよい…和室・リビングが特におすすめ
- 神棚が正面を向く方角は、南または東が望ましい…どうしても難しい場合は、人が集う明るい場所がよい
- 集合住宅などで上の階に人が住んでいるときは、神棚の上に「雲」と書いた紙を設置する…地域によっては「空」「天」と記載することもある
神棚は、どこでも設置してしまえば終わりというわけではありません。神棚を設置すべき場所を見極め、神様に失礼のないよう配慮すべきです。
せっかく神様をお招きするので、手入れはこまめに行い、お供え物の交換は毎日行いましょう。ほこりなどかぶらないよう管理し、毎日手を合わせて家族や自身の健康祈願や商売繁盛などを願って手を合わせてくださいね。
まとめ
神棚を設置すべきではない場所には、いくつかの条件があります。どのような条件があるのかを確認し、正しい場所に神棚を設置しましょう。