みかんがブヨブヨに…食べても大丈夫?絶対に口にしてはいけないサインも

みかんがブヨブヨに

みかんは常温で比較的長く保存ができる果物という印象が強いですよね。しかし、そんなみかんも保存方法が悪ければ早々に傷み始めてしまいます。この記事では、口にしてはいけないみかんの特徴について解説します。

秋〜初春にかけて旬を迎える甘くて美味しい『みかん』

みかんがブヨブヨに

みかんはさまざまな種類があり、種類ごとに旬の時期が異なります。しかし、一般的に9月下旬頃から3月上旬頃までがみかんの旬と言われています。

この時期のみかんは甘く程よい酸味があり、とても美味しく楽しむことができるため、スーパーなどでも見かけることが増えるでしょう。

みかんは常温保存で比較的長い日数、保存が可能です。しかし、あまりに長期間放置していたり、保存方法が悪いと傷んでしまうので注意してください。

みかんがブヨブヨに…!これは食べても大丈夫?

触った時にみかんがブヨブヨと少し柔らかくなっていると「腐っているのでは」と不安になりますよね。みかんがブヨブヨと柔らかくなっている場合、時間経過による劣化と実に傷がつき果汁が漏れ出ていることが原因として考えられます。

したがって、必ずしも腐っているからブヨブヨになっているとは限りません。ただし、すでに時間経過によって劣化している可能性も高いため、他にも腐った時に現れる特徴がないかチェックするべきでしょう。

絶対に口にしてはいけないみかんのサインは?

以下のような特徴を持つみかんは、腐っている可能性が非常に高いです。無理に食べずに早めに処分しましょう。

  • ツンとした異臭が漂う
  • カビが生えている
  • 食べた時に味がおかしいと感じる

腐ったみかんを食べてしまうと、激しい腹痛や下痢の症状を招く恐れがあります。脱水症状になる恐れもあるため、絶対に口にしないようにしましょう。

腐ったみかんを見つけたらすぐに取り除いて!

腐ったみかんはエチレンガスを放出している可能性があります。このエチレンガスは、他の果物や野菜に影響を与え、周囲の食品も傷めてしまう恐れがあるのです。

そのため、腐ったみかんを見つけたら袋に入れて密閉し、ゴミ箱に捨ててください。そのまま取り出してしまうと、ゴミ箱に運ぶまでにエチレンガスを放出してしまい、影響を受ける食品が出てくる可能性があるからです。

また、カビが生えている場合はカビ菌を周囲に撒き散らしてしまう恐れがあり、非常に不衛生です。必ず袋に入れて、密閉した状態でゴミ箱まで運びましょう。

みかんの賞味期限はどのくらい?正しい保存方法は?

みかんの賞味期限と保管方法

みかんの賞味期限は明確に定められていません。種類や買った時の状態、保存状態によって大きく異なります。

しかし、一般的には常温保存で約1〜2週間程度、冷蔵保存で約2週間〜1ヵ月ほどと言われています。この期間を過ぎたみかんは、食べる前に状態を確認した方が安全です。

みかんの正しい保存方法

みかんの保存方法は、「常温保存」と「冷蔵保存」の2種類があります。冷凍保存することもできますが、こちらは冷凍みかんとして食べる際に適しています。

常温でみかんを保存する場合は、暖房の効いていない涼しい場所で保管します。通気性の良いカゴにペーパータオルを敷いて並べて置き、さらに上に積み重ねる場合は、みかん同士が接触しないよう、さらにペーパータオルを敷いて並べましょう。

冷蔵保存する場合は、1つずつペーパータオルに包み、まとめてポリ袋に入れて保存しましょう。1つずつ包まなければ乾燥してしまい、かえって早く傷んでしまう恐れがあるからです。

どちらの保存方法でも、ヘタを下にした状態で保存することで、より乾燥を防ぐことができます。ぜひこの保存方法でみかんをなるべく長持ちさせましょう。

長期間保存しているみかんは食べられるかどうか確認を!

いかがでしたか。みかんは長持ちしやすい果物ですが、保存状態や時間経過に伴い傷み始めてしまいます。みかんを長期間保存している場合は、安全のために食べられるかどうか確認してから口に入れてください。

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