ココアをお湯だけで美味しく飲む方法とおすすめココア5選!

ココア

ココアをお湯だけで美味しく飲むことはできるのでしょうか?ココアは牛乳で作るものと思い込んでいる方の固定観念が覆ってしまいますが、お湯だけの方がカカオの風味がいっそう引き立つんです。濃厚な甘さや牛乳が苦手な方、忙しい人におすすめの「お湯だけココア」を美味しく飲む方法と牛乳以外で飲む場合につて、そしておすすめのココアを紹介しますので、今の季節、体を中から温めてみませんか!

ココアをお湯だけで美味しく飲む方法

ココアをシェイク

ココアを作るとき、牛乳を入れるイメージがありますが、お湯だけでもココアを美味しく作ることができます。

市販されているココアの「作り方」には、「牛乳を入れてください」といった内容が書かれていますので、牛乳じゃないと本来のココアの味にならないと思っている方もいらっしゃるでしょうが、実はお湯だけでも十分に美味しココアを楽しむことができます。

確かにココアの粉末にお湯を注ぐだけでも飲めますが、よりおいしく味わうためには、ちょっとしたひと手間をかけてみましょう。

一方で、お子様にはお湯だけのココアよりも牛乳を加えた方が、芳醇でクリーミーな味わいになるので好まれます。

ココアの量を増やす

ココアの粉末の量に対してお湯の量が多いと、味が薄くなって美味しくなくなってしまうので、好みに合わせてココアの量を若干増やすようにしてください。

お湯の分量さえ気をつければ、十分においしいココアが出来上がります。

ココアをよく練る

ココアは練れば練るほど独特の香りが上がり、風味がよくなります。練らずにそのまま作るココアよりも、明らかに風味が違うことに気づくことでしょう。

最初にココアをよく練っておくと、ココアパウダーの脂肪分が乳化し水分と混ざりやすくなるので、作るときにはしっかりと練るところから始めてください。

ココアの練り方

カップに粉末ココアを適量入れたら、お湯をほんの少々、最初は大さじ1杯程度を加えて練ります。お湯だけで練った方がココアの香りが強くなるので、水は使いません。

加減しながら少しずつ加えて、ココアがペースト状になってきたところで、さらに2~3分かけてよく練ると、美味しさがアップします。飲みたい量になるまでお湯だけを足したら出来上がりです。

《 ポイント 》

  • 最初にココアをよく練っておくと風味がよくなる。
  • 水よりお湯だけで練った方がココアの香りが強くなる。

ココアをお湯だけで飲むメリット

ココア

ダイエット効果

お湯だけで作ったココアのカロリーは、牛乳を入れて作ったココアの約半分程度になります。

ココアのカロリーは商品によって異なりますが、最初から砂糖やミルクがたんまり入ったミルクココアなど一般的な調整ココアの場合は、1杯当たり約70キロカロリー。

牛乳のカロリーも100ml当たり約70キロカロリーなので、お湯だけでココアを作った場合は単純に牛乳分のカロリーが少なくなるという計算になります。

ということは、牛乳を使わずお湯だけでココアを作れば、カロリーを抑えることができるので、ダイエットしている方には、お湯だけココアがおすすめということになりますね。

また、カカオ豆のみに含まれている「テオブロミン」というカフェインに似た成分には、神経伝達物質の一つであるセロトニンの分泌を促進する効果があります。

カカオ豆以外にはほとんど含まれていない苦味成分の「テオブロミン」は、ストレスを解消してくれるリラックス効果や、食欲を抑えてくれる効果、脂肪を身体に蓄積させないという作用が期待できます。

それ以外にも、血流の量を上げて体温を上げる効果があるので、基礎代謝が上がりやすくなり、さらにダイエット効果に繋がります。

カカオの風味がいっそう引き立つ

ココアをお湯だけを入れて飲むと、カカオの風味がいっそう引き立つ。ココアといえば牛乳を混ぜると思い込んでいる固定観念をなくして、香りを楽しんでみる。

《 ポイント 》

  • お湯だけで作ったココアのカロリーは、牛乳で作ったココアの約半分程度にカロリーを抑えられる。
  • ココアをお湯だけを入れて飲むと、カカオの風味がいっそう引き立つ。

ココアの種類

ホットチョコレート

ココアにお湯だけを入れて飲む場合、ココアには「加工ココア」、そして「純ココア」と呼ばれる2種類があります。

お菓子作りのレシピに「ココア」、もしくは「ココアパウダー」とあった場合は、どちらを使って良いのか迷ってしまいますよね?

ここでは、「加工ココア」と「純ココア」の違いについて解説します。

味を調整してあるココアドリンクを飲みたいなら「加工ココア」

「純ココア」に砂糖や脱脂粉乳などを混ぜたものを、「加工ココア」または「調整ココア」と呼び、お湯や牛乳を加えることで、ココアドリンクとして飲めるように作られたものです。

製造メーカーによって、甘さやコクが程よい美味しさに調合されているので、自分で味を調える必要がなく、手軽に飲めるというのが便利な点だといえるでしょう。

市販されている加工ココアの原材料を見てみると、「砂糖」「ココアバター」「脱脂粉乳」「粉あめ」「粉乳」「麦芽糖」「カカオマス」「植物油脂」「食塩」「香料」「カゼインNa」「乳化剤」など、植物油脂はもちろん、色々な添加物が加えられているのがわかります。

購入するときは「加工ココア」と「純ココア」を間違わないように表示を良く確認しましょう。

お菓子や料理に使うなら「純ココア」

「純ココア」は「ピュアココア」とも呼び、砂糖や添加物などは一切含まれていません。

「純ココア」は、カカオマスからカカオバターを取り除いて粉末状にしたもので、原材料の欄には、「ココア」、または「ココアパウダー」と記載されています。

お菓子や料理の材料に「ココア」、または「ココアパウダー」と記載されている場合、この「純ココア」を使います。

「純ココア」はお菓子や料理に使えるだけでなく、砂糖や牛乳を加えて自分の好みに合ったオリジナルの美味しいココアドリンクを作りたい人にもおすすめです。

甘さが苦手な方には、砂糖を入れずにお湯だけでつくる純ココアは、「カカオポリフェノール」たっぷりの高カカオチョコレートの液体版といった感じで、程よい苦味が美味しく感じられるでしょう。

ミルクチョコよりも高カカオチョコが好みだと言う方にはぴったりなので、「ココアは牛乳と砂糖で作るもの」という固定観念を取り除いて試してみる価値あり!です。

「ココア」と「ホットチョコレート」の違い

では、「ココア」と「ホットチョコレート」の違いは何でしょうか?

「飲み物のココア」に対して「食べ物のチョコレート」というイメージがありますが、ホットチョコレートは飲み物ですよね。

実際には、ココアもチョコレートもカカオ豆から作られているので、両者に明確な違いはないとされています。

もともとカカオはアメリカ大陸で飲まれていたもので、それが16世紀ごろヨーロッパへ渡り、その後改良を重ねて今のようなホットチョコレートとなったと伝えられています。

ココアパウダーを使ったものでもホットチョコレートと呼ぶことがあり、結局のところ両者の違いを区別する規定はありません。

《 ポイント 》

  • 純ココアに砂糖や植物油脂、色々な添加物を加えたのが「加工ココア」
  • 純ココアは砂糖や添加物など一切含まれていない「ピュアココア」

お湯だけで美味しいココアおすすめ5選

ココアパッケージ

市販されている加工ココアであれば、どなたにでもお湯だけでおいしく飲めることがおわかりいただけましたか?

一方、甘さが苦手な方には、砂糖を入れずにお湯だけでつくる純ココアが口にあうようです。

それでは、市販のココアの中でも特にお湯だけで美味しいココアが作れるおすすめを紹介します。

【バンホーテン 】ミルク ココア  240g

世界から愛されているバンホーテンのピュアココアを使用した、芳香できめ細やかなココアです。まろやかで、カカオの風味が際立つミルクココアで、甘く濃厚なひとときを楽しめます。

一方で、ココアの香りと苦味、両方を味わいたい方、甘いのが嫌いな方、ブラックコーヒーが好きな方には、砂糖やミルクを含まないカカオ分100%の「バンホーテンピュアココア(純ココア)」をおすすめします。

バンホーテン ミルク ココア 240g


【スイスミス】ホットココアミックス・ ミルクチョコレート1.68kg (28g×60袋)

市販の粉末ココアをお湯や水で溶くと味が薄く感じますが、このココアは濃厚で美味しいと評判です。

Swiss Miss Hot Cocoa Mix Milk Chocolate スイスミス ココア ミルクチョコココア 1.68kg (28g×60袋)


【ゴディバGODIVA 】ホットココアキャニスター・ミルクチョコレート 13.1オンス

世界的に有名なゴディバチョコレートと、最高品質の自然食材を使ったホットココアです。滑らかでクリーミーなホットココアは、老若男女から愛されています。

GODIVA Chocolatier ミルクチョコレートホットココアキャニスター13.1オンス


【森永製菓】 森永ミルクココア 300g

皆さんお馴染みの定番ココアといえば、「森永ミルクココア」ですよね?

こちらは、天然の食物繊維やポリフェノールが含まれた、美味しくて健康に良いミルクココアです。お湯や牛乳で溶かしてもいいですし、アイスでも美味しくいただけます。


【森永製菓 】森永ココア カカオ70  200g

カカオ成分が70%と、カカオ本来の味が楽しめる本格ハイビターバージョンのココアです。ココアポリフェノールと食物繊維が、当社ミルクココア比で3倍含まれています。

温かいお湯や牛乳に溶くだけで、手軽にほろ苦い味わいの本格ココアが楽しめるでしょう。牛乳でなくてもお湯だけでおいしく飲むことができますので、大人のブレイクタイムにぴったりです。

森永製菓 森永ココア カカオ70 200g×12個

ココアをお湯と牛乳以外で飲む場合

アーモンドミルクと豆乳イラスト

お湯だけでも美味しいココアを作ることができる、とは言うものの、それでも少し物足りないと感じる方には、牛乳以外で飲む場合の代用品を紹介します。

コーヒーフレッシュ

植物性油脂食品に分類されるコーヒーフレッシュを入れると、まろやかで濃厚なココアが味わえます。ミルクかと思われがちですが、乳成分は含まれておらず、植物性油脂と水を混ぜて、乳化剤、増粘多糖類、香料などで加工したものがコーヒーフレッシュです。

クリープ

「クリープ」または「クリーミングパウダー」をココアに入れると、コクが出てまろやかな味わいになります。原材料は「乳製品」、そして牛乳の甘味成分である「乳糖」で、普通のミルクよりも濃厚な甘みを味わえるでしょう。

アーモンドミルク

牛乳の代わりにアーモンドミルクを使用してみましょう。アーモンドミルクは抗酸化作用をもつビタミンEを含み、健康維持が期待できる優れた食品です。

おいしく作るポイントは、最初にココアパウダーをお鍋で煎って香ばしい香りを出すこと。アーモンドの香りに癒されるひと味違ったミルクココアが楽しめます。

豆乳

豆乳とココアはとても相性が良く、やさしい甘さのココアに仕上がります。

豆乳には、甘味が加えられている「調整豆乳」と、低糖質な「無調整豆乳」の2種類があります。

無調整豆乳は基本的に大豆と水だけで作られているので、加工ココアには「無調整豆乳」を、純ココアには「調整豆乳」を入れて飲むのをおすすめします。

豆乳は高タンパク低カロリーなので、健康や美容を気にかけている方に利用されています。ココアに入れると美味しくなるだけでなく、牛乳が苦手だという方も試してみて下さいね。

《 ポイント 》

  • コーヒーフレッシュやクリープでまろやかで濃厚なココアが味わえる。
  • ビタミンEを含み、健康維持が期待できるアーモンドミルク。
  • 加工ココアには「無調整豆乳」を、純ココアには「調整豆乳」がおすすめ。

最後に

ココアとお菓子

いかがでしたか?寒い時期には、暖かい飲み物が恋しくなりますが、そんなときにおすすめしたいのがストレスを解消してくれるリラックス効果や、食欲を抑えてくれる効果が期待できるココアです。

牛乳が手元になくても、お湯だけで美味しいココアにする「お湯だけココア」で、カカオの風味がいっそう引き立ちます。

それだけで物足りないと思う方は、豆乳やコーヒーフレッシュなどを使ってみると良いでしょう。

ただし、何を使うにせよ、最初は少量のお湯でココアを練るひと工夫が大きなポイントになります。純ココアは大人向けですが、一般向けの加工ココアの場合は、牛乳と砂糖で作るものだという固定観念を持っている方は、一度試してみてください。

手軽にできる「お湯だけココア」で、体の中から温まること間違いなしです!

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