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冬に旬を迎える『みかん』は甘いものを選びたい!
みかんは10月〜3月頃に旬の時期を迎えます。日本では、冬にこたつに入り暖かい室内でみかんを食べる光景がよく見られますし、お正月の鏡餅の上にのせられているイメージも強いため、冬の果物という印象が強いですよね。
そんなみかんは10月頃からスーパーでもよく見かけるようになります。9〜10月頃のみかんは青みがかっている部分も所々見られますが、12月頃に入ると青みがなくなり、甘みの強いみかんが多く販売されるようになります。
しかし、中には熟し方が弱かったり未熟なみかんも混ざっているため、家に帰って食べてみたら「思ったより甘くない」とガッカリしてしまうことも…。
スーパーなどの店頭でみかんを購入する際は、みかんを選ぶコツを押さえて甘くて美味しいみかんを厳選しましょう!
スーパーで『甘いみかん』を見分ける7つのコツ
ここではスーパーで『甘いみかん』を見分けるコツを紹介します。ポイントを覚えて厳選することで、ご家庭でより甘味の強い美味しいみかんを楽しむことができますよ!
1.みかんの皮のきめ細かさ
まずはみかんの皮をよく観察しましょう。皮のキメが粗いものよりもキメが細かいみかんの方が、みかんの花が元気に健康的に育った証と言われています。
そのため、皮のキメが細かいみかんの方が果実の質が高く、甘みが増す傾向にあるのです。皮のキメまでしっかり観察しましょう。
2.みかんの皮の色
みかんの皮の色も見落としてはいけません。まだ青みがかっているみかんは熟していないと多くの人がご存知でしょう。しかし、青みが抜けていても、黄色い皮の色をしたみかんは甘みが弱い傾向にあります。
甘いみかんは黄色っぽい色味ではなく、オレンジ色が強く反映されています。これは太陽光をしっかり浴びて光合成を活発に行った証であり、それにより甘みが増しているのです。
3.ヘタの切り口の大きさ
見落としがちなポイントとして、ヘタの切り口があります。ヘタの切り口が小さいと中の軸も細いため、木になっている間に水分が過剰に送られることがありません。そのため、味が薄くなりにくく、甘味の強いみかんに育ちやすいのです。
反対に、ヘタの切り口が大きいみかんは軸も太いため、木から水分を多めに送られやすい傾向にあります。すると、水分過多によって味が薄まってしまい、甘みも弱くなってしまうのです。
4.ヘタの色
絵に描かれるみかんのヘタの色は緑色が多いですよね。そのため、青々と緑色をしたヘタを持つみかんの方が美味しそうに見えますが、実は違います。
甘いみかんのヘタの色は、緑色ではなく黄色に近い色をしています。これはよく熟している証拠なので、ヘタの色も見分けるポイントとして押さえておきましょう。
5.みかんの形
みかんはまん丸な形をしている方が美味しそうに見えるかもしれません。しかし、みかんは成長する過程で横に成長するタイミングで甘みが増すと言われています。
したがって、まん丸なみかんよりも横に広がっている楕円形のみかんの方が甘みが強い傾向にあります。
左右非対称なみかんは上手く成熟していない可能性が高いため、甘みが低く、酸味が残っている傾向にあります。なるべく避けましょう。
6.みかんを触った時の浮皮感
みかんを触って確かめられるのであれば、ぜひみかんを軽く触って確かめてみてください。もしもみかんを触った際、皮と実の間が空いているような浮皮感がある場合は、味が薄い可能性が高いです。
しっかり皮と実がギュッと密着しているみかんの方が、味が濃縮されていて甘くて美味しい傾向があります。表面がボコボコしている傾向も見られるので、この点もよく観察しましょう。
7.みかんの大きさ
大きい方がよく成熟しているように思われがちですが、甘いみかんを選ぶならば、味がギュッと濃縮されている小さめのみかんの方がおすすめです。
大きいみかんは体積が大きいため、その分、味が分散しやすく薄味になりやすい傾向があります。大きいからといって必ずしも甘くない、味が薄いとは限りませんが、大きさも1つの参考にすると良いでしょう。
見た目や触った感触も参考に甘いみかんを選ぼう
いかがでしたか。今回は、甘いみかんの見分け方を7つご紹介しました。この7つのポイントを参考に、甘みの強いみかんの特徴をできるだけ多く持ったみかんを選んでみてください。お子様と一緒にみかんの味比べをしてみるのも楽しいですよ!