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亡くなった方を偲ぶお葬式
お葬式は故人を偲び、最後のお見送りをする重要な儀式です。この儀式に参加する際は、適切な服装を選ぶことが大人の基本的なマナーとされています。
ここでは、お葬式で避けるべき、不適切な服装の特徴をまとめました。注意すべき点が含まれていますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
お葬式で『着るのがNGな服』7選!
お葬式にふさわしくない服装やアクセサリーをご紹介します。
動物の毛皮製の洋服
動物の毛皮を用いたアウターなどは、殺生をイメージさせるため避けるべきです。お葬式の際のアウターは、控えめな色味で派手さのないものを選びましょう。ダウンコートやレザー製の衣類も基本的には適切ではありません。
カジュアルな服装(ジーンズやTシャツ)
お葬式には、通常喪服を着用し、きちんとした身なりにするのが基本です。たとえ故人と親しかったとしても、ジーンズやTシャツで参列するのは不適切です。
カジュアルでなければ平服でも大丈夫、というのは子どもまでなので注意しましょう。
露出の多い服
肩や背中が露出していたり、スカートの丈がひざ上など、露出度が高い服装は避けましょう。ダメージジーンズなども不適切です。
光沢があり派手な服
目立つ装飾が施された洋服や、フリルや全面にレースのついた服は不適切です。光沢のある素材やラメが含まれる服も避けましょう。
派手な金属装飾の小物
お葬式に小さなバッグを持って行く場合は、シンプルで黒一色のデザインを選びましょう。金や銀の装飾が多いキラキラとしたバッグは適切ではありません。
柄入りのタイツやシャツ
女性の場合はスカートの下に黒のタイツを着用します。柄入りのタイツは避け、30デニール以下の黒タイツにしましょう。真冬の場合は、肌色のストッキングの上から黒いストッキングを重ね履きしてもよいでしょう。
爬虫類の皮製の靴やベルト
爬虫類の皮を使った靴やベルトなどの小物は、動物の命を連想させるため適切ではありません。小物にも気を配り、故人を偲ぶ心構えが大切です。
お葬式に相応しい正しい服装
お葬式に相応しい服装は以下のとおりです。
- 男女ともに黒を基調とした喪服の着用
- シャツや靴下、ストッキングは柄のないものを選ぶ
- 黒の革製の靴やパンプスを履く
- アクセサリーは控えめな真珠にする
- 学生の場合は制服を着用する
- 制服がない子どもは、黒や紺などダークカラーの服を着用する
- ハンカチは黒か白の無地にする
お葬式で着用する衣類は基本的に柄のないものを選び、子どもの服装も派手すぎず、フリルなどが付いていないものを選んでください。
まとめ
お葬式に参列する際は、どのような形式であれ、正しい服装を心がけるのがマナーです。マナーを守り、故人との最後のお別れに参列しましょう。