目次
子どもに勉強を教えるとき、ついイライラ!
子どもに勉強を教えるとき、ついイライラしがちですよね。子どもの勉強を見守っていると、知らず知らずのうちにイライラが積もってしまい、つい感情に任せた一言を子どもに浴びせてしまうこともあります。そうすると、子どもは途端にやる気をなくしてしまうんです。
子どもも親も、互いに快適に勉強に取り組むためには、避けるべき勉強の教え方を把握することが大切です。子どもが勉強に没頭しやすい環境を作り、集中して取り組めるよう配慮しましょう。
勉強を子どもに教える際の『絶対NG行為』5選!
「なぜこんなのがわからないの?」と問い詰める
よく見ればすぐに見つかるような、簡単なミスが原因で答えを導き出せないのを見てしまうと、子どもに問い詰めたくなる気持ちになるのはわかります。しかし、子どもは一生懸命取り組んで見落とし、躓いている状態なので、問い詰めるような声かけはNGです。一緒に見直しを行って、子ども自身がミスを発見できるよう声かけをしましょう。
「あなたのためにやってるのに!」とイライラを子どもにぶつける
勉強がわからないと言ってるので説明してるのに、やる気が全く感じられないような態度をされると、イライラするのは当然です。ですが、イライラをぶつけても、解決にはなりませんし、子どもとの関係がこじれるだけです。やる気になれない時は、一旦休憩して気分転換させてみましょう。
説教交じりにダラダラと説明を続ける
解説なのか説教なのかわからないことを親からダラダラ言われるのは、子どもにとっても苦痛です。解説時は要点だけを伝えるつもりで手短に行いましょう。
できないことだけを指摘する
問題に対する答えが間違えているとき、できないところだけを指摘するのはよくありますよね。躓いている部分だけではなく、しっかりできている部分は褒めてあげましょう。最初から間違えている場合でも、計算式や考え方など全体を見て、褒める部分を見つけてあげましょう。
「簡単だから早く」とやみくもにせかしてしまう
どうしても手が離せない時などは、子どもをせかしてしまうことはあります。しかし、親にとって簡単なことでも、子どもには難しいことがよくあります。躓いている箇所に「簡単だから」「早く終わらせて」とせかす声かけはNGです。
子どもが勉強に取り組みやすい環境を作るコツ
- テレビなど気を引くものをオフにする
- 無音ではなく、生活音が出ている環境で勉強させる
- 子どもの「わからない」に「なんで?」から入らない
- 解説は端的に済ませる
- やる気になれない場合は勉強が終わってからの楽しみを提示する
自分が小さい頃時に勉強で躓いた時のことを思い出してみてください。親にどのようなサポートをして欲しかったかですか?何を言われるとやる気をなくしたかを振り返ると、自然と子どもへの接し方が見えてきます。
自分がわからない立場だったら、言われたくないことを意識し、子どもの気持ちに寄り添って対応してあげてください。
まとめ
勉強の好き嫌いや理解の速さには、個人差があります。子どもの思考傾向や性格を考慮し、勉強に取り組みやすい環境を作って、「わからない」に応えてあげてください!