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WUUウォーターサーバーは、THYM株式会社が運営するウォーターサーバーサービスです。
サブスク感覚で定期的にお水が届くサービスですが、使ったことがない方はどんな内容なのか分かりにくいですよね。この記事では、WUUウォーターサーバーの特徴や口コミを紹介します。
WUUウォーターサーバーの特徴
WUUウォーターサーバーは、天然水を扱うサービスです。ウォーターサーバーには天然水の他にRO水や水道浄水型などがありますが、天然水は美味しさに定評があります。WUUウォーターサーバーでは、その他にどんな特徴があるのか見ていきましょう。
富士山の標高1,000mの天然水
WUUウォーターサーバーの天然水は、富士山の標高1,000mで採水しています。標高1,000mというと、土地開発がまったく行われていないエリア。そんな場所で採れた天然水は透明度が高く、すっきりとまろやかな口当たりが魅力です。
WUUウォーターサーバーでは、水の品質管理も徹底的に行われています。例えば水質検査を2時間に1回実施して、そのたびに成分を確認しているそうです。採水工場は「FSSC22000」を取得した安全性の高い環境なので、安心して飲めるでしょう。
放射性物質が気になる方もいると思いますが、WUUウォーターサーバーでは毎月第三者機関による検査を実施しています。これまでに基準値を超える数値は出ていないとのことなので安全性の高い天然水といえるでしょう。
ミネラル豊かな軟水
WUUウォーターサーバーの天然水は、ミネラル豊かな軟水です。硬度は24mg/Lで、これは「超軟水」にあたります。非常に優しく飲みやすい味なので、家族や複数人で共用する場合も好みが出にくいでしょう。
また、軟水の天然水は赤ちゃんのミルクや離乳食にも使えます。というのも、生後まもない赤ちゃんのお腹は不安定で、硬度が高い水では消化が難しいといわれているからです。その点、wuuウォーターサーバーは軟水なので大人だけでなく赤ちゃんにも使えるというわけです。
また、富士山の天然水は、ミネラルやバナジウムが豊富なことも特徴です。せっかくお金を払うなら、健康に良いとされるミネラル入りの水がいいのは当然でしょう。バナジウムが含まれる天然水は国内では富士山でしか採れません。
これらのことから、WUUウォーターサーバーの天然水は非常に価値のあるものだといえます。
便利な使い捨てボトル
WUUウォーターサーバーは、いわゆる「ワンウェイ方式」のサービスです。
ワンウェイ方式とは、飲み終わった空のボトルを自分で捨てるシステム。スタッフが回収に来るまで保管しておく必要がないので、場所を取らなくて便利です。「自宅で処分するのも場所を取るのでは?」と思うかもしれませんが、WUUウォーターサーバーのボトルは水が減ると収縮します。
つまり、飲み終わったころにはペチャンコになっているので資源ゴミとして難なく出せるというわけです。水の容量が9.3Lと、他社よりコンパクトなので省スペースに処分できるでしょう。
使い捨てボトルは、衛生面が気になる方にも向いています。常に新品のボトルが使えるので使い回しのボトルに抵抗があるならこちらがおすすめです。
スリムでオシャレなサーバー
WUUウォーターサーバーの一番の特徴といえば、サーバーがオシャレでスリムなことでしょう。
サーバーの横幅は260mmとかなり細めの作りで、曲線的なフォルムは生活感が出にくくインテリアにこだわりがある方でも満足できるデザインです。カラーはホワイトとメタリックブラックの2色展開ですが、どちらも光沢を抑えた質感でスタイリッシュな仕上がりとなっています。
一般的なウォーターサーバーはレバー式の給水口ですが、WUUウォーターサーバーはボタン式を採用しているのも特徴です。ボタンは「HOT、COLD、UNLOOK」の3つだけとかなりシンプルなので手入れが楽というメリットもあります。
WUUサーバーのスペックは以下となります。
- 横幅:260mm
- 奥行:335mm
- 高さ:1,020mm ※ボトルカバー設置時1,240mm
- 重量:15.7kg
自動節電機能
ウォーターサーバーを選ぶポイントとして、省エネ機能が付いているかも大切です。
WUUウォーターサーバーは、「SLEEP機能」と呼ばれる自動節電機能を搭載。お部屋の明るさを感知して、自動的に湯沸かし機能を制御してくれます。夜間は消費電力を極力抑えられるので節電につながります。
旧式サーバーやレンタル無料のサーバーなどでは、この省エネ機能が省略されていることがよくありますが、その場合は電気代が倍以上かかってしまうことも稀ではありません。その点、WUUウォーターサーバーは、自動節電機能で電気代を気にせずに使えて便利です。
WUUウォーターサーバーの口コミ評判
WUUウォーターサーバーは口コミ数が多くはありませんが、その中でとくに目立っていたのは「サーバーがオシャレ」という評価です。その他にも参考になる口コミを集めたので、チェックしていきましょう。
微妙だったと感じた口コミ
ボトル単価に対する低評価の口コミです。WUUウォーターサーバーは、業界最安値というほど安いわけではありません。また、コスパ重視のRO水には負けてしまうので価格を重視する方にはイマイチなようです。
WUUウォーターサーバーは不在納品不可となっています。不在時は、配達業者が不在票を入れるので再配達を依頼しなければなりません。自社スタッフによる配達の場合、不在納品可能なところも多いので留守がちな方は使いにくいかもしれませんね。
再配達を依頼して受け取れればいいのですが、万が一、再配達の期限までに受け取れないと手数料がかかります。再配達手数料は、ボトルが1,100円、サーバーが3,300円です。旅行や入院などで長期不在にする場合は、事前に休止手続きをしておくといいでしょう。
WUUウォーターサーバーにはメンテナンスサービスがありません。メンテナンスを希望する場合は、5,500円の有償メンテナンスを行うことになります。他社では、定期的に無料メンテナンスをしてくれるところもあるので長期間使う場合は難点になってくるでしょう。
メンテナンスサービスがないウォーターサーバーには、自動洗浄機能が付いている場合があります。自動洗浄機能とはサーバーが自動的に内部を洗浄する機能のこと。WUUウォーターサーバーには、自動洗浄機能がないので自己負担になってもメンテナンスは必要になりそうです。
カスタマーサポートに問い合わせたところ、受け答えに不満を感じたという口コミです。詳細は不明ですが、あまり気分の良くない対応をされたようです。また、時間帯によってはなかなか繋がらない場合もあるとの口コミもありました。
よかったと思った口コミ
WUUウォーターサーバーは、デザインに力を入れているだけあってサーバーのデザインは高評価でした。他ではあまり見ない無機質なデザインは生活感が出にくいと評判。ウォーターサーバーは、思っている以上に存在感があるのでオシャレであるに越したことはありません。
多くのウォーターサーバーはレバー方式の給水ですが、WUUウォーターサーバーはボタン式。片手で給水できるので水を注ぐのが面倒にならないとの口コミが多数ありました。
ボタンは給水口よりもかなり高い位置に設計されており、小さな子供が触れないようになっています。子供は興味津々で給水したがりますからこれはうれしい仕様ですね。
ドリップトレイとは、給水口の下にある受け皿のこと。ここが狭いと給水の際に垂れた水が床まで滴ってしまうことになります。デザインを重視したサーバーは、ドリップトレイを最小限にしていることが多いですが、WUUウォーターサーバーはしっかりと面積を取っています。
ほとんどの会社が12Lボトルを採用している中、WUUウォーターサーバーは9.3Lと、約3kgも軽量な点が非常にありがたいとの声がありました。3kgの差はお水の交換や保管がぐっと楽になります。
WUUウォーターサーバーでは、注文総数25箱以上からボトル単価が下がります。値下げ額は1箱につき185円。ボトル単価が途中で変わる会社は珍しいので大きなメリットとなりそうです。
SLEEP機能に関する高評価の口コミです。寝ている間に自動で節電してくれるので何もしなくても省エネに。他社では、自分で省エネモードに切り替えなければならないサーバーもあるので、万が一忘れても自動で節電してくれるのはありがたいですね。
水の評判
お水の味は「美味しい」「まろやか」といった高評価が圧倒的多数でした。今まで水道水を飲んでいた方は、同じ水とは思えないほど差を感じているよう。富士山の天然水を扱っているウォーターサーバーはそれほど多くないので、味にこだわりたい方はぜひ試してみてください。
WUUウォーターサーバーの天然水は、赤ちゃんも飲める超軟水でミルク作りにも問題なく使えます。水道水を使ってお湯を沸かして作るのはとても大変ですが、ウォーターサーバーなら適温のミルクがすぐに完成します。その上、美味しくて栄養価が高いとあれば使わない手はありません。
冷水と温水を使って簡単な白湯を作っている方もいました。目覚めの白湯は体に良いことで知られますが、作るのは意外と時間がかかるもの。WUUウォーターサーバーなら、忙しい朝も時短で作れる上、水道水では得られないミネラルやバナジウムなども採れます。
定期的な水質検査を行っているWUUウォーターサーバーですが、公式サイトなどで結果報告はされていません。水に安全性を求める方にはやや不安を感じる部分だと思います。
総評
WUUウォーターサーバーの口コミを検証したところ、メリットとデメリットが分かりました。
メリットは、サーバーがオシャレで使いやすいということ。無機質なデザインでスタイリッシュという言葉がぴったりのサーバー。ボタン式で便利なだけでなく、子供が触れない点も高評価でした。
もうひとつのメリットは9.3Lボトルを採用している点。12Lボトルでは多すぎて飲みきれない、重たくて交換できないという方から好評でした。9.3Lが魅力で他社からWUUウォーターサーバーに切り替えたという声も。
デメリットは、メンテナンス全般のサービスがあまり充実していないことです。そもそもスタッフによる定期メンテナンスを行っておらず、したい人がしたい時に自分で返送するというシステム。
公式HPでは、3年に1度のメンテナンスを推奨していますが、自動洗浄機能がないのでもう少し頻繁に行いたいところ。自然故障の場合は無料で交換してもらえますが、長期間使っている方ほどメンテナンスのタイミングに困っている印象でした。
このようなデメリットはありましたが、口コミ全体としては高評価であったと言えます。
WUUウォーターサーバーと他サービスを比較
サービス名 | WUUウォーターサーバー | 日本の山水 | ワンウェイ |
月額料金 | 3,180円 | 4,278円 | 4,104円(天然水) |
注文ノルマ/月 | 18.6L | 24L | 天然水:24L RO水 :36L |
設置工事 (事務手数料含) |
3,036円 | 3,240円 | 無料 ※一部サーバーのみ1,100円 |
温度設定 | 冷水:4~10℃ 温水:80~85℃ |
冷水:3〜12℃ 温水:60〜90℃ |
冷水:6〜10℃ 温水:80〜90℃ |
注文できる水の種類 | 天然水:1種類 | 天然水:3種類 | 天然水:3種類 RO水 :1種類 |
月額料金(レンタル代込)
月額料金は、3社の中でWUUウォーターサーバーが最安値となりました。ただし、「日本の山水」「ワンウェイ」は12Lボトルです。ボトル2本だとWUUウォーターサーバーが5.4L少ないので、その点は考慮する必要があるでしょう。
とはいえ、1Lに換算するとWUUウォーターサーバーが約170円なのに対して、他2社は178円程度とやはりWUUウォーターサーバーが一番安いことは確かです。
注文ノルマ
どんなウォーターサーバーにも注文ノルマが設定されていますが、今回比較した3社もやはりノルマがありました。3社とも月2本ですが、WUUウォーターサーバーは1本あたり9.3Lなので、最もノルマが優しいと言えるでしょう。
設置工事
設置工事費用は「ワンウェイ」のみ無料です。一部サーバーのみ有料ですが、基本的には無料となっています。WUUウォーターサーバーは3,036円と、「日本の山水」とほぼ同額。とはいえ、両社ともに自身で設置する仕組みなので正確には工事費ではなく「事務手数料」となります。
温度設定
温度設定は、WUUウォーターサーバーが最も温度幅が狭い結果となりました。一番温度設定が充実しているのが「日本の山水」。温度設定の幅が広いと使えるシチュエーションがぐっと増えます。
WUUウォーターサーバーの「最高85℃」に関しては、カップラーメンや熱々のお茶を飲みたい方にはやや物足りないかもしれません。
利用できる水の種類
3社ともに天然水をメインとしたウォーターサーバーですが、「ワンウェイ」のみRO水も選択可能。これにより価格を抑えてサーバーを使うこともできるので、天然水1種類しかないWUUウォーターサーバーは選択肢が少ないと言えます。
扱う富士山の天然水は良質なものですが、水を選びたい方は他のウォーターサーバーを検討してみてもいいかもしれませんね。
WUUウォーターサーバーがオススメな方
インテリアになじむサーバーを使いたい方
インテリアになじむオシャレなサーバーを使いたい方は、WUUウォーターサーバーがオススメです。
WUUウォーターサーバーは自社のオリジナルデザインを採用しており、一般的なサーバーと差が付くデザインが楽しめます。カラーはホワイトとメタリックブラックがあるので、お部屋の雰囲気になじむものを選べるでしょう。
一人暮らしや二人暮らし
一人暮らしや消費量が少ない方は、WUUウォーターサーバーがオススメ。
WUUウォーターサーバーは、珍しい9.3Lボトル。一般的な12Lボトルよりも飲み切りやすいのでノルマが気になる方は重宝するでしょう。
軽いボトルが良い方
軽いボトルが良い方にも、WUUウォーターサーバーがオススメです。
一般的なボトルサイズといわれる12Lより、3kg程度軽いWUUォーターサーバーのボトルは交換も負担がかかりません。たった3kgと思うかもしれませんが、生後まもない赤ちゃんほどの重たさです。サーバー最上部までボトルを持ち上げないといけないので、3kg軽いだけで大変さがまったく変わります。
WUUウォーターサーバーの利用方法
WUUウォーターサーバーの利用方法は簡単でとてもシンプル。ここからは利用方法を詳しく解説します。
申し込み手順
WUUウォーターサーバーの申込みはWebから行いましょう。
公式サイトの上部に「お申込み」というリンクがあります。ここをタップして名前や生年月日、住所などを入力すれば申し込み完了です。サーバーは、10日以内に発送されるので届いたら好きな場所に設置して使い始めましょう。
初期費用・月額料金
初期費用は、事務手数料の3,036円にボトル2本を合わせた6,216円。初期費用がやや高めなのがネックですが、その代わり月々のレンタルは料が無料となっています。
その他にかかる可能性がある費用としては、サーバーやボトルを受取拒否した場合の手数料。サーバーは3,300円、それ以外の商品は1,100円発生します。受取拒否することはなかなかないと思いますが、念のため覚えておきましょう。
送料・配送地域
WUUウォーターサーバーの送料は無料。配達業者による配達は送料が加算されることがあるので無料で届けてもらえるのは嬉しいですね。ただし、有償メンテナンスの際に返送する送料は自己負担になります。
WUUウォーターサーバーは、日本全国への配送が可能です。ただし、沖縄と一部の離島に限りエリア外。これらの地域は、今後配達可能エリアになる可能性もあるのでチェックしておきましょう。
ちなみに、天然水の定期宅配は天災や地災などの影響で別の水源から配送されることがあります。
WUUウォーターサーバーは、富士山の天然水なので万が一、富士山近辺で災害があった場合は別の水源のお水が届くシステムです。
支払方法
支払方法は、クレジットカード一択となっています。使えるカード会社は以下となります。
- Visa
- MasterCard
- JCB
- Diners
- American Express
カードの利用日は商品が出荷された日でカウントされます。クレジットカードが使えない方は、例外として代引きや口座引き落としにできるようです。ただし、手数料が324円かかってしまいます。これは、あくまで特例なのでクレジットカードを持っていない方はカスタマーセンターに相談してみましょう。
マイページへのログイン方法
マイページは、公式サイト上部からログインできます。
ID・パスワードは、新規申し込みした際に返送される確認メールに記載されています。そちらからアクセスして指定のID・パスワードを入力することで、マイページにログインできます。
休止方法
水が消費できず溜まり過ぎてしまったら、休止の手続きを取りましょう。
WUUウォーターサーバーでは、一時的に配送を止める休止システムがあります。1ヶ月の休止であれば、無料でスキップできるので旅行や入院の際は活用しましょう。ただし、2ヶ月目以降は1,100円の手数料が発生します。
休止の手続きは次回発送予定日の7日前までに済ませましょう。それを越すと直近のボトルが届いてしまいます。休止の手続きは、カスタマーサポートにて受け付けてもらえますよ。
WUUウォーターサーバーの解約方法
WUUウォーターサーバーの解約は以下のような方法があります。
- カスタマーサポートに電話またはメール
- LINEで連絡
メールまたはLINEであれば、24時間いつでも送れるので便利です。サーバーの返却など分からないことがある場合は、電話で相談してみましょう。注意点として、WUUウォーターサーバーの解約には違約金が発生する場合があります。
基本的に2年以上使うことを前提とした契約なので、2年未満で解約する際は15,277円、1年未満の場合は20,167円の解約違約金がかかります。
まとめ
WUUウォーターサーバーは、美味しい天然水とオシャレなサーバーが魅力であることが分かりましたね。
富士山の天然水にこだわってペットボトルで買い続けている方もいるかもしれませんが、WUUウォーターサーバーであれば、レンタル料無料でサーバーを使えるので、月18.6L以上飲む方はぜひ検討してみてください。
口コミでは、「メンテナンスが不満」「水質検査の結果が不明瞭」などの低評価もありますが、それ以上に「美味しい」「サーバーが素敵」という高評価がほとんどだったことは事実です。
デメリットは、1年以内または2年以内に解約すると違約金が発生する点。メリットやデメリット考慮した上で、ご自身のライフスタイルに合っていると感じたら、便利でオシャレなWUUウォーターサーバーを利用してみましょう。