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靴箱(下駄箱)を消臭する方法5選!
靴箱や靴自体が不潔な状態では、効果があるとされる消臭グッズを使っても意味がありません。グッズに頼る前に、まず掃除と湿気対策に気をつけたいものです。
①靴箱を掃除する
靴箱の中から靴を全て外に出し、一度リセットした状態にします。掃除機や玄関用のほうきを使って、靴箱に溜まった埃や砂を全て取り除きます。ゴミが綺麗に無くなった所で洗剤をつけた雑巾で拭き、靴を戻すまでしっかりと乾かします。
②靴箱を定期的に換気する
掃除をする時はもちろん靴箱を開けますが、それ以外でも定期的に開けて換気するようにします。ずっと締め切った状態では空気がこもり、特に汚れがつきやすい靴を入れていると臭いも発生しやすいため、換気して空気の入れ替えをする事が大切です。
③履き終えた靴をすぐに靴箱に入れない
1日履いていた靴は汗などの水分で湿気がこもっています。この状態ですぐに靴箱に入れると、当然ながら靴箱の中の湿度も高くなります。靴の中の湿度を下げるために玄関や外でしばらく干しておき、しっかりと乾燥させてから靴箱に収納します。
④新聞紙で湿気対策
しっかり乾かしたつもりでも、まだ靴の中は湿っている可能性があります。また家庭の事情によっては、なるべく早く靴を収納しなければならない事もあります。もし靴の湿気が気になるのであれば、新聞紙を丸めて靴の中に詰めておくと、湿気を吸い取る事が出来ます。
⑤トイレットペーパーで臭いを吸い取る
トイレットペーパーを下駄箱の各段に1ロールずつ置いておくと、臭いを吸収して閉じ込めてくれます。また湿気を吸い取る効果もあるので、湿気対策としても使えます。
1ヶ月も経てば効果が薄れてしまうので交換が必要ですが、靴箱で使ったトイレットペーパーも普通に使う事が出来るので、無駄にはなりません。
靴箱(下駄箱)を消臭出来るおすすめグッズ!
靴箱を消臭するグッズが数多く販売されています。また市販のものだけではなく、自分で消臭剤を手作りする事も出来ます。
消臭シート
置くだけで簡単に靴箱の臭いが取れるので重宝されているアイテムです。
好みのサイズにカットして使う事が出来ます。靴箱の中の湿気をしっかり吸い取り、防ダニ・防カビ対策としても効果が期待出来ます。使い切りではなく、天日干しにしておくと効果が回復するため、経済的にも優しいシートです。北欧風のデザインで、下駄箱の中を一気に華やかにさせます。
重曹
靴箱に限らず、家の様々な部分の掃除に活用出来ます。天然素材なので人体への影響もなく、小さい子供がいる家庭でも安心です。
純度99%以上の重曹で、チャック付き簡易包装のため、好きな時に好きな用途で使う事が出来ます。脱臭効果もあるので、靴箱の臭い対策に活用出来ますが、紙コップや瓶などに入れておけば、手作りの消臭剤が簡単に完成します。
直接靴の臭いを取るためには、和紙や古いストッキングに重曹を包んで入れておくとスッキリと消臭する事が出来ます。
アロマ
玄関を開けた時、または靴箱を開けた時にほのかな香りが漂うと嬉しいものです。家の雰囲気をワンランクアップさせられるのがアロマの香りです。
消臭効果の強いペパーミントとユーカリの精油が植物エタノールで希釈されたスプレーです。靴箱の中はもちろん、部屋中の嫌な臭いを一瞬で消し去って、爽やかなミントの香りで包み込みます。
もし靴の臭いが強ければ、靴の内側先端部分に直接2~3回スプレーしてみると、ユーカリの殺菌作用により臭いの元である菌を分解させる事が出来ます。
脱臭炭
炭には強力な消臭効果があるとして注目されています。臭いが強い靴箱にも効果抜群です。
和歌山の紀州備長炭を脱臭炭として採用し、さらに活性炭をプラスして微粉末に加工しています。ここに孟宗竹パウダーやミネラル脱臭剤を配合する事で強力な脱臭効果が期待出来ます。
炭がゼリー状になっており、ゼリーが小さくなれば交換時期とわかりやすく、またコーナー置きタイプなので、狭いスペースを有効に活用しながら隅々まで脱臭出来るのもメリットの1つです。
置き型消臭剤
靴箱に入れておくだけで嫌な臭いを消臭してくれます。使用方法が手軽で誰でも使いやすいアイテムです。
最大の特徴でもあるニオイ吸引ゼリーが靴箱の臭いを吸い取ってくれますが、アンモニアや酸性の臭いを分解消臭し、硫黄系の臭いも分解消臭していきます。
スッキリとしたデザインで、狭いスペースでも無理なく設置出来ますが、縦置きだけではなく、横置きや寝かせた状態でも効果を発揮します。ちなみに消臭効果は1.5~2ヶ月持ちます。
手作りの消臭剤(アロマ重曹)
自分でも簡単に消臭剤を作る事が出来ます。少し工夫してみる事で、市販の消臭剤同様の効果がありつつ、リーズナブルに作れるのも魅力です。
消臭効果の高い重曹に、自分の好きな精油を使って自分好みの消臭剤を作ります。重曹とアロマ以外に用意するのは、ペーパーナプキンと口が広く大き目の容器、紐となっており、全てダイソーなど100円ショップで準備する事が出来ます。
容器に重曹を入れ、そこに好きなアロマオイルを10~20滴混ぜて、ペーパーナプキンを蓋にして紐で口を縛るだけで消臭剤の完成です。しっかりと嫌な臭いは消しながらも、好きな香りが靴箱の中から漂ってきます。
靴箱(下駄箱)に臭いをつけないための予防方法
そもそも臭いがつきにくい靴箱にするための方法はあるのでしょうか。簡単な防止対策を紹介します。
臭いの元となる菌を減らす
靴箱の中が臭うのは、汗からの湿気と菌が原因になっています。湿気は外で乾かしたり、ドライヤーを使って乾燥させる事で解決出来ますが、菌を完全に消滅させるには時間がかかります。
最近は携帯用の抗菌スプレーもたくさん出ているので、こまめにスプレーをして菌対策を心掛けたいものです。また菌が溜まりやすいインソールをこまめに交換するという方法も手軽です。
靴の丸洗いを毎日するのは大変ですが、インソールの交換なら苦にはなりません。ちなみにインソールは70℃以上の高温で滅菌処理と次からも清潔に使う事が出来ます。
靴箱に湿気を吸う素材を貼る
家庭によって靴箱に使用されている材木は違いますが、種類によってはたっぷりの水分を吸収してくれる内装材も存在します。靴箱の背壁に吸水性の良い素材を貼り付ける事で、中の湿度を一気に変える事も可能です。
また調質機能のあるタイルやパネルはこもりやすい湿気を適度な湿度に調整する効果があるので、その部分だけ簡単にリフォームしてみても良いかもしれません。
靴の詰め込みすぎに注意
靴箱の中を徹底的に掃除しても消臭剤を置いても、靴を詰め込みすぎていると湿気が溜まって臭いやすくなります。靴箱の中の空気を入れ替えるためにも、こまめにチェックして「要る靴」と「要らない靴」の整理をする必要があります。
サイズが合わない靴はもちろん、1年以上履いていない靴も処分する事が賢明です。本当に必要な靴だけを収納しておく事で靴箱も使いやすくなり、さらに臭いの予防対策にもなります。
玄関は家の顔!靴箱(下駄箱)は清潔にしましょう
玄関は家の顔ともいわれるスペースです。お客さんを呼んだ時に靴箱から嫌な臭いがすると、例え他の部屋が綺麗に掃除されていても、幻滅してしまうものです。
臭いが染み付くと厄介ですが、実は少し手間を加える事で臭い知らずの靴箱になります。靴の中の湿気を逃してから収納する事、こまめに靴箱を換気する事、そしてきちんと掃除をして消臭グッズを使う事が基本です。