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部屋が臭い…臭いの原因はなに?
外から帰宅し、自分の家の中に入ると、モワッとなんとも言えない不快な臭いを感じることはありませんか。家にいるときは感覚が麻痺してしまっているので、気づかないことも多いですが、外から帰ってくると気付くケースは多くあります。
部屋の悪臭…考えられる原因は?
普通に生活しているはずなのに、なぜか漂ってくる不快な悪臭。部屋の悪臭として考えられる原因は、以下の通りです。
- 汗や皮脂などの体臭
- ペットの獣臭
- タバコのヤニ
- 室内に積もっているホコリ
- エアコンの内部に潜むダニ
- キッチン周りの生ゴミ臭
- 食事の残り香
一般家庭であっても、これだけの悪臭原因が家の中には潜んでいます。毎日換気していなければ、これだけの臭いが部屋中に充満することになるので、生活している最中は気づかなくても、帰宅した直後にムワッと漂う悪臭となります。
普段から実践したい!簡単にできる悪臭予防は?
不快感を感じる部屋の臭いは、そのまま放置していると、心身共に悪影響を与えることがあります。実感はなくても、なんとなく気分が悪くなったり、頭が痛くなったりする時は、こうした部屋の環境の悪さが原因となっていることもあるのです。
まずは、なるべく悪臭を蓄積させないことが大切です。普段から意識して行いたい簡単にできる臭い予防と消臭方法を実践しましょう。
- 毎日換気する
- 空気清浄機や除湿機を活用して湿気を溜め込まない
- ゴミはこまめに捨てる
- 臭いを吸収しやすいカーテンや寝具はこまめに洗濯する
- 靴は帰宅後に靴箱に収納せず乾かす
- タバコは部屋の中で吸わない
こうした細かい生活習慣を毎日実践することで、ある程度の臭いを事前に予防することが可能です。特に毎日の換気はとても重要です。1日10〜15分でもいいので、家中の空気を換気し、悪臭が蓄積しないように心がけましょう。
部屋の中が臭い…徹底的に消臭する方法を解説!
すでに部屋の臭いが気になっている場合は、臭いが部屋中に染み込んでいる可能性があります。この場合は、徹底的に消臭していくのが正解です。では、どのような方法で部屋の臭いを除去することができるのでしょうか。
まずは徹底的に掃除を!
まずは徹底的に掃除を行いましょう。臭いがこびりつきやすい場所は、至る所にあります。キッチンのシンク周りや換気扇、レンジフード、冷蔵庫は、特に生ゴミや油汚れの臭いで充満しやすい場所です。
キッチンはリビングとつながっているご家庭が多いので、キッチンの悪臭がそのままリビングへと伝わってしまい、家中が悪臭まみれになってしまう原因にもなります。
まずはキッチン周りを徹底的に掃除し、その後、臭いを吸着しやすい布類(カーテンなど)を洗濯、さらにホコリも臭いを吸着しやすいので、ホコリが溜まっているところを徹底的に拭き掃除(濡れ拭き、乾拭き)しましょう。
この際、必ず換気することも忘れないでください。
重曹スプレーで布製家具を消臭
家中を掃除し、さらに換気をしても臭いが気になるという場合は、なかなか洗濯するのが難しい布製の家具に臭いが染み込んでいる可能性があります。
布製のソファーやクッションなどは、洗濯ができないので、一度臭いが染み込んでしまうと廃棄処分するまで臭いが残っていることもあります。しかし、こうした布にこびりついた臭いは、重曹スプレーで消臭できることをご存知でしょうか。
重曹スプレーは、重曹小さじ1杯に対して、100mlの水を加えて溶かします。この重曹水をスプレーボトルに入れるだけで、重曹スプレーが完成します。重曹スプレーは、消臭だけでなく掃除道具としても活躍するので、1本常備しておくと便利ですよ。
この重曹スプレーをソファーやクッションなどに吹きかけることで、臭いを消臭することができます。布製家具の臭いが気になる方は、ぜひ一度試してみてください。
消臭アイテムは空気が停滞しがちな場所へ置く
消臭といえば、スーパーやドラッグストアなどで販売されている置き型消臭アイテムを思い浮かべる人が多いでしょう。これらは、それぞれの臭いに対応した成分で消臭してくれる優秀アイテムです。
しかし、ただ置くだけでは効果が半減してしまうこともあります。置き型消臭アイテムは、空気が停滞しがちな場所へ置くのが正しい方法です。部屋の隅やキッチン周りなど、部屋の中でも臭いが滞りがちな場所へ置くことで、より効果を発揮できますよ。
また、靴箱など臭いがこもりがちな場所にも脱臭剤を置いておくことをおすすめします。脱臭剤の中でも除湿効果の高いものが効果的です。
部屋の嫌な臭いは清掃・換気・消臭の3つで徹底予防!
いかがでしたでしょうか。部屋にムワッと漂う嫌な臭いは、基本的に生活の中で生まれる生活臭が原因です。普段からこまめに清掃やゴミ捨てをし、毎日換気することで、ある程度予防することが可能です。さらに重曹スプレーなどを活用した消臭法を活用して、徹底予防に努めましょう。