湯シャンで臭いと言われた!その理由と正しい洗い方

シャワー・シャンプー・女性

湯シャンをしている人で、髪が臭いと言われたことはありませんか?毎日湯シャンをしていても、やり方を間違えると臭くなることがありますので、自分では気が付かずに周りの人に不快な思いをさせているかもしれません。湯シャンをして臭いと言われた人は、その理由と臭くならない方法や正しい湯シャンの方法をこの記事で確認してくださいね。

湯シャンは臭いと言われる理由

女性の髪を嗅ぐ男性

毎日湯シャンをして清潔にしているつもりなのに臭いと言われたらショックですよね。でも、湯シャンをしている人は臭いという口コミがあるのも事実です。

ここでは、湯シャンは臭いと言われた理由を一つずつ説明しますので思い当たることがあるか確認しましょう。

皮脂分泌量が多い

皮脂が過剰に分泌されていると、お湯で洗い流すだけでは皮脂を落としきれずに臭いが残ることがあります。

湯シャン後、まだべたつきが残っていたり、乾燥させてしばらくするとべたついてきた人は、湯シャンだけでは改善できない可能性があります。

雑菌が繁殖している

頭皮に雑菌が繁殖すると言われたらびっくりすると思いますが、頭皮にも雑菌は繁殖します。頭皮に雑菌が繁殖する原因は主に2つ。

原因1.すぐ乾かさない
湯シャンをした後、すぐ乾かさずにそのまま放置していると雑菌が繁殖しやすくなります。頭皮で雑菌が繁殖するとかゆくなったり、臭くなります。

原因2.皮脂が多い
雑菌は皮脂やフケをエサにして繁殖して悪臭を発生させますが、皮脂が多いほど雑菌は繁殖しやすくなります。

皮脂分泌量が増える食生活をしている

そもそも皮脂量が多いのがニオイの原因ですので、皮脂量が増える食生活をしている可能性があります。

皮脂量が増える食べ物は、肉類、乳製品、辛い物、にんにく、アルコールなどです。肉中心の食生活の場合、悪臭の原因物質が体内にたまって体臭や皮脂臭になります。

しっかりブラッシングしない

湯シャンの前には必ずブラッシングをして頭皮のほこりやゴミなどの汚れを取り除く必要があります。それによってお湯が頭皮に入りやすくなりますが、汚れが付いたままだとお湯が行き渡らず洗い残しが出てきます。

《 湯シャンは臭いと言われる理由 》

  • 皮脂分泌量が多い。
  • 雑菌が繁殖している。
  • 皮脂分泌量が増える食生活をしている。
  • しっかりブラッシングしない。

湯シャンで臭いと言われないためにすべきこと

女性 髪の毛 乾かす

湯シャンにして臭いと言われた人は次のことに注意しましょう。

スタイリング剤は使わない

スタイリング剤はお湯だけでは落とせませんので、湯シャンではスタイリング剤の成分が頭皮に残ってしまいます。残ったスタイリング剤は毛穴を塞いだり臭くなります。

湯シャンで汚れを残さない

皮脂が過剰に分泌されていると、お湯だけでは落としきれずに皮脂が残ってしまうことが多く、残った皮脂の臭いは周りの人を不快にさせるほど臭いことがあります。湯シャンでは無くシャンプーでしっかり洗浄した方がいいでしょう。

ただし、敏感肌でシャンプーの刺激に弱い方は、刺激の少ないシャンプーが多数販売されていますので自分の肌にあったものを使いましょう。

湯シャン後はしっかり乾かす

湯シャンをした後、すぐに乾かさず濡れたまま放置していると頭皮に雑菌が繁殖する可能性があります。雑菌は本当に臭いので繁殖する前にすぐ乾かしましょう。

徐々にシャンプーを減らす

今までシャンプーを使っていた人が急にお湯だけで洗うようになると皮脂の分泌が増えますので臭くなります。ですのでいきなり湯シャンにせず、徐々にシャンプーの使用頻度を減らしましょう。

シャンプーを使う日も作る

頭皮に皮脂などがたまるとお湯だけでは落とせません。湯シャンで洗い流すことができなかった汚れをシャンプーでしっかり落としましょう。

刺激の無いシャンプーを使う

敏感肌のため湯シャンにしている方は、敏感肌用のシャンプーや、刺激の少ないオーガニックシャンプーが多数販売されていますのでそちらを使ってみてはいかがでしょうか。

湯シャンにこだわらない

湯シャンを続けていると皮脂分泌量が減るとか治まると言う方もいますが、その話に根拠はないそうです。ですので、湯シャンで洗い残しがないのに臭いといわれたら、湯シャンにこだわらなくてもいいと思います。

《 ポイント 》

  • スタイリング剤は使わない。
  • 湯シャンで汚れを残さない。
  • 湯シャン後はしっかり乾かす。
  • 徐々にシャンプーを減らす。
  • シャンプーを使う日も作る。
  • 湯シャンにこだわらない。

湯シャンの効果

頭皮ケア

フケや乾燥を予防する

シャンプーの洗浄成分が強く皮脂が取れすぎると乾燥してフケが出る可能性があります。湯シャンはシャンプーを使いませんのでフケや乾燥を予防します。

皮脂の過剰分泌を防ぐ

シャンプーを使い続けると、頭皮が乾燥し、皮脂が分泌されます。湯シャンの場合、シャンプーを使いませんので過剰な皮脂分泌をふせぐことができます、

湿疹やかゆみが軽減される

アトピー体質の人にとってシャンプーは刺激が強く湿疹やかゆみがでることがあります。湯シャンは頭皮への刺激が少なくアトピーによる湿疹やかゆみなどの肌トラブルを防いだり軽減する効果があります。

抜け毛が減る

強力な洗浄力のあるシャンプーを使い続けると、肌を保護するための皮脂まで洗い流してしまい、乾燥、フケ、かゆみ、抜け毛などのトラブルがおきます。

湯シャンをすると肌を保護するための皮脂は維持でき、改善された頭皮環境は保たれますので抜け毛が減ります。

湯シャンが向いている人

湯シャンが向いている人は頭皮の皮脂分泌が少ない人で、通常のシャンプーを使って洗うことで必要な皮脂も流れてしまい、頭皮トラブルが発生する可能性があります。

そのため、皮脂が過剰に流れることをおさえながら汚れだけを洗い流せます。

湯シャンの効果はいつ頃出る?

湯シャンの効果がでるまで28日以上かかります。人の肌が生まれ変わる周期が28日程度だからですが、頭皮の環境が必ず改善されているとは言い切れません。

湯シャンの正しいやり方

ヘアマッサージ

湯シャンで臭いと言われた方は、湯シャンの方法に間違いはありませんか?ここでは、正しい湯シャンの方法を紹介します。

ブラッシングする

シャンプー前に必ずブラッシングします。湯シャンはシャンプーを使用しませんので、髪のほこりやゴミなどの汚れが落ちにくいため、丁寧にブラッシングして汚れを浮かし取り除きます。

また、ブラッシングで髪のもつれをほどき、湯シャンで頭皮にお湯が通りやすくします。毛先を先にブラッシングして絡みをほぐしましょう。

また、頭の上から下に向けてほこりやゴミ、頭皮の汚れを浮かせるよう丁寧にブラッシングしましょう。

お湯を頭皮にかける

お湯の温度を38~40℃に設定します。シャワーを頭皮に近づけて頭皮や髪の毛全体を濡らします。頭皮にお湯をかけながらゆっくり時間をかけてすすぎましょう。お湯の温度が40℃を超えると皮脂を取り過ぎてしまいますので注意しましょう。

指の腹のでマッサージしながら洗う

38~40℃のお湯をかけながら、頭の下から上にむかって、指の腹でゆっくり円を描くようにマッサージしながら洗います。

マッサージの時間は5分程度です。シャワーの刺激とマッサージで頭皮の血行が良くなります。力を入れすぎたり強く擦ったりせず、優しくマッサージしましょう。

しっかり乾かす

タオルで優しく挟むように水分を取り、ドライヤーで乾かします。ドライヤーは頭の上から毛先に向かって乾かします。

自然乾燥はキューティクルが無くなり髪が傷んでしまいますので、湯シャンが終わったらすぐ乾かしましょう。また、自然乾燥で水分が長時間残ったままだと雑菌が繁殖する可能性がありますので注意しましょう。

湯シャンの注意点

もし、湯シャンをして頭皮が炎症したりかぶれた場合は、すぐ中止しましょう。すぐ直らないようでしたら皮膚科で相談してください。

最後に

シャンプーをしている女性の後ろ姿

湯シャンをして臭いと言われたら、すぐシャンプーで洗うことをおすすめします。

頭皮に皮脂が過剰に分泌されると確かに臭いです。周りの人に不快な思いをさせるほど臭い場合はシャンプーでしっかり洗浄した方がいいでしょう。

その後、湯シャンを続けたい場合は、毎日湯シャンするのではなく、週2~3日はシャンプーの日にしましょう。

ただし、湯シャンの効果は人それぞれですし、いつ効果がでるかもわかりません。無理に湯シャンにこだわらず肌トラブル用のシャンプーなどを利用してはいかがでしょうか。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る