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神社は神聖な場所 神様に失礼にあたる行為は絶対やめて
神社は古くから神様を祀っている場所として神聖視されている場所です。神社によって、主祭神として祀られている神様は異なりますが、どの神社も神聖な場所として敬い、崇める気持ちが大切です。
そんな神社では、神様に失礼にあたる行為は絶対にしてはいけません。無意識であっても失礼な行為をしてしまうと、不敬であると判断され、神様の怒りに触れてしまうかもしれません。
こうした理由により、間違った行いをしないよう、神社では参拝ルールやマナーなどが注意書きされていたり、参拝前に多くの人が神社参拝時のルールやマナーを確認しているのです。
神社に持ち込んではいけない『絶対NGなもの』4選
鳥居をくぐる際は挨拶としてお辞儀をする、参道の真ん中を歩いてはいけないなど、数々のルールやマナーがある神社ですが、意外と神社に持ち込んではいけないものを知る人は少ない印象です。ここでは神社に持ち込んでしまうと失礼にあたる絶対NGなものをご紹介します。
1.ハサミやカミソリなどの刃物類
ハサミやカッター、カミソリなど、刃物類を神社に持ち込む行為は、神様に対して攻撃的な態度を取っていると思われてしまい、失礼に当たるため、絶対にNGです。
人間同士であっても、刃物を相手に向ける行為は失礼であり、危険な行為として認知されています。これを知らずに神様にやってしまったら…非常に失礼であり、恐ろしいことですよね。
したがって、ハサミやカミソリ、カッターなど、刃物に分類されるようなものは持ち込まないようにしましょう。カバンの中に入れっぱなしにしていて、誤って持ち込んでしまう行為にも気をつけてください。
2.お肉やお魚などの生もの
スーパーの帰りにちょっと立ち寄ってみたり、帰り道の最短ルートとして神社を通り抜けたりすることはありませんか。神社の位置や造りによっては、こうした状況に置かれる人もいるかもしれません。
しかし、もしもスーパーなどでお肉やお魚などの生ものを購入した場合、神社を通ることは避けてください。神様にとって、すでに死んでいるお肉やお魚などは、「死体」と同じ意味を持ちます。
穢れを持つ死体を持ち込む行為は、神様にとって非常に失礼な行為です。そのため、お肉やお魚といった食品であっても、持ち込むことは控えてください。
3.アニマル柄などの動物に関するアイテム
神社では、「死」が穢れとして扱われるため、死に関する事柄を持ち込むことがNGと考えられています。そのため、動物の殺生をイメージさせるアニマル柄の服装やファッションアイテムはNGとされています。
また、動物の毛皮をイメージしたフェイクファーやレザーアイテムなども控えるべきです。神社という聖域に汚れを持ち込んだとして、失礼に当たります。
4.場所によってはペットなどの動物もNG
神様にとって、動物の類は敵であることをご存知でしょうか。これは神様によって異なりますが、神様の中には、動物を苦手とする神様が多くいます。
また、神様の中には、神の使いと呼ばれる動物を使役している神様もいます。そうした動物を使役している神様にとって、その他の動物を連れ込む行為は非常に失礼であり、「敵がやってきた」と嫌悪する行為でもあります。
よく神社に散歩がてら犬と一緒に参拝するという話を聞きますが、基本的に神様のいらっしゃる聖域に動物(ペット)を連れ込むことはやめましょう。
こんな時も神社の参拝は控えて…失礼にあたる状態とは?
上記で紹介したものを持ち込むこと以外にも、「こんな時は神社に参拝するべきではない」と言われている状況や状態があります。以下のタイミングでの神社参拝は控えましょう。
- 生理中
- 忌中や喪中など身内が亡くなった直後
忌中や喪中時は、身内の死という穢れを背負っている状態です。そのため、「死」が身近にある穢れの状態で神社へ参拝し、神様と対面する行為は、大変失礼に当たります。
また、「死」に関連する状態として、神社内で血が流れる状況を作ってはいけないとされています。そのため、血が体外に流れ出る生理中は、なるべく神社という聖域内に入ることを控えるべきと考えられています。
生理が終わり、体調が整ってから神社へ参拝するようにしましょう。
神社へ参拝する際は持ち込むものや状態にも気をつけて
いかがでしたか。今回紹介したようなNGなものを持ち込む行為や、神様に失礼にあたるタイミングでの参拝は控えるべきです。神社へ参拝する際は、神様に対して失礼に当たらない状態をしっかり整えた上で訪れましょう。