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お掃除に必須ともいえる重曹
強力な洗浄力を持つ洗剤を使用すると、気になる汚れをすっきり落としやすくなるかもしれません。
しかし、洗浄力の強い洗剤は、皮膚への負担が大きく、万が一目の中に入ってしまったら大変!小さな子どもやペットがいる場合、誤飲してしまうと取り返しがつかない事態になる可能性もあります。
そこで試してみたいのが、重曹を使ったお掃除です。掃除アイテムとして有名ですが、使用時にはいくつかの注意点があるのでチェックしましょう。
重曹の『間違った使い方』6選!
重曹を使用するときにすべきではない、NG行為についてまとめました。
1.料理に使用する
重曹には、主に3つの種類があります。
- 食用
- 掃除用
- 作業用
食用のものは、ベーキングパウダーとして販売されているため料理に使用しても全く問題ありません。しかし、掃除用として販売されているものを料理に使用するのはNG。
2.カーペットにまいて脱臭する
重曹は、人の汗や生活臭などを消臭する効果が期待できますが、重曹の粉をそのままカーペットにまいても効果がないため要注意!重曹をカーペットにまいてそのまま掃除機で吸っても、思うほどの消臭効果は得られません。
消臭したいのであれば、重曹を水で溶いて弱アルカリ性の状態にしてスプレーとして使用しましょう。
3.水垢汚れの掃除に使用する
重曹は、コンロ周りの掃除に欠かせないアイテムです。だからといって、水垢汚れにも効果があるのかといえば、そういうわけではありません。水垢をすっきり落としたいのであれば、クエン酸を使用しましょう。
4.冷蔵庫の臭い取りに使用する
冷蔵庫は臭いがこもりがちなので、適度に消臭したいですよね。重曹には脱臭効果がありますが、粉をそのまま冷蔵庫に入れても効果は得られません。
冷蔵庫の臭いを取りたい場合は、専用の消臭グッズを使用するか、アルコールでにおいのもとを拭き取るのがおすすめです。
5.重曹と相性の悪い素材に使用する
重曹と相性の悪い素材は、以下の通りです。
- アルミ
- 大理石
- 畳や木などの、水を吸収する素材
アルミと大理石は、重曹と反応して素材の色が変わったり劣化し始めてしまうため使用するのはNG。素材の正体がわからないものに重曹を使用する場合は、目立たないところに少量使用して様子を伺いましょう。
6.ほかのものと混ぜて使用する
重曹は、優しい成分として知られています。だからといって、むやみにほかの洗剤と混ぜて使用するのは危険!
クエン酸と混ぜて使用するケースもありますが、汚れの原因がはっきりとわかっているときは分けて使用しましょう。そのほうが、それぞれの効果が得られやすくなりますよ。
重曹のパワーを引き出す使い方
重曹のパワーを引き出すためには、以下の使用方法を実践してみましょう。
- コンロやグリルの、頑固な油汚れに
- ソファやカーテンにスプレーして消臭
重曹は、水に溶かすと弱アルカリ性になります。酸性である油汚れや汗などの臭いには、効果抜群!特にコンロ周りの掃除には、非常に重宝するアイテムです。
ギトギト汚れが苦手でコンロや換気扇の掃除をおろそかにしがちな人は、重曹を使って掃除してみましょう。想像以上に汚れが落ちるので、掃除が苦にならなくなりますよ。頑固すぎる汚れには効果が現れにくいので、頑固汚れになってしまう前の汚れに使用して効果を実感しましょう!
まとめ
重曹は、どんなものにも使用することができる万能なものではありません。重曹の効果を十分に発揮できる場面を見極め、お掃除に活用しましょう。