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学校帰りは危険が多い
子どもの下校は、どの学年であっても不安が尽きないものです。学校生活の中でも、下校時は子どもの気持ちが緩みやすいため、思いがけないトラブルに見舞われるケーズも多々あります。
下校時だからこそ気を付けたい、子どもに起こる可能性のあるトラブルをチェック!わが子がトラブルに巻き込まれないよう、防止対策を行いましょう。
学校帰りの子どもに降りかかる『3つの危険』とは?
学校帰りに起こる可能性のある危険は、以下のものがあげられます。
1.交通事故
子どもは楽しさが勝ると、どうしても注意力が散漫になってしまいます。
- 左右や前方の不注意による、車や自転車との衝突事故
- 横断歩道のない道路の横断、飛び出し
- 車や自転車のわき見による不慮の事故など
車や自転車と衝突してしまうと、大けがを負う可能性が高いため非常に危険です。歩くときは歩道を歩き、道路を渡る際はできるだけ歩行者用信号機がついている横断歩道や歩道橋を使用するよう心がけましょう。
2.誘拐
子どもは体が小さく腕力も強くないため、特に小学生は誘拐などに注意しましょう。
- いつも同じ時間に、見かけない大人がうろついている
- 不用意に車に近寄らない
- 甘い誘惑に乗らない…お菓子をあげる・子犬や子猫を見せてあげるなど
- 親の知り合いを装う人の車や口車に乗らない…お父さんやお母さんが事故にあって大変だから送ってあげるなど
大人は言葉巧みに子どもを引き寄せ、車であっという間に連れ去ってしまいます。危険な車や不審人物に見られやすい特徴を、親子で話し合って共有しておきましょう。
3.子ども同士のトラブル
下校時は教師の目が行き届きにくいというのも、ひとつの特徴といえます。ひとりの子を集団で仲間外れにしたり、いじめの対象にすることも多々あります。
子どもの話にしっかりと耳を傾け、下校時の人間関係をある程度把握しておきましょう。いじめなどがある場合は、速やかに担任教師に相談し、悪化する前に対処してもらうのがおすすめです。
学校帰りに降りかかる危険を防ぐ方法
学校帰りは、危険や誘惑が決して少なくありません。できるならば、毎日迎えに行きたいと思う保護者もいるでしょう。
しかし、下校時に友人と親睦を深める子どももたくさんいるため過保護になりすぎるのはNG!子どもを危険な目にあわせないために、以下のことを子どもと話し合っておくのがおすすめです。
- 下校時の通学路を親子で事前にチェックし、危険な場所を共有しておく
- 防犯ブザーを持たせ、使い方を教えておく
- 子ども用のGPSをランドセルに入れておく
- 寄り道をしない約束をする
- 不審人物には近寄らず、危険を察知したら大きな声で助けを呼ぶ
- 車に近寄らない
- 友達と複数人で下校するなど
車に近寄らなければ、交通事故と誘拐双方を防げます。近所の人や地域住民、お友達などと結託し、犯罪から身を守るすべを複数親子で共有しておきましょう。
まとめ
学校帰りの時間は、学年が上がるにつれて徐々に遅くなってきます。子どもの年齢に合わせた防犯対策を行い、子どもの身を守れるような工夫を実施しましょう。