停電が引き起こす「6つの危険」とは?事前に知っておきたい対策法

停電すると起こる怖いこととは

日本は国際的に見ても停電の件数が少ない国の一つで、その理由は電力の安定供給にあります。しかし、それでも停電に油断は禁物です。停電が発生すると、日常生活に多大な影響を及ぼす可能性があります。予期しうるトラブルを知り、日頃から準備しておくことが重要です。

日本の停電回数は少ないけれど油断大敵

日本では一世帯あたりの年間平均停電回数が1回を下回ると言われています。これは世界的に見ても類例が少なく、電力供給の安定性を示しています。

しかし、日本全国には4,800万以上の世帯が存在し、日々どこかで停電は発生しています。落雷や台風といった自然災害、野鳥の巣作りが原因で発生する場合もあり、停電の期間は数分から数日間に及ぶことも。自宅が停電に見舞われる可能性は常にあります。

停電が引き起こす『6つの危険』と対策の必要性

停電の最大の影響は電気の使用不可ですが、それに伴い様々なリスクが生じます。停電により引き起こされる可能性のあるトラブルや危険について事前に認識し、準備をしておくことが大切です。

1.エアコンが動かず、熱中症の危険性が増す

夏場に停電が発生すると、エアコンが使用できなくなります。特に日本のように猛暑が記録される場所では、エアコン不使用は熱中症リスクを大きく高めます。エアコンが使えない時も耐えられるよう、電池式の扇風機や予め凍らせた保冷剤を用意しておくこと、そして十分な水分補給を心掛けることが重要です。

2.火災が起こる可能性も高まる

停電時に懐中電灯が手元になければ、ろうそくを使用して明かりを取ることが考えられますが、推奨されません。暗がりでのろうそく使用は、不意の転倒や自然災害時に火が住宅に燃え移るリスクを高めます。また、電力復旧時の漏電による火災も考えられるため、漏電防止のためにも電化製品のプラグはコンセントから抜いておくべきです。

3.交通機関が麻痺し出勤や帰宅が困難になる

大規模停電により、交通信号が機能しなくなり、道路交通が混乱します。これにより車やバスの運行が困難になり、事故や渋滞のリスクが増加します。鉄道の場合は、限られた電力供給により正常な運行が難しくなり、運休や遅延が生じる可能性があります。これにより、出勤や帰宅が困難になることもあります。

4.冷蔵庫の中の食品が次々に食べられなくなる

停電により、冷蔵庫の食品は長時間保存が効かなくなります。日本のような猛暑が続く場所では、冷蔵庫が使えなくなると、中の食品が腐る恐れがあり、食べられなくなってしまいます。

停電が長期化すると、交通機関が麻痺し新しい食品を調達するのも難しくなるため、電池式の扇風機や凍らせた保冷剤、水分補給を心掛けるなどの準備が重要です。

5.長期化することで断水状態になる恐れも

停電が長引くと、水道水の供給システムにも影響が及び、断水の可能性があります。浄水場の稼働に必要な電力が供給されないことで、家庭への水供給が停止する恐れがあります。断水すると、生活用水の確保が難しくなるため、事前に浴槽に水を貯めるなどの準備をしておくとよいでしょう。

6.電気を使用した公共サービスが利用できなくなる

大規模停電により、地域の電気を利用する公共サービスの利用が停止することがあります。これには、銀行のATMや店舗のレジシステムが動かなくなることが含まれます。停電に備えて、非常時でも焦らずに行動できるよう、家族で事前に対策を立てておくことが大切です。

停電に備えて日頃から準備しておくこと

予期せぬ停電が発生した際、対応に迷い混乱することなく済むよう、日頃から準備しておくことが重要です。家族で停電時の対応計画を話し合い、以下の準備をしておきましょう。

  • トイレが水不足で使えなくなる事態を想定し、取扱説明書で手動流水の方法を確認
  • 薬品や衛生用品(タンポンや紙おむつなど)を常に余分にストック
  • 一定量の現金を保有し、財布に入れておく
  • 水道が止まる前に、浴槽に水を溜めておく
  • 非常時の避難場所を事前に把握しておく

これらの対策は、事前に家族内で共有し、確認しておくことが大切です。電動で動作するトイレは停電で使用できなくなる可能性があるため、手動での操作方法を知っておく必要があります。

また、停電でATMやキャッシュレス決済が利用不可になることも想定し、常日頃からある程度の現金を携帯しておくと安心です。

停電対策として事前に用意しておくと良いアイテム

次に、停電時にあると便利なアイテムをご紹介します。これらを大きなバッグにまとめておけば、夜間の停電発生時でも慌てることなく対応できます。

  • 数日分の非常食と水
  • 使い捨ての食器(紙皿やプラスチックカップなど)
  • 気候に応じた防寒・防暑グッズ
  • 懐中電灯やその他光源
  • 手回しラジオ
  • モバイルバッテリー
  • 予備の乾電池
  • 簡易トイレキット

スマートフォンがあるためラジオが不要と思うかもしれませんが、スマホは非常時にバッテリーの節約が求められ、通信網が混雑することもあります。ラジオは独立した情報収集手段として価値があります。また、水や電気なしでも何日かは過ごせるよう、事前にしっかりと準備しておくことが、停電発生時に冷静な対応を可能にします。

停電発生時の対処法を事前に家族で話し合おう

検診待ちの家族

停電は予期せぬ時に起こり、日常生活に大きな影響を与えます。しかし、事前の準備と計画があれば、その影響を最小限に抑え、安全に過ごすことが可能です。家族で停電対策を話し合い、必要なアイテムを準備しておくことをお勧めします。早めの準備が、安心への第一歩となります。

なお、電源がない場所でも家電や電子機器に給電ができるアイテムが「ポータブル電源」です。停電が起きてもスマホ、冷蔵庫や電気毛布などの様々な電化製品が使えるので、非常用電源として注目されています。防災推奨マークを取得しているJackery(ジャクリ)のポータブル電源は、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用で毎日充電しても10年以上使えるように寿命が長く、コンパクトな設計で持ち運びも適しているのでおすすめです。

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