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洗濯機に柔軟剤を入れるタイミングは重要!
柔軟剤の使い方で最も大切なことは、洗濯機に柔軟剤を入れるタイミングです。柔軟剤はすすぎの前に洗濯槽に入れるのが正しい使い方ですが、このタイミングを間違えてしまうと柔軟剤の全ての効果が失われてしまいます。
また、全自動洗濯機、手動で柔軟剤を入れる時では、入れるタイミングが違います。縦型洗濯機、ドラム式など全自動洗濯機の種類によっても違うため注意が必要です。
柔軟剤選びも大切!
以前はダウニーが柔軟剤の代表格でしたが、最近では急激に柔軟剤の種類が増えました。良い香りを売りにしたものから抗菌効果のある柔軟剤もあります。
部屋干し臭やタバコの匂いなどが洗濯物を干している間に付かないように、匂いを消臭化するという優れた柔軟剤も出ています。
柔軟剤の香り成分に気を取られてしまいがちですが、柔軟剤の本来の役割は、洗濯機の中で洋服の繊維同士の摩擦を防いで、洗濯物をふんわりと柔らかく仕上げることです。
柔軟剤が摩擦を防いでくれるため、洋服が傷みにくく長持ちします。しかし、柔軟剤の使い方を間違えるとせっかく柔軟剤を使っているのにその効果が失われてしまいます。
柔軟剤を入れるタイミングは洗濯機の種類別で異なる
縦型洗濯機の場合
日立のビートウォッシュに代表される縦型洗濯機。縦型洗濯機に洗剤や柔軟剤を入れるタイミングは給水が開始されてから、洗剤は洗剤投入口へ柔軟剤は柔軟剤の投入口へ入れます。
ドラム式洗濯機の場合
節水効果で一時大人気となったドラム式洗濯機は、洗濯物を洗濯機に入れてスイッチをオンにする前に洗剤や柔軟剤をそれぞれの投入口に入れます。給水を待つ必要はありません。
縦型洗濯機もドラム式洗濯機も多少柔軟剤を入れるタイミングは違いますが、全自動洗濯機は自動ですすぎ前に柔軟剤が洗濯槽入るようになっています。
二層式洗濯機の場合
二層式洗濯機の場合は、柔軟剤の投入口はありませんので、自分で洗濯槽に直接柔軟剤を入れる必要があります。タイミングは最後にすすぎをする前に、注水後に水を一旦止めて、柔軟剤を水に入れて溶かしてからすすぎをします。
手洗いする時の柔軟剤の使い方とタイミング
デリケートな洋服を手洗いする場合の柔軟剤の使い方は、洗濯物を洗剤で洗ってから洗剤がしっかりと落ちるまでよくすすぎます。
最後に洗濯物と一緒にきれいな水を張ってからそこに柔軟剤を入れて、手で水をかき回して柔軟剤を水によく溶かし、そのまま2、3分浸け置きします。その後、軽くすすいでから水気を絞って乾かします。
敏感肌用の、肌に優しい柔軟剤も市販されています。手洗いの時には手荒れを防ぐために敏感肌用の柔軟剤を使用するのが良いです。
柔軟剤を入れるべきではないタイミングと注意点
二層式洗濯機や手洗いの場合
全自動洗濯機であれば心配はいりませんが、二層式洗濯機や手洗いの場合は洗剤と柔軟剤を一緒に投入しないようにしましょう。
洗剤と柔軟剤を同じタイミングで使うと、それぞれの効果を打ち消しあってしまい汚れが落ちない、洗濯物が柔らかく仕上がらない、香りの効果が無くなるということに繋がります。
縦型・ドラム式洗濯機の場合
縦型・ドラム式洗濯機の場合は、洗剤と柔軟剤の投入口が並んで付いていることが多いです。洗剤と柔軟剤を間違って入れたり混ざらないように、洗剤は洗剤の投入口へ柔軟剤は柔軟剤の投入口へこぼさないように入れましょう。
柔軟剤を使用して洗濯するときのコツ
柔軟剤を使用して洗濯するときのコツは、すすぎ1回では柔軟剤が残っていることがあるため、すすぎは2回以上にします。また、脱水をかけすぎると今度は柔軟剤の成分も流れてしまうため、脱水は1回にします。
柔軟剤を使っているのにあまり柔軟剤の効果が感じられないという場合は、洗濯機に入れる洗濯物の量を見直してみることが大切です。一度に洗濯物を詰め込みすぎると汚れも落ちにくくなりますし、柔軟剤の効果が洗濯物に行き渡りません。
また、柔軟剤を使用するときには製品に記載の使用量を守って使うようにしましょう。
まとめ
市販されている柔軟剤の豊富な種類の中には、静電気を防止する効果のある柔軟剤もあります。この静電気防止効果は花粉症やアレルギーの方に特におすすめです。
花粉は微粒子であるため、静電気によって衣類に吸着します。衣類の静電気を防止することで花粉やホコリから衣類を守る効果が期待できます。
このように、優れた効果のある柔軟剤がたくさんありますが、正しい柔軟剤の使い方を守らなければその効果は得られません。柔軟剤を正しく使って柔軟剤の効果を最大限に活用しましょう。