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『教養がない』と思われてしまう人の特徴5選
1.『常識がない=個性的』だと思っている
個性的な人は思想が自由で魅力あふれる人が多いです。ですが、彼らのその自由さは常識がないという訳ではありません。教養がない人の中には、常識から外れたことを個性的な思想や生き方と勘違いしている人もいます。
多様な価値観や生き方を尊重し合う柔軟さが求められている現代です。お互いの常識のズレというのはよくあることでしょう。
しかし、社会を構成する上で当たり前のものとなっている、一般的な価値観、知識、判断力などの、いわゆる「常識」からかけ離れた言動は「個性的」とは言えず、教養がない人と思われてしまいます。
2.好奇心や向上心がない
教養があれば、世の中には自分が知らないことがたくさんあることを理解できています。そのため知らないことを恥ずかしがらず好奇心を持って知ろうとする姿勢になります。
しかし教養がないと、知らないことに対して卑屈になったり、ふてぶてしい態度をとったりしがちです。好奇心を持って学ぼうとせず、物事に対して向上心が見られないことも教養のない人の特徴の一つでしょう。
3.語彙力が少なく適切な言葉を使えない
考えていることや感じていることを適切な言葉で言い表すことができない人は、教養が無いと思われるでしょう。語彙力が低いと伝える力が弱いため、いつも限られた言葉でしか表現できません。
教養がある人は、新聞や本を読み、社会情勢や自分の興味のある分野の情報はもちろん、さまざまな情報に触れていて知識が豊富です。新聞や本を読む=教養がある、ということではありませんが、普段から新聞や本を読むと、語彙力が養われ言葉の認識や表現力も自然と身に付くはずです。
4.対話をせず結論をせかす
教養のない人は意見の食い違いなどがあると、返す言葉が見つからないことや考えを適切に表現できないため、相手と向き合って対話をすることを避けます。「でも」「だって」と自分を正当化して、誰が悪いかという結論を急いで出そうする傾向が見られます。
5.視野が狭く柔軟な対応ができない
自分の固定観念や思い込みが強く、違った意見に対してオープンな心で受け入れることができない人も教養がないと思われます。
教養のある人は多角的な視点を持ち、偏った価値観ではなくさまざまな視点から物事を見て柔軟に対応できます。教養が無い人は、自分と違う意見や価値観に対して閉鎖的で視野が狭い人間ともいえるでしょう。
今から教養を身につける方法
教養がある女性は品よく見えますよね。教養や品はいきなり身につくものではありませんが、日々の習慣で少しずつ身につけることは可能でしょう。豊富な知識や多様な考えや価値観を日常の中で無理なく身につける方法としておすすめなのは以下のことを参考にしてみましょう。
- 知らないことには好奇心を持って学ぶ
- 幅広いジャンルの本や雑誌、新聞を読む、映画を観る
- 大人のマナー本などを参考にする
- 習い事を始める
- 美術館や博物館に行く
などがあげられます。また、さまざまな方法で情報をインプットしたら、今度は自分で考え、自分の言葉で表現することもおすすめです。
SNSを活用したり、日記をつける、覚えたことを手帳に書き込むなどでも良いでしょう。不特定多数の人の目に触れるSNSやブログは、インプットしたことをきちんとまとめて表現する方法になるので効率的な手段です。
最後に
教養の定義は難しいものです。幅広い情報に触れて豊富な知識を持っていても、使い方によっては教養があることとはかけ離れてしまうこともあります。また価値観も人それぞれなので、教養の定義も人によって異なるでしょう。
ですが一般的に「教養がない」と思われる人は、人としてあまり魅力的ではないことが多いですよね。気の合う人たちとの交流だけでなく、あえていろいろな人と接して考え方や価値観を知るのも、教養を身につけることにつながるかもしれません。