他人の郵便物が届いた時にしてはいけない『NG行為』4選

庭の木製のポストに投函された手紙

他人の郵便物が自宅のポストに届いてしまうケースは、稀に起こります。こんな時、どうして良いのか戸惑ってしまう方が多いと思いでしょう。今回は他人の郵便物が届いた時にしてはいけないNG行為や正しい対処法を解説します。

間違いで他人の郵便物が自宅のポストに…

ポストから手紙を取りだす

皆さんは自宅のポストを覗いたら、間違いで他人の郵便物が入っていたという経験はありませんか。特に集合住宅にお住いの方は、郵便配達員が別の人のポストと間違えてしまうというケースは少なくありません。

郵便物の宛先が知人だった場合、自分で届けてしまって良いのか迷ってしまいますよね。また、まったく見ず知らずの人への郵便物だった場合、どのように対応すればいいのか知らないという人も多いのではないでしょうか。

実は、間違えて届いてしまった郵便物には、正しい対処法があります。また、誤った対応をしてしまうと、郵便物が本人に届かなくなってしまう恐れもあるので、取り扱いには注意しなければいけません。

他人の郵便物が届いた時にしてはいけない『NG行為』4選

他人の郵便物が届いてしまった時、誤った対応は郵便物が正しい送り先に届かなくなるなどトラブルの原因となります。ここでは他人の郵便物が届いた時にしてはいけないNG行為についてご紹介します。

1.自分で本人に届けてしまう

住所が近くであった場合、あるいは知人宛ての郵便物であった場合、自分で届けてしまいたくなる気持ちもわかります。しかし、郵便配達員以外が届けてしまうと「中身を見られたのでは」という不信感を相手に抱かせてしまう恐れがありますし、何より法律に違反してしまいます。

郵便物の誤配達は、物流業界において重大な事故の1つとして考えられています。したがって、誤配達された郵便物を受け取った場合、必ず定められた方法で報告する義務があるのです。

郵便法第42条(誤配達郵便物の処理)郵便物の誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱に差し入れ、又はその旨を会社に通知しなければならない。

出典:日本郵便

2.何も記載せずに郵便ポストに投函する

「とりあえず、私の家に来た郵便物ではないから、そのままポストに投函してしまえば、正しい場所に届くのでは?」と何も考えずに郵便ポストに投函する方法も絶対にやめましょう。

一度配達された郵便物は、すでに切手に受領印が押されているため、正しく届くことはありません。そのため、投函された誤配達の郵便物に受領印が押されていた場合、受領印が押されたまま依頼主の元へと送り返されてしまい、混乱を招く恐れがあります。

3.郵便物でない物を郵便ポストに投函する

ポストに投函されていたからといって、必ずしも『郵便物』であるとは限りません。最近では、運送会社による『メール便』などのポスト投函サービスが実施されています。そのため、日本郵便による郵便物ではなく、運送会社による配達物である可能性があります。

郵便物ではなく、運送会社による配達物である場合、郵便ポストに正しい方法で投函し返却したとしても、対応している会社が異なるため、相手に届かない可能性があります。

したがって、誤配達された物を受け取った場合は、まず郵便物であるか、郵便物ではない別の配達物であるかを確認する必要があります。

4.誤配達された郵便物を放置や放棄する

当たり前ですが、誤配達された郵便物をそのまま放置し、自宅に保管してしまったり、対処するのが面倒だからと廃棄してしまうのは絶対にやめてください。もしも廃棄した場合、『遺失物横領罪』に問われる可能性があります。

悪気がなくても他人が紛失したものを横領したという扱いになってしまうため、必ず正しい方法で対応するようにしましょう。

刑法第254条(遺失物等横領)

遺失物,漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した者は,一年以下の懲役又は十万円以下の罰金若しくは科料に処する。

出典:【少年事件専門】渋谷青山刑事法律事務所(東京都渋谷区)

誤配達で他人の郵便物が届いた時の正しい対処法

封筒に入った手紙を持つ女性

では、もしも誤配達で他人の郵便物が自宅のポストに届いてしまった場合、どのように対処するべきなのでしょうか。主に3つの方法があります。

  • 郵便局のお客様サービス相談センターに電話で報告する
  • 最寄りの郵便局に連絡する
  • 誤配達であることを記載した付箋を貼ってポストに投函する

中でも3つ目の付箋を貼ってポストに投函する方法を取る方が多いようです。この場合、配達の際に付箋が剥がれてしまわないよう、接着力の強い付箋を使用するようにしましょう。

もしも誤って誤配達された郵便を開けてしまったら

もしも郵便物を開封した後、誤配達された郵便物であることがわかった場合、焦ってしまいますよね。しかし、落ち着いて対応すれば問題ありません。

もしも誤配達された郵便物を開けてしまった場合、以下のどちらかの方法で報告しましょう。

  • 郵便物を補修した後、誤って開封したこと、氏名と住所を記載した付箋を貼ってポストに投函する
  • お客様サービス相談センターや最寄りの郵便局に連絡する

不安な方は、お客様サービス相談センターや最寄りの郵便局に直接口頭で伝える方法がオススメです。その場で適切に対処してもらえるので、不安が早期に解消されるでしょう。

間違えて届いた他人の郵便物は適切に対処して

間違えて届いてしまった他人の郵便物は、放置したり廃棄したりすると罪に問われる可能性があります。また、さらなるトラブルを防ぐためにも、正しい方法で郵便局側に報告してください。

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