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野菜に生えたカビを食べてしまったときの対処法
野菜は、条件さえそろうとあっという間にカビが生えてしまいます。よく見ていたはずでも、ついうっかりカビが生えている野菜を食べてしまうこともあるかもしれません。
カビが生えている野菜は、基本的に口にすべきではありません。カビが生えている部分だけを取り除いても、菌が全体に回っている可能性が高いので、食べずに破棄してください。
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 発熱
上記のような症状が出た場合は、食中毒の恐れがあるので、かかりつけ医を受診することをおすすめします。
野菜に発生するカビの主な原因
野菜にカビが発生する原因は、以下の通りです。
1.野菜室がキレイではない
野菜室に傷んだ野菜があったり、衛生面に不安要素がある場合は、カビが生えやすくなります。カビは伝染するため、傷みやすい野菜を購入したときは、保存方法に要注意!
野菜室に入れる前に野菜に傷がないかをチェックし、傷がある場合は早めに使い切りましょう。劣化し始めている場合は、破棄するのが無難です。
2.濡れたままの野菜を野菜室に入れている
野菜は、濡れたままの状態で放置してしまうとあっという間に傷み始めます。野菜室に入れておけば野菜は多少濡れていても大丈夫と思うかもしれません。
しかし、野菜室は野菜が劣化しにくい温度に調整する機能しか持っていません。乾燥気味ではありますが、濡れた野菜のカビ発生リスクを抑える効果は持っていないので注意してください。
3.野菜に傷がある
野菜そのものに傷があると、その部分から劣化し始めてカビが生えやすくなります。特に、水分が多い野菜や果物は、傷が入るとカビが発生しやすくなるので管理の仕方に注意が必要です。
野菜や果物から汁がこぼれてしまうと、こぼれた汁にもカビが生えるため、ほかの野菜に伝染させてしまうこともあります。
野菜にカビを発生させないための予防方法
野菜にカビを発生させないためは、以下のポイントを押さえましょう。
- 野菜室のメンテナンスをこまめに行う
- 野菜が傷みにくい形状で保存する
- カビが生えている野菜は、見つけたときに取り除く
- 水を拭いて、野菜を保存する
- 傷がある野菜は購入しない
- 傷ついた野菜は、できるだけ早く消費する
野菜は、正しい保存方法を守ればカビは発生しにくくなります。水分はしっかりと拭き取り、野菜の個性に合わせた保存方法で管理しましょう。
万が一野菜にカビが発生してしまったら、カビが生えた野菜を早めに撤去して、野菜室の掃除を行ってください。カビはほかの野菜にも伝染してしまうので、カビ菌はできるだけ発生させず、発生した場合は徹底的に排除するよう心がけてください。
まとめ
野菜はカビが生えることがあることを考慮し、保存方法を考慮しましょう。カビが生えた野菜を食べたからといって、必ず食中毒の症状が出るわけでなありません。まずは焦らず、体調の変化がないかを観察しましょう。