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スーパーのししゃもは偽物!?
スーパーで売られている、安価なししゃも。お酒のおつまみとしても最適なので、購入する人も多いのではないでしょうか。しかし、安価なししゃもはカペリンという、海外産のししゃもとは異なる魚かもしれません。
今回は、本物のししゃもと、ししゃもとして売られていることが多いカペリンの違いについてご紹介します。本物のししゃもの入手方法も紹介しているので、参考にしてみてください。
本物のししゃもとカペリンの違い
本物のししゃもとカペリンの違いを、具体的にまとめました。
1.産地に注目
スーパーでししゃもとして販売されている、魚の産地に注目してみましょう。産地が北海道であれば、国産のししゃもである可能性が高いです。そのほかの海外の産地が記載されているものは、カペリンやカラフトししゃもというほかの種類の魚になります。
産地が明確に記載されていない、わかりにくいものは本物のししゃもではない可能性もあるので注意しましょう。
2.目や口、うろこに注目
国産のししゃもと海外産のカペリンは、見た目が異なります。
- 目や口…国産は小さめで、カペリンは大きめ
- サイズ…カペリンの方が若干大きめ
- うろこ…国産のものは粗く、カペリンは細かい
- 色…国産は若干赤みがかかった鮮やかさがあり、カペリンは銀色
- 体型…国産に比べてカペリンはスリム
細かなうろこをびっしりまとっているという点が、国産のものとの最大の違いです。ほかの違いも把握しておくと、国産のものを購入するときに重宝しますよ。
3.価格に注目
普段よく目にするししゃもは、たくさん入って数100円程度でとってもお得ですよね。しかし、国産のししゃもは数が少なめでも1000円ほどする高級魚なのです。漁獲量が少なく期間も限られているため、このような金額が付けられることも少なくありません。
その年によって多少価格は上下するかもしれませんが、カペリンなどにはつかないような価格が付けられていることが大半!価格面も、国産のものかどうかを見極めるひとつのポイントにしてみましょう。
本物のししゃもを入手する方法
本物のししゃもを入手するためには、以下の手段を使ってみてください。
- 少し高級なスーパーに行ってみる
- 通販サイトで購入
- ふるさと納税を活用する
国産子持ちししゃもの旬は、10~11月です。漁獲時期と水揚げ量が決められているため、どんなスーパーでも旬のししゃもが置いてあるというわけではありません。
最寄りの少し値の張るスーパーに国産ししゃもが置いていないのであれば、ネット通販やふるさと納税の返礼品をチェックしてみましょう。
まとめ
国産のししゃもは、旨味がギュッと濃縮されているため食べ応えがあります。旬のものを入手して、シンプルに焼いてししゃもそのものが持つ旨味を存分に味わってくださいね。