洗濯用洗剤の間違った使い方5選!衣類の臭いの原因はこれだった?

洗濯する女性

皆さんは洗濯用洗剤の使い方を正しく理解していますか。意外と「なんとなく使っている」という人が多いのではないでしょうか。今回は意外と複雑な洗濯用洗剤の正しい使い方やよくやりがちな間違った使い方について解説していきます。正しく使って衣類を効果的に綺麗にしていきましょう。

意外と間違えている人多数!?洗濯用洗剤の使い方

タオルと洗濯用洗剤

皆さんは洗濯用洗剤の知識についてどのくらいご存知でしょうか。意外と洗濯する際、「なんとなく使っている」「いつも同じ洗剤を使っている」など、なんとなくで使用している方が多いのではないでしょうか。

しかし、洗濯用洗剤は意外と複雑です。使われている成分や期待できる効果が違うため、すべての衣類や汚れに同じ洗剤を使っていても、実は綺麗に落とせていなかったり、かえって色落ちさせてしまったりする恐れがあるのです。

このようなトラブルを回避するためにも、洗濯用洗剤の商品ごとの性質や効果、そして正しい使い方を理解しておく必要があります。

洗濯用洗剤の『間違った使い方』5選

洗濯機と洗濯用洗剤

では、多くの人がやりがちな洗濯用洗剤の間違った使い方とは、どのような行為が当てはまるのでしょうか。皆さんも以下に紹介している間違った使い方に心当たりはありませんか。

1.記載されている規定量以上に洗剤を入れる

洗濯用洗剤を洗濯機に投入する際、「多く入れれば入れるほど綺麗になる」と思っていませんか。実はこの考えは大きな間違いです!

洗濯用洗剤はパッケージなどに記載されている規定量を守って使うことで最大限の効果を得ることができます。反対に、多く入れすぎてしまうと、洗剤が衣類に残ってしまい、衣類に雑菌が繁殖してしまう原因となります。

洗濯した衣類から、なぜか生乾き臭がすることはありませんか。これは洗剤を入れすぎてしまったために、洗濯槽の中で洗剤が雑菌の栄養分となり、繁殖を促してしまった結果です。

2.皮脂汚れや泥汚れを液体洗剤だけで落とそうとする

汚れたシャツ

毎日使っているワイシャツや子どもが泥んこになって帰ってきた衣類など、頑固な汚れは液体洗剤だけで落とせないことをご存知でしょうか。

皮脂汚れや泥汚れなどは、液体洗剤では洗浄力が弱く、完全に落としきることはできません。このような頑固で強い汚れには、洗浄力の高い粉末用洗剤が適しています。

あらかじめ、洗濯機に入れる前にお風呂場などで粉末洗剤をぬるま湯に溶かし、洗剤液の中で手もみするように汚れを落とします。汚れが落ちたら水洗いし、他の衣類と一緒に液体洗剤で洗うことをお勧めします。

3.色物や柄物の衣類に蛍光増白剤入りの洗剤を使う

色がしっかりと着色された衣類や柄が綺麗に入っている衣類に蛍光増白剤入りの洗剤を使っていませんか。蛍光増白剤入りの洗剤は、外見を新品同様の白さに仕上げてくれる効果があります。

しかし、色物や柄物の衣類に使用してしまうと、せっかく綺麗に着色されている色や柄が色褪せてしまったり、白く濁ってしまったりするのです。

このようなおしゃれ着には、必ず通常の洗剤かおしゃれ着用の洗剤を使用するようにしてください。

4.素材に適していない洗剤を使う

洗濯用洗剤や柔軟剤

素材によって洗剤を使い分ける必要があることをご存知でしょうか。「知っているけれど、2回に分けて洗うのは面倒」と感じている人もいるでしょうが、素材に適していない洗剤を使ってしまうと、繊維が縮んでしまったり、型崩れしたり、シワになってしまう恐れがあります。

弱アルカリ性の洗剤は洗浄力が強いため、デリケートな衣類を洗濯するのに向いていません。反対に、皮脂汚れなどの頑固な汚れには、弱アルカリ性の洗剤が適しているため、なるべく用途に合わせて洗剤を変えるようにしましょう。

もしもどうしても2回に分けて洗濯する時間がない場合は、デリケートな素材に合わせて洗剤を選ぶと良いでしょう。

5.洗濯槽に直接投入する

これは洗濯機の種類によっても異なることがあるので、詳しくは説明書をよく読んでください。多くの洗濯機は、洗濯槽の上部に洗剤専用の投入口が設けられています。そのため、洗剤はその投入口に入れるのが正解です。

よく洗剤を洗濯物が入っている洗濯槽に直接回し入れている人がいますが、これは間違いです。洗濯物が洗剤を吸収してしまい、すべての洗濯物に均一に洗剤が行き渡らなくなる恐れがあります。

これで完璧!洗濯用洗剤の正しい使い方を解説

色々な形の洗濯用洗剤

洗濯用洗剤の間違った使い方に、心当たりはありませんでしたか。最後に、洗濯用洗剤の正しい使い方を箇条書きでまとめて紹介するので、ぜひ今後の洗濯の選考にしてください。

  • 入れる洗剤量は必ず守る
  • 必ず洗剤専用の投入口に入れる
  • ワイシャツや白いタオルには蛍光増白剤入りの洗剤推奨
  • ニットや装飾がある衣類にはおしゃれ着洗剤がお勧め
  • 衣類がひどく汚れている場合は事前に汚れを落としておく
  • 皮脂汚れや泥汚れには粉末洗剤が効果的

入れる洗剤の量や投入する場所、そして衣類の素材ごとに適した洗剤があることを理解しておきましょう。きちんとそれぞれにあった洗剤を使うことで、より衣類を綺麗に保つことができます。

意外と複雑!洗濯用洗剤を正しく使って衣類を清潔に♪

洗濯物を干す女性

いかがでしたでしょうか。洗濯用洗剤を正しく使うことで、衣類の型崩れや色落ち、汚れのシミ付きを防ぐことができます。お気に入りの衣類はなるべく長く使いたいですよね。ぜひそれぞれの衣類にあった洗濯用洗剤を見つけてみてくださいね!

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る