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ご飯のお供に欠かせない梅干し
梅干しは、ごはんのお供やちょっとしたものの味付けや風味づけに欠かせないものです。昨今では塩分控えめのものも販売されており、種類も豊富!
もともと梅干しは塩分が18%を超えるもので、保存食として開発されたものです。塩分が高いものであれば、常温で長期間保存できます。塩分が低いものは、常温での保存は不可。賞味期限もあまり長くありません。
塩分がわからない梅干しは、冷蔵庫での保存が無難です。冷蔵庫で保存するときには、いくつかの注意点を守る必要があります。
梅干しを冷蔵庫で保存する時のNG行為2選
梅干しを冷蔵庫で保存する場合、以下の点に注意しましょう。
1.密閉容器で保存しない
梅干しは、独特の酸っぱい香りがします。香りそのものが弱いわけではないため、においが漏れるような保存方法はNG。
- お皿の上に乗せて、ラップをせずに冷蔵庫に入れる
- 市販の袋を開封し、そのままの状態で立てて冷蔵庫に入れる
- お皿に梅干しを移し、ふんわりラップをかけて保存する
上記のような保存方法だと、酸味の強いにおいが冷蔵庫内に充満してしまうかもしれません。密閉容器で保存しなければ、梅干しのエキスが漏れ出してしまい、冷蔵庫の板などがべトベトになってしまう可能性があります。
2.金属製の容器で保存する
梅干しを容器に移す際、金属製の容器に入れるのはNG。金属は酸に弱いため、梅干しを入れてしまうと容器が錆びてしまう恐れがあります。場合によっては容器に穴が開くこともありますよ。
梅干しを保存するときは、瓶やホーロー、陶器など食品を入れるための作られた容器を使いましょう。
梅干しの正しい保存方法
梅干しの正しい保存方法は、以下のようになります。
- 食品用の口が広いビン容器(酸に強いもの)を用意し、容器内とフタを消毒する
- 容器内とフタの水分を拭き取り、梅干しを入れる
- 見やすい場所に、マスキングテープなどを使って日付を記入する
梅干しは酸が強いため、酸に負けない容器を用意することが重要になります。冷蔵庫で保存するのであれば、液漏れしないようしっかりと密閉できるような容器を用意してください。
塩分の高いものであれば長持ちしますが、塩分が低い市販品は開封したらできるだけ早く消費してしまうのが無難です。賞味期限の目安は、塩分控えめの梅干しだと4~5か月ほどあります。
まとめ
梅干しは長持ちしやすい食品ですが、塩分が低いものは比較的傷みやすいのでその点には要注意!賞味期限の目安を把握して、傷まないよう管理しましょう。