水垢のNGな掃除方法4選!正しい方法でピカピカ浴室を手に入れよう

浴室蛇口の掃除

水回りには金属部分を中心に様々な場所に水垢ができてしまいますよね。元々は単なる水道水なのに、なぜか頑固にこびりつく水垢に困っている方も多いはず。今回はそんな水垢の落とし方と水垢にしてはいけないNGな掃除方法を紹介します。

蛇口や浴槽、シンク…水回りにできる頑固な水垢

浴室の水垢の付いた蛇口

お風呂場や蛇口、シンク、洗面台…金属部分を中心に水回りのあらゆるところにできてしまう頑固な汚れ『水垢』。落としたつもりでも、洗い流して次の日に見てみたらなぜか復活している…ということはありませんか。

水垢はアルカリ性の汚れなので、アルカリ性洗剤で洗っても根本的に落とすことはできません。そのため、アルカリ汚れに効く酸性のお掃除グッズなどで溶かして落としたり、最終手段として研磨作用の強いクレンザーやメラミンスポンジなどで削り落とさなければいけないのです。

水垢にしてはいけない『NGな掃除方法』4選

浴槽の掃除

頑固な水垢をどうにか落とそうと毎日頑張って掃除している人は多いと思います。しかし、水垢を落とす時に間違った掃除方法をしてしまうと、水垢を落とせないだけでなく、水垢ができてしまった場所を傷つけてしまう恐れがあるので注意が必要です。

1.研磨剤を対応していない場所に使う

最近では、研磨剤が使用されているメラミンスポンジも多く販売されているため、水垢汚れにメラミンスポンジを使っているというご家庭も多いです。

しかし、そのメラミンスポンジは水垢がこびりついている場所に対応していますか。メラミンスポンジの中には、「鏡用」「金属用」など、用途が分かれているものも多く、よくよくパッケージの注意書きを読んでみると「〇〇には使用しないでください」と記載されていることも多いです。

対応していない場所にメラミンスポンジを使ってしまうと、その場所に傷がつき、余計に水垢汚れがつきやすくなってしまう恐れがあります。研磨剤を使用する際は、必ずその場所に対応しているかどうか、パッケージをよく読むようにしましょう。

2.水垢掃除と同時に通常の掃除も行う

浴室の床掃除

お風呂などで水垢掃除と同時に通常の掃除を行う人がいますが、この掃除方法は少々注意が必要です。

水垢掃除で使用されることの多いクエン酸は、塩素系漂白剤と一緒にしてはいけません。クエン酸と塩素系漂白剤を一緒に使ってしまうと、有毒ガスが発生し、健康に悪影響を及ぼします。

お風呂掃除やシンクの掃除には、キッチンハイターやカビキラーなどの塩素系漂白剤を使用する場面が出てきますが、この時に一緒に水垢掃除を行ってしまうと、有毒ガスが発生する危険性があるのです。

必ず塩素系漂白剤を使う日とクエン酸を使う日は別日に設定するようにしてください。

3.あまりにも長い時間つけ置きする

水垢汚れをしっかりと落とすために、つけ置き洗いをする方法は効果的です。しかし、つけ置きする時間があまりにも長すぎると、水垢がこびりついてしまった素材自体を傷めてしまう恐れがあります。

特に洗面台やシンクなどは、クエン酸などの掃除アイテムよりも弱い素材が使われていることも珍しくありません。あまりに長い時間、つけ置きしてしまうと、傷がついてしまったり、錆びてしまったりするため気をつけましょう。

4.研磨剤を使って強い力でこする

クレンザーや研磨作用のあるメラミンスポンジを使用する際、最終的に削るように落とす必要が出てきます。しかし、だからと言って力任せに強い力で削り落とすことはやめてください。

元々研磨作用の強いクレンザーやメラミンスポンジで強くこすってしまうと、素材に深い傷をつけてしまう恐れがあります。深い傷がついてしまうと、そこに水が溜まり、余計に水垢汚れが悪化してしまう原因になります。

クレンザーや研磨剤を使用する際は、できる限り優しい力で、落とせるところまで落とすようにしましょう。

お酢やレモン汁でOK!水垢の正しい落とし方を解説

レモンとクエン酸水

水垢を落とすには、酸性の掃除グッズである『クエン酸』が最も効果的です。しかし、クエン酸が必ずしもお家にあるとは限りません。そこで、どのお家にもあるお酢やレモン汁などで代用する方法を紹介します!

  1. お酢やレモン汁をキッチンペーパーに染み込ませる
  2. 水垢がこびりついている部分に①を貼り付ける
  3. 汚れの頑固さに応じて30分〜2時間ほど置いてからこすり落とす

たったこれだけでキュッキュッと簡単に水垢を落とすことができます。もしもこの方法で難しい場合は、クエン酸を購入して掃除することをオススメします。

あまりにも頑固な汚れは市販品で削り落とす

上記の方法で水垢が落ちない場合は、深くまでこびりついてしまっている可能性があるため、溶かして落とすのではなく、削り落とす方法がオススメです。

最近では、水垢専用のクレンザーや水をつけるだけで水垢を落とせる研磨剤仕様のスポンジなども販売されているため、お好みの方法で削り落としてください。

この際、水垢がこびりついている表面が傷ついてしまう恐れがあるため、強くこすり過ぎたり、対応していない箇所を削ったりすることはやめましょう。

アルカリ性汚れ『水垢』には酸性で徹底的に落とそう!

キッチンの蛇口

いかがでしたでしょうか。アルカリ汚れである水垢には、酸性であるクエン酸やお酢、レモンなどが効果的です。家にあるものでも十分代用できるので、ぜひ安全な方法で素材自体を傷めないよう、正しく水垢を落としましょう。

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