パスタの失敗はこれで解決!6つのNG行動と美味しい茹で方を紹介

茹でたパスタ

皆さんは夕飯やランチにパスタを用意することはありますか。最近では短時間茹でるだけで用意できるパスタも増えているので、忙しい主婦の味方とも言える食品です。そんなパスタですが、より美味しく調理するコツがあるなら知りたいですよね!今回はパスタのNGな茹で方から美味しくするコツまでを紹介していきます。

『パスタ』は茹でるだけの簡単調理が魅力♪

野菜のパスタ

皆さんは夕食のメインにパスタを用意することはありますか。幅広い世代の人が大好きなパスタは、茹でるだけで調理ができてしまうシンプルさが魅力ですよね。

最近ではたった3分で茹で上がるパスタなども販売されているため、共働きで忙しいご家庭でも時短調理ができる便利な食材として重宝されています。

また、パスタソースの種類も増えているので、お好みに応じて様々な味を楽しめる点も大きな魅力ポイントです。

美味しさが半減しているかも?パスタのNGな『茹で方』6選

鍋で茹でたパスタ

そんな簡単調理が魅力のパスタですが、茹でるだけのシンプルな調理法だからこそ、間違った茹で方をしてしまうと美味しさが損なわれてしまいます。ここでは美味しさが半減してしまう可能性のあるパスタのNGな茹で方を紹介します。

1.少ない量のお湯でパスタを茹でている

パスタは量に応じて適切な量のお湯を使う必要があります。少ない量のお湯で無理やり茹でてしまうと、パスタ同士がくっついてしまったり、十分に麺を茹でることができず、食べた時に食感が悪くなってしまったりするのです。

目安として、パスタ1人前(80〜100g)を茹でる際は、1Lのお湯が適しています。したがって、2人前を茹でる際は2Lとなります。

2.茹でる時に使う鍋が小さい

鍋で茹でるスパゲティー

パスタを茹でる際に使う鍋の大きさにも気を使ってください。茹でる時に使う鍋が小さいと、パスタ同士が絡み合ってくっついた状態で茹で上がってしまう可能性があります。

また、パスタ全体に熱が通らず、加熱にムラができてしまったり、パスタの一部が鍋の縁に当たってしまい、その部分が焼けてしまったりします。したがって、パスタを茹でる際は、なるべく大きく深めの鍋を使うようにしましょう。

3.意外?塩を入れる量が適切でない

皆さんはパスタを茹でる際に塩を入れていますか。多くの人が「なんとなく」で塩を入れていると思いますが、実はこの時に入れる塩の量はとても重要です。

お湯に入れる塩の量は、1Lのお湯に対して10gです。小さじで表すと小さじ2杯となるので、人によっては「思っていたよりも多い」と感じる人もいるかもしれません。

パスタは茹でている最中に塩で下味をつけることで、ソースと絡めた時に味をより濃厚に、そしてまとまりのある味に仕上げてくれます。そのため、塩が少なすぎるとその役割としての効果を発揮できず、味に一体感が生まれなくなってしまうのです。

4.茹でている最中に追加で水を差す

茹でている最中、使っている鍋の大きさが小さい場合、吹きこぼれてしまうことはありませんか。そんな時、「お湯の量が少なくなっちゃった」「お湯の温度が高いのかも?」と水を注ぎ足す人がいますが、これはNGです。

茹でている途中で水を差してしまうと、パスタを茹でているお湯の温度が一定でなくなってしまいます。また、注ぎ足した水の量によっては、お湯の温度が急激に下がり、パスタの食感が悪くなってしまいます。

5.パスタを茹で始めから終わりまで放置

鍋で茹でているパスタ

パスタを茹で始めてから、茹で上がり時間に到達するまでの間、トングや箸などでほぐすことなく放置していませんか。パスタは絡まったりくっついたりしやすい食品なので、最初から最後まで放置していると、麺同士が絡まり、うまく熱が通らなくなることがあります。

特にパスタを茹で始めた段階で、軽く様子を見ながらほぐすだけでも熱の通りが違いますし、絡まりを防ぐことができます。パスタは茹で上がりまで様子を見て、必要に応じて軽くほぐしてあげてください。

6.茹でている最中に執拗にかき混ぜる

反対に、パスタを茹でている最中、絡まらないようにとしつこくかき混ぜている人がいますが、これもやり過ぎです。

かき混ぜすぎると、パスタに含まれている小麦のデンプンが外に漏れでてしまい、食感が悪くなってしまう原因を作ります。また、パスタによっては麺が崩れてしまう恐れがあるので、様子を見つつ必要に応じて軽くほぐす程度にしましょう。

ご家庭でも本格的な味を!パスタを美味しくするコツは?

シーフードパスタ

上記で紹介したNG行為に気をつけつつ、より美味しいパスタを作るためには、どのようなコツを押さえるべきなのでしょうか。以下のコツを実践することで、より食感やソースのコクを楽しめます。

  • 1人前に1Lのお湯を目安に沸かす
  • 入れる塩は1人前に10g
  • パスタを茹で始めは軽くほぐしながら様子を見る
  • 茹でている最中にオリーブオイルを少量加える
  • ソースをかける際に茹で汁を少し加える

まずはパスタの量に応じて適切なお湯の量や塩加減を意識するところから始めましょう。適度にほぐしつつ、茹でている最中に少量(小さじ1程度)のオリーブオイルを加えることで、パスタの舌触りが滑らかになります。

また、茹で終わった後の茹で汁をそのまま捨ててしまう人も多いですが、パスタのお湯を切り、ソースと絡める際に茹で汁を少し加えることで、ソースを乳化させて味にコクを出したり、濃厚な味やクリーミーさを出したりすることができます。

ぜひこれらのポイントを意識してパスタを作ってみてください。

パスタはコツを掴んで本格的な味を楽しもう

スパゲッティ ミートソース

いかがでしたでしょうか。パスタは簡単な調理法が魅力ですが、シンプルだからこそ奥深さがあります。今回紹介したNG行為や美味しく作るためのコツを意識して、改めて美味しいパスタ作りにチャレンジしてみましょう。

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