目次
あぶらとり紙の基本的な使い方
今回は、余ったあぶらとり紙の使い道をご紹介しますが、まず先に油取り紙の基本的な使い方や、使い道、応用編としての使い方などについてご紹介したいと思います。
正しい使い方
あぶらとり紙を正しく使うことで、顔の余分な皮脂を抑えてさらっとした肌ざわりに整えることができます。あぶらとり紙は、顔全体に使うというよりは、Tゾーンや鼻回りなど皮脂が分泌されやすい部分だけに使うことがお勧めです。
- Tゾーンや鼻回りやあごなど、特に皮脂が浮きやすく、皮脂が毛穴をふさいでテカっているところだけに、あぶらとり紙を優しく押し当てる。
- あぶらとり紙を指で軽く押さえるようにして、顔の余分な皮脂を取り除いていく。
- あぶらとり紙で余分な皮脂を取り除いた後は、化粧水やジェルなどで潤いを与えて肌を保湿し、ルースパウダーやファンデーションを薄くたたいてお直しする。
- 肌の表面がさらっとした状態に復活!
皮脂を取り過ぎると、余計な皮脂の分泌を促してしまいますので、優しく押さえるようにして、擦らないようにご注意ください。乾燥している箇所には使用しないようにしましょう。
あぶらとり紙の間違った使い方
- 肌に押しつけるようにして、しっかりとゴシゴシとこする。
- 肌にたたきつけながら拭き取る。
- 皮脂が取れなくなるまで、何枚もあぶらとり紙を使う。
あぶらとり紙は余分な皮脂押さえ以外にも使える!
メイクアップアーティストの方たちは、リップメイクの際に、あぶらとり紙を活用されているそうです。口紅やリップグロスなどの余分な油分を抑える働きがあるので、ヨレを防いで綺麗になじませることができるそうです。
リップメイクを上手に仕上げるアイテムとして
あぶらとり紙には、リップメイクの色を落とさずに、余分な油分だけを吸収するので、口紅やグロス、リップクリームなどを塗った直後に使うようにすると、ヨレたりムラになったりせず、仕上がりが安定するそうです。
口紅やリップグロスを塗りなおす際の仕上がりに
口紅やリップグロスを綺麗に塗り直すのに、一役買ってくれるそうです。一度あぶらとり紙で拭き取ってから、口紅やリップグロスを塗りなおすと、くすまずに綺麗に塗り直しができるそうです。
あぶらとり紙の使い道は顔以外にもある!
ここまでは、あぶらとり紙を顔に使う際の基本的な使い方やお化粧での応用編をご紹介いたしましたが、こちらでは顔以外の場所での使い道について、ご紹介いたします。
余ったあぶらとり紙を有効活用する
皮脂が出るのは顔だけではありません。過剰な皮脂はべたべたして不快感を伴うことがありますし、また臭いも気になってしまいます。顔だけではなく、体には顔より多く皮脂が分泌される場所があります。
体の中で皮脂が多く出る部分は4箇所「頭・顔・背中・胸」
実は、顔よりも頭皮のほうが皮脂が大量に分泌されているそうです。皮は雑菌も繁殖しやすく、また、蒸れやすい場所でもあります。
蒸し暑い季節、すぐに髪を洗えな状況で、頭皮の皮脂の不快感が気になった際は、あぶらとり紙で頭皮をふき取るようにするか、櫛の歯やヘアブラシのピンにあぶらとり紙を差し込んで、頭皮から丁寧に髪をとかすようにしてみてください。
他に背中や胸まわりも皮脂がたくさん分泌されます。背中や胸部の周りに、吹き出物ができることはありませんか?実は、これらの場所は、かなり皮脂分泌が活発です。
夏場であったり、元々吹き出物やおできができやすい人は、あぶらとり紙で胸の周りや背中の皮脂も優しく取り除くようにすると、吹き出物の予防になりますので是非お試しください。
あぶらとり紙のその他の使い道
ここまで、あぶらとり紙の顔以外、体への使い方についてご紹介しましたが、このあぶらとり紙は体以外の物にも有効活用ができるそうです。
どのような使用方法があるのか、ご紹介していきたいと思います。
- 汚れた鏡拭き。
- メガネや腕時計のレンズ拭き。
- スマホやタブレットの画面拭き。
- 揚げ物料理の、揚げあがり後の油取り。
- 調理後のフライパンのあぶらとり。
- お弁当箱のおかずのしきりに。
ただし、あぶらとり紙を上記のような使い道をする場合は、純粋に和紙などの、紙だけでできているあぶらとり紙でお願いいたします。
香料や保湿成分、パウダー成分などの副原料が含まれているようなあぶらとり紙やあぶらとりフィルムのご使用はおやめください。
A.いただきもののあぶらとり紙がたくさんあって、使いれない時があるかと思います。基本的にあぶらとり紙には使用期限は設定されていません。数年保管していたものでも普通につかえることが殆どです。
ただし、保存状態によっては、紙が日焼けしてしまい劣化して色が変わっていたり、ぱりぱりになってしまっていたり、品質が変わってしまったものは使用しない方が良いでしょう。
あぶらとり紙を使うメリットとデメリット
余分な皮脂をおさえたり、油性の汚れを取り除いたり、油切りにと使い道はあれこれと汎用性の高いあぶらとり紙ですが、あぶらとり紙を使うことでのメリットとデメリットについて、ご紹介していきます。
あぶらとり紙を使うメリット
- 余分な皮脂をおさえ吹き出物予防になる。
- メイクの乗りが良くなる・メイク崩れ防止になる。
- メイク直しに効果的。
あぶらとり紙を使うデメリット
- 皮脂を取り過ぎてしまう場合がある。
- 余って使わなくなりがち。
深刻なデメリットはありませんが、やはり、使わなくて余らせたあぶらとり紙を、持て余している方は多いようです。
あぶらとり紙の選び方
あぶらとり紙には、いくつか種類があるようです。あぶらとり紙には、大きく分けると、和紙タイプとフィルムタイプがあります。乾燥しやすい方は和紙タイプを、しっかり皮脂を取り除きたい方には、フィルムタイプがおすすめだそうです。
乾燥が気になる方や敏感肌の方は「和紙タイプ」
紙で出来ており、肌触りが柔らかいので、優しく不要な皮脂のみを取り除いてくれます。
脂性肌の方は「フィルムタイプ」
和紙と比べて少しかたく、吸着力の高いフィルムタイプは、脂性肌の方におすすめです。顔や鼻回りの毛穴の詰まり・黒ずみが気になる方、皮脂分泌が過剰気味ですぐにテカってしまう方におすすめです。
※最近では、コラーゲンやアロエなど保湿成分配合のあぶらとり紙なども販売されていますので、肌のタイプやお好みに合ったものをチェックしてみてください。
おすすめのあぶらとり紙5選
- よーじや / あぶらとり紙 ¥363 税込価格
- 無印良品 / あぶらとり紙 ¥ 100 税込価格
- 資生堂汗 / 汗もスッキリあぶらとりフィルム ¥ 418 税込価格
- ギャツビー / パウダーあぶらとり紙 ¥ 308 税込価格
- CHANEL /オイル コントロール ティッシュ ¥ 4,290 税込価格
最後に
ずっとご自宅で眠っているあぶらとり紙は、顔や体以外にも使い道がたくさんあることが分かりました。この機会にぜひ、ご自宅に眠る古いあぶらとり紙も、使い切りトライをしてみてください。
昔ながらの和紙タイプだけでなく、フィルムタイプも販売されていますので、肌質に合わせて使い分けることをおすすめいたします。