目次
やかんに使われている素材
一般家庭で使用されているやかんの素材は、以下のようなものが多い傾向です。
- ステンレス
- ホーロー
- 鉄
- 銅
笛吹機能が付いているものも販売されており、やかんは生活に欠かせないキッチンアイテムといえます。しかし、使い方を間違えてしまうと破損してしまうこともあるので要注意!寿命を伸ばす使い方も併せてご紹介します。
やかんに絶対してはいけない『NG行為』5選
やかんにすべきではない行動をまとめました。自宅でやってしまいがちなものも含まれているので、ぜひチェックしてみてください。
1.熱いやかんを急激に冷ます
やかんで麦茶などを作ってできるだけ早く冷ましたいから、冷水の中にやかんを入れるという人は要注意!熱々のやかんを冷たい水の中に入れてしまうと、温度の急激な変化によってやかんにひびが入ってしまうかもしれません。最悪の場合、やかんが割れてしまうこともあります。
また、熱いやかんに冷水をかけることによって、水が飛び散って火傷をするリスクもアップ!小さな子どもが近くにいたら、飛び散った熱い水が目に入ってしまう可能性もあります。
2.空焚きする
やかんに水を入れたはずが、入っていなかった。うっかりやってしまいがちなミスですが、空焚きはやかんにとって厳禁。変形や破損の原因になります。鉄製であればサビや鉄肌の劣化に、銅製であれば内部のメッキ部分や注ぎ口などの破損につながる行為です。
3.満水で火にかける
やかんは、7割未満の水を入れて使用するのがベストです。満水まで水を入れて、注ぎ口から今にも溢れそうな状態で火にかけると、吹きこぼれてしまいます。
慌てて吹きこぼれを処理しようとすると、火傷を負ってしまうかも。すぐにお湯が注ぎ口から出てくるので、少し傾けるだけでお湯が出てきてしまいます。
4.取って部分を倒してお湯を沸かす
やかんの取っ手部分を倒したままお湯を沸かすと、やかんからの熱気が取っ手に伝わって高温になってしまいます。取っ手部分が熱によって変形したり、最悪の場合は破損してしまうことのあるので注意しましょう。
5.ふたを開けてお湯を沸かす
取っ手部分を立てていても、やかんの蓋が開いていると蒸気によって劣化してしまいます。熱気を浴び続けた取っ手部分を握ると、手のひら全体の火傷につながるので非常に危険です。
やかんの寿命を伸ばすコツ
やかんの寿命を伸ばすためには、使用後にしっかり洗う基本的なメンテナンスを怠らないことが重要になります。台所は、いろいろな料理をする場所です。使っていないやかんをコンロ周辺に置きっぱなしにしておくと、油や調味料が付着して、焦げやサビなどの原因につながります。
また、ステンレスで食器洗い機対応でないやかんを食洗器に入れてしまうのも、劣化を早める原因です。研磨剤や金たわしでのこすり洗いも、ステンレス製のもの以外はNG。素材に合ったメンテナンス方法で管理し、使用しないときはシンク下などに収納しておきましょう。
まとめ
やかんは、使い方やメンテナンス方法を守ると長く使えるものです。自宅のやかんの素材に合った管理方法を継続して行い、大切に使用しましょう。