絶対に避けたい!世界各国の食事での大失敗マナー7選

フランス料理

皆さんは海外旅行する際、行き先の国のマナーや文化を調べていますか。日本では当たり前とされているマナーが、実はその国ではタブーであることもしばしばあります。今回は海外で絶対にやってはいけない食事のNGマナーを紹介するので参考にしてくださいね!

海外と日本では文化やマナーの違いが多くある

テーブルマナー

皆さんは海外旅行する際、出張先の国に向かう際、その国に関する情報をリサーチしますか。国によって文化はもちろん、マナーも大きく違うため、それぞれの国のマナーを事前にリサーチしておくことは大切です。

日本では当たり前とされているマナーや良かれと思ってしているマナー行動には、世界的に見ると「どうして?」と疑問を持たれるようなマナーがあります。中には「それはタブーでは」と思われてしまう行動もあるので注意が必要です。

このように、国によってはマナーとして好意的に見られる行動でも、他の国ではNGとされる行動も多いため、行き先の国ごとに情報は事前リサーチしましょう。

海外で絶対にやってはいけない『食事のNGマナー』7選

海が見えるホテルで朝食

では、海外でやってしまうと冷めた目で見られてしまう食事のNGマナーには、どのような行動があるのでしょうか。ここでは7つのNGマナーを紹介するので、気になった国のマナーは、後ほどさらに詳しく調べてみてください。

1.中国で料理を全部食べ切ることは「満足していない」

多くの国では、出された料理を残さず食べることで「すべて食べ切ってしまうほど美味しかった」という意思を示します。しかし、中国の場合は、料理を全部食べ切ることは「この料理に満足していない」「量が足りない」といった意味になります。

そのため、良かれと思って料理を全部食べ切ってしまうと「満足していないのね。もっと出さなくては」と勘違いさせてしまったり、相手に失礼になってしまったりする恐れがあります。

中国では出された料理を少し残すことで「もうお腹がいっぱいです。満足しました」という意思表示になるので、料理を終えるときは少し残すようにしましょう。

2.インドで左手で食べる行為はNG

インドでは多くの料理をカトラリーを使わずに手で食べます。その際、左手で食べてしまうとタブー行為と見なされ、冷たい視線を浴びる恐れがあるので、要注意です。

インドでは、左手は「不浄」とされています。そのため、不浄である左手で食事をとることはマナー違反に当たるのです。したがって、インドでは必ず右手で食事をするようにしてください。

3.ドイツで店員を呼ぶ時に挙手する行為は厳禁

ドイツのレストラン

日本では、店員を呼ぶ際に手を挙げて「すみません」「お願いします」と声をかけることが多いです。しかし、実はこの挙手行為は、インドでは厳禁とされています。

理由は、挙手する姿がナチスドイツの敬礼に見えるからというものです。当時の凄惨な様子を連想させてしまうため、失礼どころでは済まないタブー行為とされているのです。

ドイツで店員を呼ぶ際は、人差し指を1本上げて店員に見せることで、注文をお願いする動作と見なされます。また、ドイツだけでなく、周辺の国などでもナチスドイツを連想させるとしてタブーになっている国が多いので気をつけましょう。

4.アメリカではホストが座る前に座る行為はNG

アメリカではホームパーティーやレストランで小規模な食事パーティーを開くことが多いです。その際、ホストが着席する前に、あるいはホストがそれぞれの席を指定する前に着席する行為はマナー違反となります。

せっかく準備をしてくれたホストを差し置いて、勝手に自分でイスに座る行為は、自分勝手と見なされたり失礼だと思われたりします。

アメリカにおいてパーティーはとても大切な意味を持つため、アメリカの文化をしっかりと守るようにしましょう。

5.欧米ではウエイターを大声で呼ぶ行為はマナー違反

カフェにいる女性

ヨーロッパやアメリカにおいて、レストランやカフェでウエイターを大声で呼ぶ行為はマナー違反に当たります。

日本では、注文するメニューが決まった際、手を挙げて「すみません」「お願いします」と大きな声で呼ぶことが多いですが、欧米では下品だと思われてしまいます。

また、欧米の多くのレストランでは、そのお店のウエイターがどのテーブルを担当しているか決まっていることが多いです。そのため、わざわざ大声で呼ばなくても、ウエイターから席にやってきて注文を聞いてくれます。

6.汁物を音を立てて飲む行為は下品とされることが多い

これは世界の多くで見られるマナーですが、麺類はもちろん、汁物を音を立てて飲む行為は下品とされています。

これは日本でも見られるマナーですが、日本では汁物や麺の種類によっては、音を立てて食べることがOKとされています。しかし、多くの国では全てにおいて音を立てる行為はタブー視されているため、気をつけましょう。

中にはカトラリーがぶつかる音も厳禁としている国もあるため、食事中に立てる音は極力抑えるように意識すると安心です。

7.お皿を持って食べる行為はタブーとされることが多い

日本では直径15cm以内のお皿は持って食べても良いというマナーがあります。特に汁物などは手に持ち、口をつけて飲んでもマナー違反にはなりません。

しかし、日本以外の国の多くは、お皿に口をつける行為はもちろん、お皿を持って食べる行為がタブーとされています。特に欧米では、食器に手をつける行為自体がマナー違反と見なされることが多いので、食器を持つことはもちろん、手を添える行為も極力控えましょう。

旅行先や出張先の国のマナーは事前にリサーチしておこう

スーツケースとカメラなど旅の準備

いかがでしたでしょうか。今回紹介した海外のNGな食事マナーはほんの一例です。国ごとに様々なマナーがあるため、旅行や出張で海外へ行く際は、行き先となる国のマナーや文化を事前にリサーチしておきましょう。

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