タマネギが腐っていることを示す5つのサイン!新鮮な野菜を見極めるコツ

3個の玉ねぎ

玉ねぎは日持ちする野菜として知られています。常温保存で日持ちする玉ねぎは、大量にまとめ買いするご家庭も多いでしょう。しかし、そんな玉ねぎも時間が経ち過ぎると腐ってしまいます。今回は腐った玉ねぎの見分け方を解説します。

玉ねぎは常温保存で2ヶ月ほど日持ちする優秀野菜

4個の玉ねぎ

玉ねぎは野菜の中でも日持ちする食材として有名です。冷蔵庫や野菜室ではなく、常温保存に適しているため、保存しやすい点も日持ちが気になる主婦にとって魅力的ですよね。

玉ねぎは風通しの良い日差しを避けた場所で常温保存することで2ヶ月ほど日持ちさせることができます。そのため、スーパーで大量にまとめ買いしてストックしているというご家庭も多いです。

しかし、大量にまとめ買いすると、2ヶ月以内に使い切れず、余らせてしまうこともありますよね。もったいないという思いから「玉ねぎに違和感を覚えるけれど使ってしまおう」と食べてしまう人もいますが、腐った玉ねぎは食中毒の危険性があるのでやめましょう。

食中毒を引き起こす恐れも…玉ねぎが腐っている時のサイン5選

×の札を上げるエプロン姿の女性

日持ちしやすい玉ねぎも時間が経ち過ぎると腐り、食中毒を引き起こす危険性があります。ここでは玉ねぎが腐っている時のサインを紹介するので、以下のようなサインが見られる玉ねぎは、料理に使わず廃棄してください。

1.鼻に突き刺さるような刺激臭

玉ねぎはもともと鼻にツンとくる染みるような刺激臭を持つ野菜です。しかし、皮をむいていない状態の玉ねぎから、明らかに強過ぎる刺激臭が感じ取れる場合は、すでに腐っている可能性が高いです。

また、刺激臭の中に不快感を覚えるような生臭い匂いが混じっていることもあり、食中毒の危険性を抜きにしても、料理に使いたくないと思わせるような臭いを漂わせているはずです。

したがって、以上のような鼻に突き刺さる強過ぎる刺激臭を放っている玉ねぎは、無理に使おうとせず廃棄するようにしてください。

2.溶け始めている

竹ざるの上の新玉ねぎ

玉ねぎは日持ちする食材ですが、時間が経つごとに少しずつ劣化していきます。傷み始めると、徐々に玉ねぎの中から水分が抜け出てくるため、玉ねぎが溶けることがあるのです。

このように溶け始めている玉ねぎからは、水分が漏れ出てくるため、水分が中から出てきている玉ねぎを見つけたらすぐに廃棄するようにしてください。また、一緒に保存していた玉ねぎにこの水分が染み込んでいる場合も、残念ながら廃棄するべきでしょう。

3.少し触るだけで崩れてしまうほど柔らかい

水分が抜け出てしまうと、中は乾燥していますが、手が触れる表面部分は柔らかくぶよぶよとした感触に変化していることが多いです。そのため、少し触るだけで形が崩れてしまい、異常であることが明らかに感じ取れます。

これほど柔らかくなっている玉ねぎは、中もパサパサに乾燥してしまっているため、食材として使っても美味しさが損なわれています。また、すでに腐っている可能性も高く、腹痛などの食中毒症状を引き起こす恐れがあるので、無理に使わず廃棄してください。

4.皮を剥くとヌルッとした感触

玉ねぎの皮むきをしているところ

皮がついた状態では異変を感じ取れない場合でも、中を見たら「腐っているかも」というサインが見られるケースも多いです。

例えば、皮を剥き中を確認すると、ヌルッとした滑り気を感じることはありませんか。この場合は、玉ねぎが腐っている可能性が高いです。中から漏れ出た水分によって、玉ねぎの成分が刺激され、滑り気を発生させているのです。

他にも中が白色から茶色に変色している玉ねぎも腐敗が進んでいる可能性が高いため、食べずに捨てるべきでしょう。

5.玉ねぎの頭部分に芽が出てきている

玉ねぎを長期間放置していた場合、玉ねぎの頭部分から芽が生えてきてしまうことがあります。発芽するほど長く放置していた玉ねぎは、すでに傷み、腐っています。

また、玉ねぎを日差しが当たる場所に保存していた場合、2ヶ月を待たずに傷みが進行してしまい、日持ち期間を短くしてしまうことがあります。

したがって、玉ねぎの頭部分に芽が出てきているものは廃棄し、玉ねぎは風通しの良い涼しい場所で、なおかつ日差しが当たらない場所に保存するようにしましょう。

腐った玉ねぎは危険!無理に食べずに廃棄して

玉ねぎのストック

いかがでしたでしょうか。腐った玉ねぎは無理して食べると腹痛などの食中毒症状を引き起こします。今回紹介したようなサインが見られた場合、無理に料理に使わず、廃棄するようにしてください。また、一緒に保存していた玉ねぎも腐敗していないか確認しましょう。

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