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毎日食べるからこそ気を付けたい!ごはんの腐敗サイン
白ごはんやチャーハンなど、ごはんはアレンジができる主食として食卓に欠かせないものです。だからこそ、ごはんが腐っているときのサインは見逃せません!
今回は、炊いたごはんが傷んでいるときのサインをご紹介します。食中毒を防ぐためにも、腐敗の特徴を見逃さないようにしましょう。
炊いたお米が腐っている時のサイン4選!
炊いておいたごはんが腐っているときには、どのような変化がみられるのでしょうか。気になりやすい異変について、まとめました。
1.ねばねばする
ごはんに触れたとき、いつもとは異なる状態になっていないかチェックしてみてください。
- 糸を引く
- べたつく
- 水分が出てねばねばが目立つ
柔らかめに炊いたごはんではないのに、見た目や触れたときの水分量に違和感があるときは傷んでいる可能性があります。食べるのは危険です。
2.異臭がする
ごはん本来の香りではない、気になるニオイは以下の通りになります。
- かび臭い
- 納豆のような臭いがする
- 酸味のある臭いがする
炊き込みごはんなどを作ったときは、炊き立ての香りをしっかりと覚えておきましょう。炊き立ての香りとは異なるニオイがし始めたら、食べると食中毒を起こしてしまうかもしれません。
3.味が変わる
ごはんが傷むと、風味が変わります。
- 苦みがある
- 酸味を感じる
- ごはんとは明らかに違う味になっている
ごはんは、本来噛めば噛むほど甘みを感じやすくなります。苦みや酸味を感じるのは、食べ物が腐敗しているときによく見られる特徴のひとつです。味に異変を感じたら、飲み込まずに処理してください。
4.色が変わる
ごはんの変色は、腐敗のサインです。
- 黄色っぽい色になる
- ピンクやオレンジなどのカビが発生している
ごはんは古くなると、全体的に黄色っぽくなってきます。ピンクやオレンジ、黒っぽい点はカビです。カビが生えている部分だけを取り除いても、ごはん全体にカビの細菌が回っている可能性があります。食べない方が無難です。
ごはんを腐らせないコツ
ごはんを腐らせないためのコツは、以下のようになります。
- ごはんを保温するときは、60度を下回らないように管理する
- 24時間以上保温しない
- 残ったごはんは、できるだけ早く冷凍保存する
- 常温保存は、冬は1~2日、春と秋は半日~1日が目安
ごはんを長時間炊飯器の中で保温しておくのは、よくありません。余ったごはんは、できるだけ早く冷凍しましょう。夏場の常温保存は、傷む可能性が非常に高いためおすすめしません。傷みやすい環境のときは、少し神経の感度を上げて保存方法を検討してください。
まとめ
ごはんが傷んでいるときは、食べない方が賢明です。腐りにくい環境を整えるだけでなく、腐る前のおいしい状態で保存してくださいね。