目次
暑〜い夏は美味しい食べ物もたくさん!
6〜7月を迎えると、徐々に暑さが増し、8月になると本格的な猛暑に入る日本。そんな暑い夏は、多くの美味しい食べ物が飲食店やスーパーに並び始めますよね!夏ならではの美味しい料理やデザートに目がないという方も多いはず。
しかし、夏に食べたくなる美味しい食べ物や飲み物の中には、実は夏に適していないものもあることをご存知でしょうか。また、夏に美味しいからと食べ過ぎてしまうと、健康を害してしまう恐れも…。
食べ物が美味しい夏こそ、食事管理には十分注意しなければいけません。
食べ方に気をつけて!夏に食べ過ぎるべきではないNGフード6選
では、夏に適していない食べ物や食べ過ぎてしまうと思わぬ健康被害を生むNGフードとは、どのような食べ物、飲料が当てはまるのでしょうか。間違った食べ方と共に、食べ過ぎないよう覚えておきましょう。
1.糖質ゼロのアイス
暑い夏には、とにかく冷たいアイスが美味しい!常に冷凍庫の中にアイスを常備しているというご家庭も多いでしょう。
最近では、糖質の低いアイスが売りに出されていることも多いですが、実はこの「糖質ゼロ」と謳われているアイスの中には、砂糖の代わりに人工甘味料を多く使用しているものもあります。
人工甘味料を多く摂取してしまうと、下痢や腹部膨張などの症状を引き起こしやすくなり、下痢が続くと脱水症状に陥る危険性があるため、食べ過ぎは禁物です。
2.トウモロコシ
蒸したり焼いたり、バター醤油を塗ったりと、夏野菜として人気のトウモロコシですが、こちらはカロリーが高く、糖質も高いため、食べ過ぎると太りやすいというデメリットがあります。
炭水化物量とカロリーが高いトウモロコシは、他の野菜に比べてビタミンBや鉄分、食物繊維などの栄養素が少ないとも指摘されています。
とはいえ、美味しい夏野菜ですから、食べてはいけないということでもありません。栄養素が全くない野菜でもないため、トウモロコシは1日1本に止めるなど、適量の範囲内で楽しみましょう。
3.BBQで焦げるほど焼いた肉や魚
肉や魚は多くのタンパク質とエネルギーを含んでいるため、夏バテしやすい夏には良いとされています。しかし、BBQなどでこんがり焦げるほど焼いた肉や魚は、少々注意が必要です。
実は最近の研究により、肉や魚に含まれている動物性タンパク質は、高温で焦げるほど焼いてしまうと発ガン性物質を作り出す危険性があることが指摘されています。特に、目を離して焦げやすいBBQでは、発がん性がより高くなると言われているのです。
もちろん、肉や魚を適度な温度で調理するのであれば、問題ありません。なるべく焦げてしまった部分は取り除いて食べるようにすると良いでしょう。
4.かき氷
かき氷は、大部分が氷でできているため、一見夏に嬉しいヘルシーなデザートに見えます。しかし、かき氷に使われているシロップやトッピングは、カロリーや糖質がとても多いです。
一昔前はかき氷はダイエットに良いなどと言われていましたが、体を冷やして代謝を落としてしまうデメリットもあるため、食べすぎると痩せにくい体質になる恐れがあります。
シロップ量やトッピング量を控えることで、カロリーや糖質を抑えることは可能なので、かき氷を健康的に食べるためには、この点を注意していただきましょう。
5.ハンバーガーやピザなどのジャンクフード
夏にハンバーガーやピザなど、脂質の多いジャンクフードを食べたくなる人は多いですよね。消費カロリーが高くなる夏は、こうしたこってりとしたエネルギッシュな食事を欲する人が増えます。
しかし、こうした脂質やカロリー量が多い食事は、消費するのに多くのエネルギーが必要となります。夏は暑さで体力が削がれている人が多いため、食事の消費に多くのエネルギーを使ってしまうと、夏バテを引き起こしやすくなり、少々危険です。
特に、気温が高くなるランチタイムなどは、その後の行動に影響を与える可能性があるため、ジャンクフードの食べ過ぎには気をつけましょう。
6.コーヒーやビールなど利尿作用のある飲料
コーヒーやビール、紅茶といった利尿作用のある飲料にも注意が必要です。
多くの汗をかく夏場に、利尿作用のある飲料を飲んでしまうと、尿で多くの水分が体外へと排出されてしまいます。すると、脱水症状や熱中症を引き起こしやすくなり、知らぬ間に危険な状態に陥る可能性が高くなるのです。
特にビールは暑い夏に美味しい飲み物です。しかし、アルコールは利尿作用が高く、飲み過ぎてしまうとその分、水を摂取する量が減り、脱水症状を引き起こしやすくなるため、飲み過ぎには注意が必要です。
夏バテ防止にも最適!オススメのサマーフードとは?
夏には注意が必要な食べ物がある一方、夏バテ防止に最適な食べ物も多くあります。以下のような食材は、胃の消化活動を促したり、エネルギーを体に取り入れてくれるなど、様々な栄養効果があります。
- うなぎ
- トマト
- 枝豆
- パプリカ
- オクラ
うなぎには豊富なビタミンB1が含まれており、疲労回復に効果があります。また、トマトや枝豆、パプリカなどは、ビタミンやミネラルが豊富なので、暑い夏にぴったりです。
このように、体が悲鳴をあげやすい夏に最適な食材を探し、食事に取り入れることで、夏バテを回避することができます。ぜひこうした健康食材を積極的に取り入れていきましょう。
食べ過ぎは禁物!夏バテ予防に良い食事を意識しよう
いかがでしたでしょうか。今回紹介したNGフードは、あくまで「食べ過ぎは禁物」という注意喚起です。冷たいものやアルコールが美味しい夏に入りますが、摂取しすぎには注意し、夏バテ予防に良い食事を意識して取り入れるようにしましょう。