目次
すりガラスの掃除に使う道具
- ぞうきん
- バケツ
- ゴム手袋
- 歯ブラシ
- ガラス用の洗剤(スプレータイプがおすすめ!)
- 重曹
ぞうきんはキレイなものを数枚用意しておきます。
すりガラスの普段の掃除方法
- 濡れぞうきんを数枚用意する
バケツに入れた水にぞうきんを浸し、かたく絞ります。バケツに水を入れて持ち歩くことができない場合には、かたく絞ったぞうきんを数枚用意してから掃除を始めると楽です。 - すりガラスを拭く
ぞうきんですりガラスを拭きます。ぞうきんについた汚れがひどい場合には、キレイな面にかえながら拭くと良いです。 - 乾いたぞうきんで乾吹きをして水染みを予防
汚れを拭き終わったら、乾いたぞうきんで乾拭きをします。水分が残ったままにしておくと、水ジミの原因になってしまいます。水ジミがついてしまうと取れなくなってしまうので、必ず水分をしっかり拭き取るようにしましょう。乾拭き用のぞうきんはとくに吸収性の良いものを使うのがおすすめです。
念入りな掃除の際も可能な限りガラス掃除用の洗剤を使うのは避けましょう。透明ガラスでもすりガラスでも、ガラス掃除で一番大変なのは、洗剤を落とす作業なのです。
おすすめなのがマイクロファイバーで出来た雑巾か手袋です。マイクロファイバーは髪の毛よりも細い繊維でできているもので、汚れを吸着しやすい素材となっています。
マイクロファイバーの雑巾か手袋を水で濡らし、それですりガラスを拭きあげていくだけで殆どの汚れは取ることができます。
マイクロファイバーの手袋を水で濡らすときには、内側にもう1枚ビニールの手袋をしておくと、手が濡れずに済みます。
すりガラスの念入りな掃除方法
- すりガラスのホコリを取る
すりガラスにホコリがたまっている場合は、まずはそのホコリを先に取り除きます。ホコリ取り用の小さなモップのようなクリーナーを使うとキレイに取れます。 - 濡れぞうきんで拭く
バケツに入れた水にぞうきんを浸します。ぞうきんをかたく絞り、すりガラスを拭きます。ぞうきんが汚れたらキレイな面にかえて拭きます。常にぞうきんのキレイな面で拭くようにします。 - ガラス用洗剤を吹きかける
次に、ガラス用の洗剤を吹きかけます。洗剤をつけすぎてしまわないよう、適量を考えながら吹きかけましょう。 - 洗剤を全体に伸ばして拭き、終わったら乾拭き
洗剤をすりガラス全体に伸ばすように拭いていきます。拭き終わったら、乾いたぞうきんで乾拭きをしながら洗剤をしっかり拭き取ります。 - 落ちない汚れは歯ブラシで落とす
すりガラスの凹凸のある細かい部分の汚れが落ちなかった場合には、歯ブラシを使って掃除します。汚れが気になる部分にガラス用の洗剤を吹きかけ、歯ブラシで優しく磨きます。キレイに磨けたら乾いたぞうきんで乾拭きをしながら洗剤をしっかり拭き取ります。
ガラス用の洗剤が取れにくい場合
乾いたぞうきんで乾拭きするだけでは洗剤をが取れにくい場合があります。そのような場合には、濡らしてかたく絞ったぞうきんで拭き、洗剤がキレイに取れたら、また乾いたぞうきんで乾拭きをしてください。
洗剤をつけすぎてしまった場合には、スプレーボトルに水を入れ、水をふきかけてから濡らしてかたく絞ったぞうきんで拭き、洗剤がキレイに取れたら、また乾いたぞうきんで乾拭きをしても良いです。
重曹を使ってすりガラスを掃除する方法
ガラス用の洗剤を使用せずにすりガラスを掃除したいという場合におすすめなのが「重曹」を使った方法です。重曹はとてもやわらかくて細かい結晶でできているので、すりガラスを傷つけることなく掃除することができます。
- バケツに水と重曹を入れてよく混ぜます。
- その中にぞうきんを入れて浸した後、しっかりとかたく絞ってからすりガラスを掃除します。
- 汚れがひどい場合には常にぞうきんのキレイな面ですりガラスを拭きます。最後に乾いたぞうきんで乾拭きをして仕上げます。
すりガラスに拭き後が残らないようにするためのポイント
すりガラスの掃除の後は拭き後が残りやすいものです。拭き後が残らないようにするポイントは「乾いたぞうきんで必ず乾拭きをして仕上げること」です。
すりガラスは自然乾燥させてしまうと拭き後が残ってしまうんです。残った水分が水ジミになってしまうと、後からガラス用の洗剤で掃除しようとしても取れなくなってしまいます。必ず乾拭きをして完全に水分を取り除いてください。
まとめ
すりガラスの掃除には、あまりガラス用の洗剤を使わないで済むよう、普段からこまめに掃除しておくのが良いです。すりガラスは洗剤が残ってしまいやすく、洗剤が残らないように掃除するのはとても面倒です。
少しのホコリや汚れなら濡れたぞうきんで拭くだけでもキレイに掃除することができます。サッと拭く程度なら5分もあればできますので、掃除機をかけた後にすりガラスも拭く、などの習慣にしておくと良いのではないでしょうか。
冒頭でも述べましたが、すりガラスにはホコリが大敵。ホコリが貯まると空気中の油分や水分と混ざり、落ちない汚れとなってしまいます。そのためにも、はたきによるホコリとりだけはこまめにするようにしましょう。
ホコリさえとっておけば、あとはさほど気にすることはありません。
一か月か二か月に1度程度の割合でマイクロファイバーの雑巾か手袋で水拭きすれば美しい状態のすりガラスを保つことができます。
また仕上げに、ヘアリンスや洗濯用の柔軟剤を水で20倍程度に薄めたもので、すりガラスを拭きあげておくと静電気を防ぐことができホコリがつきづらくなるのでおすすめです。
家事アドバイザー・節約アドバイザーとしてテレビ・講演・コラム連載などで活動。頭を使って賢くスマートに、時間とお金をバランスよく使う暮らし方を提唱。著書に「シンプルライフの節約リスト」(講談社)などがある。