砂糖にダニは発生するの?サトウダニがつかない保存方法とは

サトウダニイメージ

砂糖にはアリがつくようにダニも発生するって知っていますか?小麦粉などの粉ものだけでなく、実は「サトウダニ」と呼ばれるダニが生息していることは知られていないようです、今回はダニを付きにくくするにはどのような対処方法があるのかを調べてみました。砂糖の正しい保存方法やそれに適した保存容器についてご紹介します。

砂糖にもダニが発生します

アリをストップさせるイメージ

砂糖にダニがわくって聞いたことはありますか?小麦粉などの粉ものに「コナダニ」が発生するという話を耳にしたことがある方は多いと思います。

ご家庭で使われている「上白糖(じょうはくとう)」「グラニュー糖」などの一般的な砂糖は、長期間保存していてもダニがわくことはほとんどないのですが、砂糖の種類によっては発生することがあります。

ただし、ダニは乾燥に弱いため湿気に気をつけて保存しておけば、ダニがわいてしまうことはまずないでしょう。砂糖はアリの大好物でもあるので、ダニだけでなくアリがたかるのも心配ですよね。それを防ぐためにも、密閉容器や密閉袋で保存することをおすすめします。

《 ポイント 》

  • 砂糖の種類によっては発生することがある。
  • ダニは乾燥に弱いため湿気に気をつけて保存する。
サトウダニに対するアレルギー反応かも?
今までに紅茶やコーヒーに砂糖を入れて飲んだ時に、喉がイガイガした経験はありませんか?「コーヒーまたは紅茶アレルギーなのかな?」と思いこんでいたとしたら、一度砂糖を疑ってみてはいかがでしょう。

もしかすると、砂糖と一緒にサトウダニやその死骸、糞を飲むことで起こるアレルギー反応が原因なのかも知れません。コーヒーや紅茶を諦めてしまう前に、砂糖についているサトウダニの存在を頭に入れておいてくださいね。

サトウダニが「好む砂糖」と「好まない砂糖」

「サトウダニ」とは、名前の通り砂糖を食べて増殖します。どんな砂糖でも食べるわけでなく、サトウダニが「好む砂糖」と「好まない砂糖」があるようです。

サトウダニが「好まない砂糖」

三種類の砂糖

一般的な砂糖としてご家庭で使われている純度が高い「氷砂糖」「上白糖(じょうはくとう)」「グラニュー糖」「角砂糖」「粉砂糖(こなざとう)」などは、ダニが必要とする水分、窒素分、ミネラルなどが不足しているために、容器に入り込んでも生きていけないので心配いりません。

サトウダニの「好む砂糖」

三種類の砂糖(色付き)

「黒砂糖」「三温糖(さんおんとう)」「中白糖(ちゅうはくとう)」「和三盆(わさんぼん)」などのように色の付いた砂糖は、窒素分、ミネラルなどがたっぷりで、適度な温度と湿度があると容器に入れてあってもサトウダニは爆発的に増殖します。

最近の健康志向の高まりによって、高度に精製された砂糖よりもほんのり色の付いた砂糖を使っている方が増えているようですが、サトウダニにとっては絶好のごちそうなので注意する必要があります。

そのため、色のついた4種類の砂糖に関しては、冷蔵庫で保存するか、もしくは冷暗所に保存してダニが増殖できないようにすることが大切なのです。

次の章では砂糖にサトウダニが発生しないようにするポイントをあげてみましょう。

ダニを発生させない保存方法

砂糖と容器

砂糖は、サラサラとしている状態が理想的ですが、時間の経過と共にカチカチになってしまうことがありますよね。また、ダニの侵入や繁殖を防ぐためにも、砂糖の正しい保存方法についてご紹介していきます。

砂糖を保存するには、湿度の変化が少ない冷暗所であれば、常温保存でOKです。だからと言って冷蔵庫に入れて保存するのはおすすめしません。

その理由として、冷蔵庫内は乾燥しやすいため砂糖が固まりやすくなるからです。そしてもう一点、扉の開け閉めによる温度の変化や、冷蔵庫から出して放置することで容器に結露がついてしまうからです。乾燥しすぎは砂糖を固まりやすくし、湿気は砂糖の劣化や溶けだしの原因になってしまうのです。

また、 ダニなどの虫が砂糖の袋を食い破って中に侵入することもあるので、常温保存する場合はタッパーやパッキンのついた密閉できる容器に移し替えると安心です。

以上のようなことから、砂糖は密閉容器や密封袋に入れ、直射日光のあたらない湿度の低い冷暗所で保管するのが最も適している保管方法といえるでしょう。

ちなみに、砂糖は湿気のこもりやすいシンク下よりも台所の上に設置してある棚の方が起き場所として適しているそうです。

《 ポイント 》

  • 砂糖は湿度が少ない冷暗所であれば、常温保存でOK。
  • 冷蔵庫内は乾燥しやすく砂糖が固まりやすい。

保存の際に気を付けること

砂糖と容器

ところで、砂糖の保存期間や賞味期限も気になるところですが、品質劣化が少ない砂糖に、賞味期限はありません。ただし、あまりに長い期間放置していると、変色や風味を損なってしまうこともありますので、なるべく早めに使い切ることをおすすめします。

それでは、砂糖を収納するにあたり大事なポイントがいくつかありますので、押さえておきましょう。

サトウダニを発生させない環境を作る

サトウダニは他のダニと同じように高温多湿の環境を好みます。一年で特に梅雨の時期から夏場にかけて活動を活発化させるので、条件さえそろえば一気に繁殖することも珍しくありません。

その条件とは、室温25~28℃、湿度75~85%、砂糖の水分含量15~20%の環境です。このような好条件の環境では、卵から成ダニになるまでの段階をたったの10日で行います。なので、サトウダニにとって生息しやすい環境にならないようにするのが一番の対処方法といえるでしょう。

密閉容器に入れて密閉する

「サトウダニを寄せ付けない」「外気からの湿気や乾燥から守る」「他からのニオイをつけない」ための対処方法として、密閉した容器に保存しましょう。

湿度を安定させる

砂糖はできるだけ湿度の変化がないようにすることが大切です。乾燥剤や珪藻土スプーンを入れておくのが良いと思われがちですが、乾燥させればいいというわけではありません。空気が乾燥していると、水分を放出して砂糖の結晶同士が連結して固まってしまうからです。

反対に、湿気が多い場合にはベトベトして溶けているような状態になってしまうため、安定した湿度を保つ環境にしておきましょう。

冷蔵庫での保存は避ける

砂糖は庫外の外気温との差によって温度や湿度の変化が起き、固まったりベトベトになったりしますので、冷蔵庫で保存することは止めましょう。どうしても砂糖を冷蔵庫で保存するのでしたら、容器の温度が室温に戻ってからフタを開けるようにしてください。

臭いが強いものに近づけない

砂糖はニオイを吸収する性質を持っています。香りの強い食べ物や洗剤やと一緒に収納してしまうとニオイが砂糖に移ってしまいます。

砂糖に黄色い色が付く

砂糖は品質が劣化することがとても少ないため賞味期限はありませんが、長く置いておくとまわりが黄色く変色することがあります。これは砂糖に含まれる微量のアミノ酸が化学反応を起こして褐色化するのが原因です。砂糖の味や甘さが変わることはありませんので心配はいりません。

《 ポイント 》

  • サトウダニが生息しやすい環境にしない。
  • 密閉した容器に保存して湿度を安定させる。
  • 食べ物や洗剤の強いニオイがつかないようにする。
  • 長く置いておくと黄色い色が付く。

砂糖に適した保存容器

密閉容器

砂糖にダニが侵入しない保存容器を選ぶときは、湿気と乾燥から守るためにも密閉性が重要だとおわかりいただけたと思います。

また、密閉容器にはおしゃれなものがたくさんありますが、ダニの侵入や乾燥、湿気を防ぐ容器でニオイが移りにくいものを基準に考えるようにして、適切な容器に収納するようにしましょう。

  • フタが密閉されていて、外気からの湿度変化やニオイ臭いから守ってくれるガラス瓶。
  • ホーロー容器にタッパータイプのフタは、重ねやすいので積んで収納できます。
  • ボトルタイプの調味料入れ容器は縦長なので、引き出しなどにサッと入れてサッと取り出すことができます。
  • ジップロックは密閉性が高く実用的なので、砂糖を大量に入れない方におすすめです。
  • 大容量の砂糖が入る調味料ストッカー(キャニスター)は、頻繫に砂糖を使う方におすすめの保存容器です。

《 ポイント 》

  • ダニの侵入、乾燥、湿気、ニオイ移りを防ぐ容器を基準に考える。

最後に

砂糖には賞味期限はなく、適切に保存すれば何年も使用できるので、常温で長期間保存していても問題ありません。

ですが、高度に精製されてミネラルや水分が不足している「白砂糖」や「グラニュー糖」ではなく、「三温糖」「中白糖」「黒砂糖」「和三盆」などのように色の付いた砂糖に、サトウダニが生育する可能性はあります。

砂糖は劣化しにくい食品ですので、長期間安心して使えるようにぜひご紹介した方法や適した場所で保存してくださいね。

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