茶渋の取り方3選!簡単な方法やピカピカにするコツ

急須と湯呑

湯のみやマグカップ、急須などについた頑固な茶渋がなかなか取れなくて困っている方も多いのではないでしょうか。茶渋はステインと呼ばれる成分で、健康には影響はないと言われていますが、茶渋がついたままでは気になりますよね。こまめに台所用の洗剤を使って洗っていても、いつのまにかついてしまう茶渋は、実は身近なもので落とすことが可能です。

茶渋の取り方3選

湯呑

塩素系漂白剤で落とす

キッチンハイター 小 600ml

茶渋の取り方として、真っ先にハイターなどの塩素系漂白剤を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。漂白剤は、1時間程度漬け置きしておくだけで、茶渋が落ちてキレイになります。除菌にもなるので簡単で便利なアイテムです。

ただし、酸性のものと混ぜると危険な塩素ガスが発生するので取り扱いには注意が必要です。酸性タイプの洗浄剤だけではなく、酢やアルコールと混ざっても塩素ガスが発生する恐れがあります。

ガラスや木製のものには使うことができますが、金属製の容器やメラミン、漆器などには使えません。メラミン製以外であればプラスチック製品にも使用が可能です。

使用する際は、ゴム手袋を着用して換気を十分に行うことが大切です。

重曹を使って落とす

重曹

国産重曹 950g 炭酸水素ナトリウム [01] 食品添加物 NICHIGA(ニチガ)

お菓子作りなどにも使われる重曹は、研磨作用があることからお掃除にも使われます。また、重曹の炭酸水素ナトリウムという成分は、アルカリ性で酸性の汚れを落とすのに適しています。そのため、重曹は茶渋を落とすのにも効果的です。

使い方は、スポンジに重曹をつけてこするだけと簡単です。こすっただけでは落ちない頑固な茶渋には、重曹を溶かしたお湯を入れて一晩置いてからこすると落ちやすくなります。

急須は重曹を溶かしたお湯に漬け置きをして、縁や口の部分は綿棒などを使って茶渋や汚れを落とします。ただし、アルカリ性の重曹は肌が荒れる可能性もあるので、気になる方はゴム手袋の使用をおすすめします。

また、重曹には食品用と掃除用がありますが、口に触れるものなので食品用を選ぶと安心ですね。
重曹はガラス製品やプラスチック製品にも使うことができますが、アルミ製のものは黒ずみの原因になるので使わない方が良いでしょう。

クエン酸や酢で落とす

お酢

茶渋の黒い色は、お茶に含まれる「タンニン」が酸化してできます。酢には、酸化を抑える効果があるので茶渋を落とす効果があります。

寿司酢などの他の成分が混じっているものは使えませんが、穀物酢などの普通の酢であれば使うことができます。使い方は、普通にスポンジに酢をつけてこすったり、漬けこんだりします。

酢の匂いがきつく感じられる方は、クエン酸を使うと良いでしょう。クエン酸は水筒やプラスチックにも使えるので便利です。ただし、金属製の水筒全体に使うと、塗装が剥がれたり傷がついたりする原因になるので水筒全体を漬け込むのは避けましょう。

茶渋を落とす身近なものとして塩があります。塩はスポンジに付けてこすります。柑橘類の皮には、消臭効果や汚れを落とす効果のあるリモネンという成分が含まれています。そのため、みかんやレモンなどの柑橘類の皮の内側に塩をつけてこするのも効果的です。

また、アクリルたわしは、アクリルの細かい繊維が汚れを落とします。重曹や酢、塩などを使う時にアクリルたわしを使っても良いですね。

毎日使う物だからこそキレイにしておこう!

リビングに置かれた湯のみ

お気に入りのカップで飲むお茶やコーヒーは気分も良いですよね。毎日使うカップだからこそキレイにしておきたいものです。

茶渋を落とすアイテムは家庭に常備されているものや、100円ショップやドラッグストアなどで安価で購入できるものばかりです。汚れ具合によっては落ちにくい場合もありますが、それぞれ使い方に注意して実践してみてくださいね。

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よくある質問

  • キッチン周り汚れの原因は?

    ステンレスシンクによく見られる白い汚れの正体は水垢です。また茶色汚れの多くがサビやもらいサビです。飲食物や調味料などを放置したままにすると、細菌やカビなどが繁殖して薄ピンクになることがあります。油を使う調理を行う場合は、油汚れがキッチンまわりのほかにもレンジフードなどにもこびりつきます。

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  • キッチンの掃除に必要な道具は?

    重曹、クエン酸、アルカリ性洗剤(オキシクリーンなど)、雑巾、布巾、キッチンスクレーパー、新聞紙、40~50Lのナイロン袋、ラップ、ドライヤー、消毒用エタノールなどを準備しましょう。それぞれ使うタイミングや用途にも違いがあるので、必要なものを揃えると良いでしょう。

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  • キッチン汚れを落とすコツは?

    油汚れは50度前後のお湯と洗剤を混ぜて使うと油汚れが浮き上がり、落としやすくなります。焦げ付きはお湯と重曹を使います。食べ物汚れは食器洗い洗剤をスポンジにつけて洗ってください。必要に応じてお湯をかけてふやけさせるとよいでしょう。

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