野菜室に入れた野菜が凍ってる…どうして?原因と予防対策を解説

野菜がたくさん入っている冷蔵庫の野菜室

野菜は、野菜室に入れておけば安心と思っている人は多いです。たしかに野菜室は野菜の保管に適している温度をキープできますが、野菜室の温度や野菜の状態によっては、野菜が凍ってしまうことがあるので注意しましょう。野菜室に入れた野菜が凍る理由や、野菜が凍らないための保存方法について解説しているので、参考にしてみてください。

野菜室の野菜を取り出すと凍ってる!

野菜を使おうと思って野菜室から取り出すと、なぜか野菜が凍ってる!野菜全体でなくても、一部が凍っていると、どう使うべきか悩みますよね。冷蔵よりも温度が高く、野菜の保存に適しているはずに野菜室で野菜を保存しているにも関わらず、どうしてう野菜が凍ってしまうのでしょうか。

野菜室の野菜が凍る原因

野菜室に入れた野菜が凍る原因は、以下のものが考えられます。

1.冷蔵や冷凍よりも、湿度が高いため

野菜室は、野菜を保存するのに適している環境が整っています。

  • 冷蔵庫内で一番温度が高い
  • 庫内で一番湿度が高い

野菜はある程度の湿度がないと、干からびやすく劣化を早めます。そのため、野菜室は冷蔵や冷凍よりも湿度が高いのです。湿気があるということは、冷風の当たり方次第で氷ができる可能性も高いといえます。

2.野菜そのものの水分が多く、凍りやすかった

野菜は、種類にもよりますが水分を多く含んでいるものが多いです。そのため、冷風の当たり方や野菜そのものに水分が付着した状態で冷蔵してしまうと、庫内の冷却に伴い野菜の表面が凍ることがあるのです。

3.冷却モードが「強」になっている

冷蔵庫は、冷風の調整ができます。これは野菜室も例外ではありません。

  • 購入直後や停電後などは、「強」運転にして一気に温度を下げて安定させたい
  • 外気温に応じて設定モードを切り替えて、食材の劣化を防いだり、節電につなげられる

冷却モード「強」は、冷風がたくさん庫内に吹き込んで庫内を冷やします。しっかりと庫内が冷却できる反面、庫内の温度が下がりやすく、冷風の吹き出し口周辺は温度が低くなりやすい状況を作り出しやすいです。また、冷却モードは電気代がかかるので、通年継続使用するのはNG。

4.冷蔵庫周辺の温度が低い

冷蔵庫は、室内の温度にも若干左右されます。夏場だと周辺温度が高くなるので強運転で設定することで野菜を適切に保管しやすいです。しかし、冬場の場合は周辺温度が低くなるので、強運転だと冷蔵庫の中が過剰に冷えてしまうかも!その結果、野菜が凍ってしまうのです。

野菜室の野菜が凍るのを防ぐ方法

野菜室の野菜が凍るのを防ぐためには、以下の対策を実施しましょう。

  • 冷蔵庫内の温度が安定したら、「中」もしくは「弱」に運転を切り替える
  • 野菜の表面に付着している水分は、あらかじめ取っておく
  • 冬場は運転を「弱」にするなど

野菜室内の温度が、下がりすぎないよう意識して設定モードを決めてみてください。しっかりと冷えていないと野菜が劣化するかもしれないと思いやすいですが、弱運転でもすぐに野菜が劣化するわけではありません。

また、野菜の中には野菜室管理では温度が高すぎるものがあります。もやしなどが該当するので、野菜室では温度が高い野菜の種類を把握して、適切な温度で野菜を管理しましょう。

まとめ

野菜は野菜室に入れておけば適切に管理できるものではなく、野菜室の設定温度によっては野菜が凍ることがあります。野菜の状態や周囲の温度などにも注意し、野菜が凍らないよう注意しつつ管理しましょう。

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