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夫婦だからこそ、言葉には気を付けるべき
夫婦という関係になると、毎日顔を合わせて、さまざまなことを話し合う場面が多々あります。毎日会うからこそ、相手の存在が身近になりすぎてしまって、配慮に欠ける言葉をかけてしまうこともあるのではないでしょうか。
今回は、離婚につながるかもしれない、夫婦間で行ってはいけない言葉についてご紹介します。ケンカをしてカッとなったときについ口走ってしまいやすい言葉ばかりなので、夫婦仲を良好に保つためにもいってはいけない言葉を把握しておきましょう。
夫婦で言ってはいけない『NGワード』6選
夫婦という関係だからこそいってしまいがちな、NGワードをご紹介します。ケンカなどで言い争いになったときに、相手の心を深く傷つけてしまうことをいっていないか振り返ってみましょう。
1.過去のことを引き合いに出す
過ぎてしまった過去のことを引っ張り出して、「前はああだったのに」と引き合いに出すのはよくあません。過ぎ去ったことを引き合いに出しても、現状の打開策につながることは少ない傾向。
今向き合うべきことに目を向け、話し合いを進める方が、短い時間で解決方法を導き出せる可能性が高いです。
2.相手の年収や月収に文句をいう
職種によって月収や年収に差があることは、当然です。役職手当などによっても、収入は変わります。
- 給料が少ない
- 知り合いの連れ合いはもっと稼いでいる
このように、給与について誰かと比べたり不満をぶつけるのはトラブルしか招きません。
3.相手の親の悪口をいう
口論になって複数の不満を抱えているとき、つい相手の親の悪口をいってしまうこともあるでしょう。過去に相手の親といざこざがあったとしても、口論で相手の親のことを持ち出すのはNG。相手の心に引っ掛かりを生じさせ、許せないと思う原因につながります。
親だけでなく、兄弟や育った環境などについて不満も口にすべきではありません。
4.ケンカのたびに離婚をちらつかせる
ケンカの勢いで離婚をちらつかせることをいってしまったら、ケンカが落ち着いた段階ですぐに謝りましょう。離婚という言葉は、相手の心に大きな衝撃を与え、愛情を失わせてしまう可能性があります。
離婚というワードを口にすれば相手の優位に立って自分の意見を通しやすくなるかもしれませんが、愛情と信頼を失いかねない言葉であることは知っておくべきです。
5.相手の容姿や性格を否定する
相手の性格や容姿を小ばかにしたり、ネタにする行為や言動は、相手の心を深く傷つけてしまいます。気持ち悪い、うざい、キモイといった一見幼稚に聞こえる言葉も、結婚相手の口から浴びせられることで大きなショックを受け不信感を抱く原因になります。
6.「やっぱりね」と決めつける
自分のことを頭ごなしに決めつけられると、誰でも心が委縮してしまうものです。「やっぱりね」「そうだと思った」などの決めつけを感じさせる言葉は、言われた人の心に大きな負担をかけて傷つけてしまいます。
人格そのものを否定されているようにも受け取れる言葉なので、決めつけるような言葉はかけないようにしましょう。
夫婦仲よく過ごすためのポイント
せっかく一緒にいるならば、夫婦仲よく楽しく生活したいものです。夫婦仲を改善し、よりよく生活するためには、以下のようなポイントに気をつけましょう。
- 相手の仕事について理解を示し、敬意を表す
- ストレスはため込まず、疑問に思ったことはできるだけ早く質問して解決する
- 相手の話に耳を傾け、気持ちに正面から向き合う
- 感謝の気持ちを伝える
結婚して年月が過ぎていくほどに、伴侶に対して素直になれず意地を張ってしまう人もいます。感謝の言葉などは、特別な時だけでなく普段から伝えあうようにしましょう。
自分が悪いと思ったら、意地を張らずにすぐ謝って険悪なムードにならないような配慮をしあうことで、夫婦の仲は改善されやすくなりますよ。
まとめ
同じ屋根の下で暮らす夫婦だからこそ、相手に伝える言葉には配慮が必要です。相手の心に深い傷をつけてしまわないよう、言葉を選んで話し合いを行うよう心がけましょう。