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サラダに欠かせないレタス
食卓にサラダを出すとき、欠かせないのがレタスです。みずみずしくて食感がよく、くせがないので老若男女問わず人気ですよね。レタスは、調理方法によって栄養が逃げてしまう可能性があります。
今回は、やってしまいがちなレタスの間違った調理方法をご紹介します。レタスの栄養を丸ごと摂取するためにも、調理方法は気をつけましょう。
レタスを調理する時にするべきではないNG行為4選
レタスの調理方法は、いたって簡単です。小さなお子さんでもできる工夫なので、親子での調理のときなどにもぜひ実施してみてください。
1.包丁で切る
レタスを包丁で切ると、切った場所が酸化してしまいます。赤く変色してしまうので、レタスを調理するときはできるだけ包丁を使わないようにしましょう。
サラダや炒め物にレタスを入れるときは、手でちぎると酸化しないので栄養を損なわずに食べられますよ。包丁を使う場合は、調理後すぐに食べるようにしてください。
2.長時間水に浸ける
レタスには水溶性の栄養素が含まれているので、長時間水にさらしてしまうと栄養が逃げてしまいます。レタスを水にさらすときは、できるだけ短時間で済ませるようにしましょう。冷水でさらすと、葉がシャキッとして食感がよくなりみずみずしさが復活するのでおすすめです。
3.長時間炒める
レタスは長時間炒めると、葉がくたくたになってしまいます。食感も損なってしまうので、レタスを炒めるときは調理の終盤に短時間で調理するように心がけてください。
油を使った炒め物であれば、レタスの栄養素が油に移るので無駄なく栄養が摂取できますよ。スープにレタスを入れて汁ごと食べると、しっかり栄養が摂取できます。
4.ドレッシングをかけて食卓に並べる
レタスは、塩分や酢に触れると水分が出てしまいます。ドレッシングをあらかじめかけた状態で食卓に運ぶと、食べる頃にはレタスがへたってしまっているかもしれません。レタスの食感を損なわないためには、食べる直前にドレッシングをかけるのがおすすめ!
あらかじめ塩や酢で和えるのであれば、少量の油をレタスと混ぜ合わせてレタスに油の膜をまとわせると食感が損なわれにくくなります。
新鮮なレタスの選び方
スーパーなどでレタスを購入するならば、少しでも新鮮なものを選びたいものです。新鮮なレタスの特徴を、確認してみましょう。
- 葉先がみずみずしい
- 手に持ったとき、見た目よりも軽い
- 葉の色が鮮やか
- 切り口が変色していない
- 切り口を押さえたら、少しへこむくらいの弾力がある
レタスを新鮮な状態でキープしたいならば、ひと玉購入しましょう。半分に切っているものは、切り口から劣化してしまうので数日でしおれてしまう可能性があります。
まとめ
レタスは、調理方法によって含まれている栄養素が十分に摂取できないこともあります。ちょっとした一工夫と知識で栄養の流出は簡単に防げるので、NGな調理方法をしっかりと把握しておきましょう。