目次
缶詰の定番商品『ツナ缶』は幅広い世代の人に人気が高い
最近では、缶詰食品の種類が増えてきました。お惣菜の缶詰はもちろん、中にはスイーツなども缶詰として販売されるようになったため、スーパーなどで見ているだけでも楽しいという人も多いでしょう。
その中でも、昔から不動の人気を誇っている缶詰といえば、やはり『ツナ缶』ですよね。ツナ缶は美味しく幅広い世代の人から人気ですし、何より様々な料理に使いやすいというメリットもあります。
ツナ缶の賞味期限はどのくらい?
ツナ缶をはじめ、缶詰食品は非常食としても適していると言われるほど、賞味期限が長く設定されています。ツナ缶は使い道が多いので、まとめ買いしているという人も多いと思いますが、ツナ缶の賞味期限はどのくらいなのでしょうか。
そもそも賞味期限とは
ツナ缶の賞味期限を知る前に、まずは賞味期限について理解しておきましょう。賞味期限とは、その食品の品質を保ったまま美味しく食べられる期限を指します。したがって、賞味期限を過ぎたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。
ちなみに、消費期限は「この日までに必ず食べきってくださいね」という期限なので、消費期限が設定されている食品は、消費期限を過ぎたら食べずに廃棄しましょう。
ツナ缶の賞味期限はどのくらい?
では、ここで本題に入ります。ツナ缶の賞味期限はどのくらいなのでしょうか。皆さんのお家にツナ缶がある場合、多くの商品は缶の裏に記載されていることが多いです。
一般的に、ツナ缶の賞味期限は、未開封の状態であれば約3年ほど長持ちすると言われています。ツナ缶の商品の種類によっても異なりますが、多くのツナ缶は数年単位で長持ちするので、非常食やまとめ買いに適した商品と言えるでしょう。
ちなみに、ツナ缶がこれほど長持ちする理由は、製造過程において空気をしっかり抜き、加圧加熱殺菌処理を施されて密閉されているからです。菌が全くない状態で空気に触れずに保管されているため、年単位の保管が可能になっています。
何年も経っているツナ缶は食べられるの?
ツナ缶の賞味期限は約3年ほどと紹介しました。「うちにあるツナ缶は、数年前から置いてあるのだけれど、食べても大丈夫なの?」と不安になる人も多いと思いますが、前述した通り、賞味期限が3年です。そのため、品質を落とさず3年までは美味しく食べることができます。
また、3年以上経過したツナ缶であっても、約1年〜3年ほどであれば食べられるツナ缶が多いです。しかし、賞味期限を過ぎると徐々に缶と中身のツナが劣化していく恐れがあります。必ず食べる前にツナの状態を確認することを忘れないようにしましょう。
開封後のツナ缶は早めに食べきって
ツナ缶を開封したはいいけれど、1度にすべて食べきることができなかったという経験を持つ人も多いでしょう。開封後のツナ缶は、空気に触れるため、一気に雑菌が侵入してしまいます。
密閉状態の缶の中とは環境がまったく異なるため、時間が経てば経つほど品質は早く劣化し、雑菌も増えてしまいます。開封後のツナ缶はその日、または翌日まで食べるようにしましょう。
もしも翌日までに食べきることが難しい場合は、少しでも雑菌の繁殖を抑えるために、密閉できる保存容器に移し替えて、冷蔵庫で保存してください。しかし、この場合もなるべく早く食べきるようにしてくださいね。
賞味期限を過ぎているツナ缶は品質の確認を!
ツナ缶の賞味期限は約3年と長いですが、それでも3年以上経過してしまっている場合は、食べる前に缶やツナの状態を確認してから食べてください。以下のような状態になっているツナ缶は、傷みがひどく、食べることができない状態の可能性が高いため、廃棄しましょう。
- 缶が膨張している
- 缶のフタがペコペコとへこむ
- ツナから鉄のような異臭がする
基本的に、内部のツナよりも缶自体が劣化してしまう方が早いです。缶が劣化することで、密閉状態の環境を保つことができなくなり、品質を保てなくなってしまうのです。また、缶の原料が剥がれたり溶けたりすることで、ツナに影響を与えている恐れもあります。
したがって、上記のような特徴が見られないか確認してから食べるようにしてください。
ツナ缶は賞味期限を過ぎても大丈夫!非常食として保管して
ツナ缶は、賞味期限を過ぎても基本的には食べることができます。長持ちするため、非常食として保管することもできるため、便利ですよね。しかし、賞味期限を過ぎている場合は、品質が劣化しているため、食べる前に必ず食べられる状態か確認してください。