目次
指先の乾燥による荒れや傷の対処法
普段の生活の中で指先の乾燥がひどくなるとひどい荒れにつながってしまったり、傷が出来てしまったりします。痛みがあるという事はもちろんですが、出血などによって支障が生じることも多いものです。作業などに支障がないように手当てをしていく必要があります。
軽い荒れの場合にはハンドクリームなどでも対応できることがありますが、傷になってしまっているような場合にはそれだけでは治らないことも多いです。
ダメージが深刻な場合には医薬品として販売されているあかぎれ用の薬などを使いましょう。余りにも状態がひどければ皮膚科で見てもらうという事も必要です。
指先に乾燥によってできた傷があると水仕事などもしづらくなります。水に強く、指の曲げ伸ばしにも対応するような絆創膏なども販売されていますので、そういった物を利用してガードしていくとよいでしょう。
水絆創膏というものも市販されています。透明な接着剤のような形で、傷口をカバーすることで水仕事がしやすくなるという形のものです。作業の支障になりにくく目立ちにくいので、目立たせたくないけれど傷口を保護したいときにお勧めのアイテムと言えます。
指先の乾燥が進む原因と対策
空気自体が乾燥しているという事も指先を乾燥させる原因ではありますが、他に様々な原因があって乾燥がより進んでしまうということがあります。できるだけ刺激を受けないようにすることが乾燥を進ませないようにするためのポイントです。
水仕事をするときにはゴムやビニールなどの手袋で直接水に触れることを防いでいきましょう。刺激を抑えやすくなります。特に寒い時期はお湯を使うことが多いですが、その際に手の水分が蒸発し乾燥につながることがあるので気を付けましょう。
外を歩くときも、冷たく乾燥した空気に手をさらし続けると刺激になりますので、手袋などをしておくのがおすすめです。
指先の乾燥がひどくなる前に予防を始めよう
乾燥が進みひどくなってからの対策では、効果も出にくいですし、指を使う動きをすることも大変になります。涼しくなってきたと感じた段階から、指先のケアについてもしっかり行っていきましょう。
日常的に取り入れやすい方法としては、ハンドクリームをきちんと塗りこんでおくということが挙げられます。手の甲だけではなく、指先もしっかりマッサージしながら塗りこみましょう。マッサージすることで血行も良くなるので肌の状態をより良く保つことが出来ます。
入浴後の保湿が効果的
特に入浴後などはしっかりクリームなどを使ってケアしていきましょう。皮膚が温まっていることで表面の水分が蒸発しやすくなっていますから、普段の状態よりも乾燥が進みやすくなっているためです。時間が経つと表面の水分が奪われてしまいますから、入浴後にすぐ塗ることが出来るようにハンドクリームを用意しておくのがおすすめです。
指先の乾燥は日々のケアが肝心
空気が乾燥してしまう事は避けられないものですが、そこから自分の肌を守っていくことは可能です。顔などのスキンケアと同様に、指先のケアも気を配っていきましょう。様々なシーンで乾燥は始まってしまいますから、自分の肌に合ったハンドクリームなどを探して利用していくことが必要です。毎日の生活の中でケアを続けていきましょう。